【エレン屋】

カランカラーン♪

アルミン「いらっしゃい！」

クリスタ「こんにちわー」

ユミル「ふーん…なかなか品揃えの良さそうな店じゃねーか」

アルミン「どんなエレンをお求めですか？」

クリスタ「えーとね…」

ユミル「どうする？カタログから選ぶか？」

クリスタ「欲しいエレンならもう決まってるよ」

クリスタ「シOタエレンで！」

アルミン「シOタエレンですか、他に何か要望は？」

クリスタ「あざとい感じのでお願いします！」

アルミン「かしこまりました、では、少々お待ちください…」

クリスタ「はーい」

ユミル「またシOタかよ…この前買ったのもシOタじゃなかったか？」

クリスタ「うん、シOタエレン可愛い」

ユミル「お前ちっこい癖におねシOタプレイ大好きなんだよな」

クリスタ「ちっこいは余計だよ！」

ユミル「ごめんごめんww」

クリスタ「まったくもう…」

ユミル「おっ、来たみたいだぜ」

アルミン「お客様、お待たせいたしました。こちらが当店のご自慢のシOタエレンです」

シOタエレン「…」オドオド

クリスタ「キャー！小さくて可愛いー！」

ユミル「店内で騒ぐなよ…（シOタか…なかなかイイかも…）」

アルミン「ほら、ちゃんと挨拶して…」

シOタエレン「…」コクッ

シOタエレン「僕、一生懸命がんばりますんで、よろしくお願いします！」ペコッ

クリスタ（可愛い…）

ユミル（あざとい…）

アルミン「刺されないよう取扱には注意してくださいねー」

クリスタ「はーい」

クリスタ（ぐへへ…どういう風に可愛がってあげようかな…）

ユミル「ふーん…シOタも案外悪くないかもしれねーな…」

クリスタ「でしょ？ ユミルはどんなエレンを買うの？」

ユミル「うーん…私はやっぱりアレかなぁ～」ニヤァ

クリスタ「アレってまさか…」

ユミル「すみませーん！この店ってエレン♀置いてますかー？」

クリスタ（やっぱり…）ハァ

アルミン「はーい、今日入荷したばかりですよー」

ユミル「おお、ついてるぜ」

ユミル「エレン♀1匹お願いしまーす」

アルミン「かしこまりました、では少々お待ちください…」

クリスタ「……」

クリスタ「ユミルは相変わらずレOだね」

ユミル「ん？わりーかよ、好きなんだら仕方ないだろ」

クリスタ「女体化なんて邪道だよ」

ユミル「へっ、エレン♀の良さがわからないようじゃ、まだまだクリスタもお子ちゃまだな」

クリスタ「ふんっ…ユミルの意地悪！」

ユミル「ははは！怒ってるクリスタも可愛いぞ」

クリスタ「むぅ…」

アルミン「お客様…お待たせいたしました」ガラガラガラ

クリスタ（エレンが台車に拘束されて運ばれてる…）

エレン♀「もがっ…離せ！…俺は売り物じゃねーぞ！」ゴソゴソ

ユミル「おっ、なかなか生きがいいな」

アルミン「お客様、このエレンは見ての通り躾がまだすんでいないので少し反抗的なところがありますがよろしいですか？」

ユミル「へっへっへ…ちょっと反抗的な方がこっちもいろいろとやりがいがありますよ」

アルミン「それはよかった、枷と首輪はサービスしときますね」

ユミル「おっ、ありがたい」

クリスタ「よかったね」

アルミン「他に何かお求めのエレンはありますか？」

クリスタ「え…じゃあ訓練兵エレンを…」

ユミル「クリスタ！あんまり無駄遣いするなよ」

クリスタ「わ、わかってるよ…」

ユミル「と、言うわけで会計お願いしまーす」

アルミン「2点お買い上げで5450円になります」

ユミル「はいよ」チャリンチャリーン

やすっ！

クリスタ「会計も済んだしもう帰ろっか？」

ユミル「そうだな、行くぞエレン！」グイッ！

エレン♀「キャッ…い、いきなり首輪引っ張んなよ！首が痛いだろ！」

クリスタ「もう…ユミルったら…私たちも行こう？」

シOタエレン「…うん」ギュッ…

クリスタ「やっぱり可愛いなぁ…」デレデレ

クリスタ「今ここで少しつまみ食いしちゃおっかなぁ…」

シOタエレン「…」ビクッ…

ユミル「おーい、クリスタ！早くしないと置いてくぞ～」

クリスタ「わわっ、ごめんユミル、今行くね！」タタッ

アルミン「ありがとうございましたー！」

カランカラーン♪

アルミン「ふぅ…やっぱりライナー屋さんからエレン屋さんに転職して正解だったな」

アルミン「エレンは女性層に人気があるからエレン屋さんって職業なだけで僕までモテモテさ」

アルミン「ライナー屋さんやってた頃はよくホ〇に追い回されてたっけな…」

アルミン「…」

カランカラーン♪

アルミン（あっ、お客様だ！仕事仕事っと…）

アルミン「いらっしゃい！」

アルミン「どんなエレンをお求めですか？」

アニ「訓練兵エレンは置いているかい？」

アルミン「はい、取り扱ってますよ」

アニ「…！！（エレン屋さん6件目でようやく見つかった！諦めなくてよかった！！）」

アニ「じゃ、じゃあ訓練兵エレンを3匹お願い！！」

アニ（とりあえず保存、観賞、使用に3匹欲しいところ…）

アルミン「訓練兵エレンは人気商品なのでお一人様1匹までとさせていただきます」

アニ「そ、そう…じゃあ1匹で…」シュン

アルミン「かしこまりました。では少々お待ちください…」

今日はここまでにします

アニ「はーい」

～数分後

アルミン「お待たせいたしました、こちらの商品でよろしいですか？」

訓練兵エレン「…」ムスッ

アルミン「…ほらっ、しっかり挨拶しなきゃだめだよ？このお客様はお前のご主人様になるかもしれないお方なんだから…」

訓練兵エレン「…」

訓練兵エレン「…ふん！」プイッ

アルミン「…」ハァ…

アルミン「すみません…この子はちょっと反抗的な子でして…一応躾のカリキュラムは全て終了した個体なんですが…」

アニ「いや、別にいいよ」

アニ「訓練兵エレンは今どこ行っても売り切れてるからね」

アニ「買えるだけで満足さ」

アルミン「申し訳ございません…」

アルミン「お詫びと言ってはなんですがこれを差し上げます」

アニ「これは…媚薬？」

アルミン「はい、ご使用の際に少々反抗的な態度を取られても、これを使えば大人しくなるでしょう」

アニ「ふーん…まあタダってなら貰っとくよ」

アニ「それじゃあ会計よろしく」

アルミン「一品お買い上げで2600円となります」

アニ「はいよ」チャリンチャリーン

アルミン「他に何かお求めのエレンはありますか？」

アニ「いや、もういい」

アニ（良い買い物ができた、ここは穴場だな…）

アニ「それじゃあそろそろ帰るか…」

アニ「ほらっ、行くよ！」グイッ

訓練兵エレン「なっ…いきなり引っ張んなよ！服が破れちゃうだろ！」

アニ「その反応イイ…！やっぱりエレンは少し反抗的な方が可愛い」

アルミン「ありがとうございましたー！」

カランカラーン♪

アルミン「はぁ…エレン屋さんの1番大変なところはたまに躾が完了していても言うことを聞かないイレギュラーが出てくることだね…」

アルミン「まぁちょっと生意気な方が可愛いって言うお客様も多いけどね」

カランカラーン♪

アルミン「おっと、次のお客様がきた」

アルミン「いらっしゃいませ！」

サシャ「どうもー！」

アルミン「どんなエレンをお求めですか？」

サシャ「うーん…とりあえずカタログ見せて貰っていいですか？」

アルミン「カタログですね？どうぞ」スッ…

アルミン「気に入ったエレンが見つかったら私に言ってください」

サシャ「はーい」

～数分後

サシャ「うーん…迷いますねぇ…」パラパラ…

アルミン「お客様、どうかいたしましたか？」

サシャ「う～ん…店長さん、コレとコレだとどっちのエレンが良いと思います？」

アルミン「監禁エレンと調査兵団エレンですか…どっちも一長一短ですね…」

サシャ「悩む～」

アルミン「お客様、では一度試食してみるのは如何ですか？」

サシャ「試食！？ いくら私が食いしん坊だからって流石にエレンは食べませんよ！！」

アルミン「ご、誤解ですよ！試食と言うのは…」

カクカクシカジカ…

サシャ「な～んだ…ビックリさせないでくださいよ…」

アルミン「申し訳ございません…」

サシャ「まったく…これからは注意してくださいね？」フー

アルミン（その表情なんかムカつく…）

アルミン「…では試食いたしますか？」

サシャ「はい、お願いします！」

アルミン「それではご指名のエレンを連れてきます、少々お待ちください…」

サシャ「わかりました」

～数分後

アルミン「お待たせいたしました、監禁エレンと調査兵団エレンです…」

サシャ「おっ、待ってました！」

監禁エレン「んー…！んー…！」ジタバタ

調査兵団エレン「よ、よろしくお願いします！」

サシャ「うっひょい！やっぱりカタログで見るより実物を見た方が良いですよねぇ～」

アルミン「それでは試食室にご案内します」

サシャ「はい、よろしくお願いします！」

【試食室】

監禁エレン「もがっ！むーむー！」ジタバタ

調査兵団エレン「うぅ…」

サシャ「…ベッドだけですか？もっと他に道具とかないんですか？」

アルミン「…申し訳ございません」

サシャ「あっ…いえいえ！別に良いですよ、タダなんですから！」

アルミン「そう言っていただけると恐縮です」

アルミン「それと、この部屋は完全防音ですので、どんなに激しくしても外に音は漏れません」

アルミン「あと商品をくれぐれも傷物にしないでくださいね、その時はお客様に弁償して貰いますので…」

サシャ「はい、わかってますよ！」

アルミン「それではごゆっくりどうぞ…」

…………………………

………………

サシャ「ふぅ…2人ともなかなか良かったですよ？」

監禁エレン「…」ピクピク

調査兵団エレン「オヨメニイケナイ…」

アルミン「どちらかをお買い上げいたしますか？」

サシャ「うーん…そうですねぇ…」

サシャ「両方ください！」

アルミン「両方…ですか？」

サシャ「いやー、試食して見たら両方欲しくなっちゃって…」

アルミン「はい、わかりました」

アルミン「2点お買い上げで6250円になります」

サシャ「はーい！」チャリンチャリーン

サシャ「また来ますねー！」

アルミン「ありがとうございましたー！」

カランカラーン♪

少しだけ再開します

ちなみにこれまで登場したエレン達の値段は

シOタ・2000\
♀・3500\
訓練兵・2500\
調査兵団・3000\
監禁・3000\

※品質によって値段が変わります

こんなもんです

アルミン「試食サービスを取り入れたのは正解だったな」

アルミン「これのお陰で店の利益が3割くらい上がったよ」

アルミン「部屋の後片付けが大変だけどね…」

カランカラーン♪

アルミン「お客様かな？」

アルミン「…あ！！」

「アルミン、久しぶりだね」

アルミン「ミカサ！」

ミカサ「…」ニコッ

アルミン「本当に久しぶりだね！待ってて、今お茶出すから」

ミカサ「別に気を使わなくていい、エレンの散歩ついでに寄っただけだから」

ミカサ「それよりどう？お店は繁盛してる？」

アルミン「お陰様で大繁盛さ」

ミカサ「ふーん…」シュン

アルミン「どうかしたかい？」

ミカサ「アルミンが成功するのは嬉しいことだけど…エレンがどこぞの女狐のおもちゃになってると思うと複雑な気持ちになる…」ハァ…

アルミン「こう言っちゃなんだけど、エレンは大人気だからね…ペットの関係から始まって結婚までこぎ着けた人も結構多いらしいよ？」

アルミン「僕の店でもエレン用ウェディングドレスを扱うようになったくらいだからね」

ミカサ「はぁ…」

ミカサ「最近では街中でエレンとイチャイチャしてるバカップルが増えすぎてる…これは由々しき自体…」

ミカサ「今日なんてあまりにも目障りだったから近くにいたライナーを投げ込んじゃった」

アルミン「ははは…ミカサは相変わらずだね…でも流石にそれはダメでしょ」

アルミン「投げ込んだのがライナーじゃなかったら警察沙汰だったよ？」

ミカサ「でもね…流石に街中で夜の対人格闘を始めた時は見るに耐えられなかったの…」

アルミン「あー…確かにそれは相手が悪いね…」

ミカサ「でしょ？アルミンならわかってくれると信じてた」

ミカサ「私も公共の場でエレンと交わりたい！！」

アルミン（うわぁ…ブレないなぁ…）

ミカサ「ああ…なんだかエレンが恋しくなってきた…」

ミカサ「寒い…この世界は残酷だ…」ウルウル

ミカサ「と、言うわけでエレン連れてきて、エレン屋さんでしょ？」

アルミン「…」

アルミン「君は今まで食べたエレンの数を覚えているかい？」

ミカサ「…？『それは何故人はエレンを愛すのか？』という話？」

アルミン「…」

アルミン「それに外でエレンを待たせてるんじゃなかったの…？」

ミカサ「あの娘はおりこうさんだから大丈夫」

アルミン（ダメだこりゃ…）

アルミン「はいはい…わかったよ」

アルミン「じゃあ改めて…」ゴホンッ！

アルミン「どんなエレンをお求めですか、お客様？」

ミカサ「とびっきり反抗的なやつ、躾なんていらない、まだ何者にも染まってないエレンが欲しい」

アルミン「…君は物好きだね」

ミカサ「褒め言葉として受け取っとく」

アルミン「それじゃあ少しだけ待っててね」

ミカサ「なるべく早くお願い」

アルミン「…努力するよ」

～数分後

アルミン「お待たせ～！」

エレン「むー！むー！」（こらー！きつく縛りすぎだろー！解放しろー！）ジタバタ

ミカサ「遅い！そしてエレン可愛い」

アルミン「ごめんごめん、縛り上げるのに時間がかかっちゃって」

ミカサ「別に縛らなくてもいいのに…」

アルミン「念のためさ」

エレン「んー！！むー…！」バタバタ

ミカサ「…エレンが苦しがってる！助けなきゃ！」

エレン「…！」（こ、この女…俺を助けてくれるのか！？）

ミカサ「あぁ…可哀想なエレン…今私が楽にしてあげるからね…」サワサワ…

エレン「…ん！？…ふぁ…///」（んなっ…！…ど、どこ触ってやがる…//）ビクッ

ミカサ「ふふっ…おっきくなってきた…」サワサワ…

エレン（く、くそ…縛られているから抵抗できない…）ビクンビクン

ミカサ「怖くないよ？大丈夫、とっても気持ちいいから…」ムギュウ

エレン「…んんんん！」ビクンビクン！

ミカサ「その反応最高…エレン可愛い…」ウットリ…

アルミン「ミカサ！流石に店内では自重してよ！」

ミカサ「ハッ…！私としたことが…」

エレン「…」（や、やっと解放された…）

ミカサ「アルミン、エレンの口枷を外してくれない？」

アルミン「はぁ…わかったよ」ガチャ…

エレン「む…ぷはぁっ！」ゼェゼェ

ミカサ「エレン大丈夫？辛くなかった？」

エレン「うるせぇ！お前なんか大っ嫌いだ！！」

ミカサ「そんなっ！！」ガーン

アルミン「こらこら…仮にもお前のご主人様になる人なんだから、もっと言葉に気を使って…」

エレン「この変態女が俺のご主人！？じ、冗談だろ…」

アルミン「まあ心中は察するよ」

ミカサ「エレンに嫌われた…この世界は残酷だ…」シクシク

アルミン「ミカサもさっさと立ち直ってよ」

ミカサ「ぐすん…わかった…」

ミカサ「エレン、あなたは私の新しい家族、さぁ、帰ろう…私たちの家に…」

エレン「絶対に嫌だ！！」

ミカサ「エレン…ワガママは良くない」

ミカサ「エレンが家族になってくれたら私は幸せ、あなたもきっと幸せになれる」

エレン「ふんっ、お前のことなんて知らねーよ！」プイッ

ミカサ（あ、今の仕草可愛い）

エレン「俺はお前がご主人様だなんて絶対認めないからな！」

ミカサ「ふふっ…大丈夫。後でじっくり身体に分からせてあげるから…」

エレン「…っ！」ゾクッ…

ミカサ（今回はどんな風に調教してあげよっかな…）ワクワク

ミカサ「それじゃあアルミン、会計よろしく」

アルミン「1点お買い上げ2000円になりまーす」

ミカサ「はーい」チャリンチャリーン

アルミン「ミカサ、家に帰ったら早速調教かい？」

ミカサ「うん」

アルミン「ならこれはサービスだ、受け取ってくれ」

ミカサ「あっ…！これは最新のエレン専用媚薬！」

アルミン「僕の店では躾が完璧じゃないエレンをご購入のお客様にオマケをつけることにしてるんだ」

ミカサ「ありがとうアルミン、このエレンを堕としたら真っ先に報告する！」

アルミン「ははっ！期待して待ってるよ」

アルミン「それより、外にエレンを待たせてるんじゃなかったのかい？」

ミカサ「あっ、そうだった、早く行かなきゃ…」

ミカサ「行こう、エレン」グイッ

エレン「いだだっ…お、下ろしやがれ！！」

アルミン（お姫様だっこ…）

ミカサ「ふふっ…照れちゃって…可愛い…」

ミカサ「じゃあね、アルミン！」

アルミン「うん、また後でね」

アルミン「ありがとうございましたー！」

カランカラーン♪

アルミン「ふぅ…嵐のような親友だった…」

アルミン「それにしても…エレンってそんなにいい物なんだろうか…？」

アルミン「……」

アルミン「こんど試してみようかな…」

完

オリジナルエレンはどうなんだ

なんとも、不思議な雰囲気だったな