リューク「さみしい交友関係だな」

月「うるさい。仕方ないからカードショップで戦うか」

リューク「じゃあ今の環境での禁止制限守らなくちゃいけねーな」

月「言われなくてもそのつもりだよリューク」

月「どれどれ。今の禁止制限一覧は・・・」

月「驚いたな。サイクロンが無制限じゃないか」

リューク「裂け目とコスモが破壊されて次元通用しないんじゃないのか？」

月「環境がわからないし初めは今使えないカードを使えるカードと入れ替えるよ」

リューク「ククク。まずは戦えるようにするわけだ」

月「完成した」

リューク「はやっ！」

月「まあ以前使ってたのを少しいじるだけだしね」

リューク「で、どうなったんだ？」

月「こんな感じかな？ストラク３つに少し足した感じだよ」


上級モンスター１０
邪帝３風帝２氷帝２サイドラ３

下級モンスター１０
生還者３偵察機３女戦士３ヘリオス

魔法１０
増援月の書大嵐サイク３裂け目３エネコン

罠１０
激流葬２奈落２ミラフォ神宣マクロ３異次元からの帰還

ショップ

月「さっそくショップにきたわけだが」

リューク「相変わらず熱気ですごい店だな。女いねぇし」

月「まあ仕方ないよ。さて誰とやとうかな」

L「月くん」

月「L!?どうしてこんなところにいるんだ！？」

L「私も趣味の一つや二つありますよ。大学生なら普通です」

月「いやお前氏んだだろ！！」

L「細かいことは気にしないでください。さあデュエルデュエル」

月「まあいい・・・」

リューク「いいのかよ！」

月＆L「じゃんけんぽん！」


-デュエル省略-


月「ガイウスでダイレクト」

L「ま、負けました」

リューク「はやっ」

月「L、僕の勝ちだ」ﾆﾀｧ

L「月くん、メインから次元なんてずるいですよ」

月「L。どうしてなにも行動しなかった？舐めプか？」

L「月くんのコスモで何もできなかったんです」

月「デッキを見せてくれないか？」

L「いいですよ。はい」

月「ラヴァルってデッキなのか。どういう動きなんだ？」

L「簡単に言うとですね。実質おろ埋５枚分みたいなカードで墓地を肥やして氏者蘇生５枚分みたいなカードで一気に蘇生してシンクロです」

リューク「チートデッキじゃねーか」

L「でも弱点も多いんですよ。結局月くんのマクロコスモスが破壊できないまま負けました」

月「シンクロってこの白いカードか」

L「はい。月くんは持ってないんですか？」

月「ああ。今日復帰したばかりなんだ」

L「そうですか。最近はエクストラデッキ、以前で言う融合デッキが必須みたいなんですよ」

L「EXデッキにシンクロ、融合、エクシーズモンスターを入れるんですよ。あ、エクシーズっていうのはこの黒いカードです」

リューク「アニメに出てたやつだな」

月「このエクシーズとシンクロはどうやってだすんだ？」

L「シンクロはチューナー＋チューナー以外のモンスターの☆の合計と同じ☆のシンクロが出せます」

月「魔法のいらない儀式モンスターみたいな感じか」

L「そんな感じです」

L「この黒いカードがエクシーズです」

月「☆が左よりだな」

L「これはレベルでは無くランクといわれます」

L「ランク４のエクシーズを出したいときはレベル４のモンスター２体を用意します」

L「そしてそれらを重ねてその上にエクシーズを出します。」

月「エクシーズの素材になったモンスターはどうなるんだ？」

L「素材になったモンスターはエクシーズモンスターの効果を使う上でのコストになります」

L「コストを使う際に外して墓地に送ります。魔力カウンターみたいなものと思ってくれていいかもしれませんね」

月「ランク３を出したいときはレベル３２体を重ねてその上に出すというわけだ」

L「はい。ちなみにその時クリッターとかを素材にしたとして効果は発動しないので注意してください」

月「フィールドから墓地に送られるわけではないのか」

L「はい」

月「なるほど。よくわかったよ」

L「月くんのデッキなんかはシンクロよりもエクシーズの方があっているかもしれませんね」

月「僕はまだ復帰したばかりだからチューナーも持ってないからそうかもしれない」

L「今回はマクロコスモスのせいで負けてしまいましたが他のデッキ相手にはこう上手くはいきませんよ」

月「そうかもな。僕のデッキは一昔前だ。新しいカードへの対策が何もない」

L「月くんのデッキ見せてもらってもいいですか？」

月「ああ。なんなら改造してもらっても構わない」

L「どれどれ」

月「どうかな？」

L「相手の動きを止められるカードが少ない感じがしますね」

月「そうか」

L「あと今の環境なら風帝は抜いちゃっていいかもしれませんね」

月「代わりに入れるカードはどういっカードがいいだろう？」

L「そうですね。今回は私が改造してあげましょう」

月「ありがとうL」

L「それじゃあこれから言うカードを今から買ってきてください」

月「わかった」

上級モンスター８
邪帝３氷帝２サイドラ３

下級モンスター１２
ライオウ３フォトスラ生還者３偵察機３女戦士ヘリオス

魔法７
蘇生増援月の書サイク２ナイショ２

罠１４
激流葬２警告２奈落２神宣マクロ３スタロ３帰還

EX１０
カタストル、スタダ３、希望皇ホープ２、ガチガチガンテツ２、キメラテックフォートレス

強化にかかった値段
ライオウ３＝400*3＝￥1200
フォトスラ＝\100
ナイショ２＝50*2＝\100
警告２＝400*2＝\800
スタロ２＝50*3＝\150
EX
カタストル＝￥50
スタダ２＝100*2＝\200
ホープ２＝100*2＝\200
ガチガチ２＝400*2＝\800
キメフォ＝\800

合計　\4400

>>44
剛健入って無いし金を賭けないがコンセプトなので安いスタロ３積みにしました

月「4400円か・・・結構かかったな」

L「そんなことないです。今回勝ったカードはいろんなデッキに使えますよ」

月「そうなのか」

L「はい。警告なんかはいわゆる汎用カードです。そしてEXはいろんなデッキで必要になります」

L「これである程度は闘えると思います。あとはほしいカードでも購入して強化してください」

月「恩に着るよL」

リューク「よかったなライト」

L「まあガチになれば帝なんて遅いカードいらないんですけどね。邪帝とか今時ありえないです」

月「・・・そうなのか。じゃあまたガチ同士で戦いたいな」

L「それではライトくんがうまくなったら私も本気でやらせてもらいましょう」

月「ああ。そのときはお手柔らかに頼むよ」

L「その時はマッチで戦いましょう」

月「ああ。じゃあまた」

夜神家

月「ただいまー」

幸子「御帰りライト」

粧裕「あーお兄ちゃんおかえり！」

月「ただいま」ｽﾀｽﾀ

粧裕「お兄ちゃん？」

月「ﾊﾞﾀﾝ」

粧裕「部屋に行っちゃった・・・」

月の部屋

月「・・・」

リューク「おいライト。なんで粧裕無視するんだよ」

月「・・・」

リューク「ライト？」

月「・・・」

月「くそ！！やられた！！」

リューク「ライト？」

月「Lめ・・・負けた癖に僕にアドバイスだって！？それに僕の使ってきた次元帝を馬鹿にするなど！！」

月「勝ったのは僕だ！こぬぉ！！ぼぉくぅだ！！！！」

リューク「・・・」

月「僕もこのデッキをガチにする。かける金は惜しまない」

月「必須カードは買い集め、サイドデッキも作り」

月「そしてLを潰す！」

その後僕はカードにかける金は惜しまずにひたすらカードを集めた

環境も研究し昔から使い慣れた次元デッキを回しまくった

事故率軽減のため邪帝はデッキから抜けてしまったがお守りとして１枚だけ持っておくことにした

そして改良に改良をかさね、現環境における自分の中での最強デッキを組むまでに至った






数日後





L『お会いしたい』

月「というわけだリューク。３日後僕はLを倒す」

リューク「凄い自身だな」

月「ああ。僕の予想ではLは最強厨。おそらくガチ勝負で使ってくるのは甲虫装機だろう」

月「HEROを使うことも考えたがやはり僕は次元デッキを使うよ」

月「絶対勝てる」

リューク「そうか。もし負けたらお前の名前を俺のノートに書くことになるが」

月「上等だよリューク」

リューク「ククク」

３日後
昼13:00

月「じゃあはじめようか」

L「はい。ジャッジは総一郎さんにしてもらいます」

総一郎「ジャッジの朝日だ。よろしく」

月「お互いのデッキをカット&シャッフル」ｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶﾀﾞﾝ

L「それではお互い悔いのないように」

月「ああ。おたがい頑張ろう」

月＆L「じゃんけんぽん！」

月「よし。じゃんけんには勝てたよ。マッチ戦での先攻は嬉しいな」

月「それじゃあ始めるか。ドロー」

手札：マクロコスモス、スタロ、生還者、増援、月書、警告

月(まずまずの手札・・・）

月「うーん。カードを４枚セット」

月「そして異次元の生還者を召喚してターンエンドだ」

L「すみません。効果の確認いいですか？」

月「あぁ」

L「どうも。ありがとうございました」


月　LP8000 手札１
Ｌ　LP8000 手札５


[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][生][　][　]
[伏][伏][　][伏][伏]

L「ドロー。スタンバイメイン」

L「剛健を発動します」

カーD、リビデ、センチビート

月（予想通り！！）

月（クク・・・やはり僕の読み通り甲虫装機だ・・・L、やはり頭脳戦においては僕の方が常に上だ）

L「カーDにします」

L「２枚セット。そしてカーD召喚」

月（フッ。ここの召喚は通してやるよL・・・）

L「効果発動。２枚ドロー。ターンエンドです」

月　LP8000 手札１
Ｌ　LP8000 手札５


[　][伏][　][伏][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][生][　][　]
[伏][伏][　][伏][伏]

月「まいったなぁ。いきなり２ドローされちゃったか。やっぱ先手カーd」

L 「月君の番ですよ」

月「・・・ドロー。スタンバイメイン」

手札：増援、エアトス

月（エアトスか。保険が掛かったと考えられるか・・・）

月（どうせダンセルホーネットが通れば負け。ならばここは先に攻める！！）

月「とりあえず増援で生還者を手札に加えか。そして生還者を召喚する。通るか？」

L「はい」

月「召喚成功時だが・・・なにかあるか？」

月（激流葬が来たとしてもこっちにはマクロコスモスがある！！）

月（激流にマクロをチェーンすれば激流で破壊されるモンスター、つまり生還者エンドフェイズ時に帰還する。つまり激流は無駄撃ちになるんだ）

月（スタロもあるが・・・いずれ来る大嵐に温存しておいて損はない。2500打点はすぐに超えられるからな）

月（どちらにしろここで激流は使えないはず！つまりLは何もできない！どうだ！？）

L「何もありません」

月（フフフ・・・馬鹿が・・・）

月（L・・・僕は知っていた）

月（伏せカードが信頼できないこの環境。攻撃前に破壊されてしまう攻撃反応罠の採用は少ない）

月（とくに甲虫装機。回れば勝ちなデッキだ・・・罠もさぞ厳選しているだろう）

月（つまり、召喚さえ通ってしまえば攻撃は通るんだ）

月（そしてモンスターの維持さえできればダメージを与えるのも簡単・・・）

月（ふふふ・・・さあ大ダメージをくらうがいいL・・・）

月「そうだなぁ。生還者で攻撃しよう。通るかな？」

L「まんまと罠にかかりましたね月くん」

月「え？」

L「罠発動。聖なるバリアミラーフォース」

月（ば、馬鹿な！？）

L「月くん。私は月くんが次元、しかも次元ビートで来るのは予想していましたよ」

月「なんで・・・」

L「プライドの高い月君が基本スペックの高い次元ラギアを選ぶとは思えなかったんです」

月（馬鹿な・・・？それだけでただの予想だけでミラフォを積むなんて・・・）

L「まあ、正直言うと月くんがデッキを作るところを監視カメラで見させていただきました」

月（なにっ！？）

L「つまり、月くんのデッキへの対策も万全ということです」

L「そして、相手のデッキが低速デッキならミラーフォースも入ります」

月「はは。まったく、ひどいじゃないか竜崎」

月（くそっ・・・どうする？僕のデッキがわかってるだと！？）

月（そうなるとサイクロンが３積みされている可能性がある・・・）

月（くそっ・・・永続罠であるマクロは発動できない・・・！）

月（使うならスタロか・・・しかし残りの伏せカードが警告の可能性も・・・）

月（いや、サイクは３枚、警告は２枚。ここはスタロだ・・・）

月「いやーまいったなぁ。ここはスタロかな」

L「すみません警告です」

月「うぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！！！！！！！！！！！！」

月（やられた・・・警告はカウンター罠！コスモではチェーンできない・・・！生還者は氏ぬ・・・）

月（そしてエアトスの召喚条件を満たせなくなってしまった・・・！）

L「どうかしましたか月くん？」

月「な、なんでもないよ・・・」

L「ちなみにさっき言った監視カメラは嘘です」

月（!?）

L「だからメインからサイクロン３積みなんてしてません。騙すような真似してすみません」

月「は、はは・・・これは一本取られちゃったかな」

月（クソ・・・Lめ・・・！！！！）

リューク（ククククク・・・！）


月　LP8000 手札１
Ｌ　LP6000 手札５


[　][警][　][ミ][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][伏][　][ス][伏]

月「することないしターンエンドかな」

月（僕の伏せは月書と警告があるからダンセルは防げる・・・だがこの伏せでは大嵐は防げない・・・）

L「ドローします。スタンバイメイン」

L「・・・ダンセルを召喚します。通りますか？」

月（月書か警告か・・・止められるカードは２つ・・・）

月（しかし僕の手札にモンスターが無い以上月の書を使ったところで返しのターンに倒すことはできない）

月（ならば使うのは警告・・・）

月「それ通しちゃったらやばいなぁ・・・うーん。警告を使おうかな」

L「まあ予想通りなんですけどね」

月（くっ負け惜しみを・・・！）

L「では１枚伏せてターンエンドです」


月　LP6000 手札１
Ｌ　LP6000 手札４


[　][　][　][伏][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][伏][　][　][　]

月（さっきダンセルを召喚したということは手札にホーネットがいるということ・・・）

月（まずい・・・このままではいずれ負ける・・・）

月（デッキパワーでは圧倒的に劣るんだ・・・相手が動く前にダメージを与えて勝つしかない・・・）

月「ドロー！！」

手札：エアトス　エアトス

月（クソっ！！！）

月「ターンエンドかな」


月　LP6000 手札２
Ｌ　LP6000 手札４


[　][　][　][伏][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][伏][　][　][　]

L「ではドローします。スタンバイメイン」

L「そうですね。じゃあ終末を召喚します。召喚が通るなら効果発動したいのですが」

月（ここでマクロを打つこともできるが・・・相手の手札にはホーネットがあることはさっきのダンセル召喚からもわかる）

月（ここで撃ったところで甲虫装機の動きが止められるわけでもない・・・）

月（Lの言葉は信用できない・・・サイク３積みの可能性もまだ捨てきれない・・・）

月（ならばここはサイクから月書を守るためにもブラフもかねてマクロは温存するべきか・・・）

月「大丈夫。効果にチェーンは無いよ」

L「それでは効果でホーネットを墓地に落とします」

月（２体目のホーネット・・・？どういうことだ・・・？）

L「すみません月くん」

月「？」

L「実は私、手札にホーネット持ってないんです」

月「なにを言ってるんだ竜崎。だってさっきダンセルを召喚してただろ？」

L「なにか罠を踏むのわかりきってたから様子見に行ったんです。そして案の定警告を踏みました」

月（L・・・今更はったりか・・・？しかしこのはったりのメリットは一体・・・？）

L「それではここで伏せカードをオープンします」

月（伏せカード・・・なんだ・・・？）

L「罠発動。リビングデッドの呼び声です」

月「！？」

L「勿論蘇生するのはダンセルです」

月（やられた・・・）

月（こいつ・・・初めから墓地からの蘇生を狙っていたのか・・・！）

L「通りますね？それでは特殊召喚します」

月（通したら負ける・・・月書を撃つしかない・・・）

月「じゃあ月書かな。効果防がれると負けてしまうしね」

L「はい。まあ仕方ないですね」

L「ではバトルフェイズ。終末でダイレクトアタック」

月（くっ！このままでは・・・！）

L「ターンエンド」


月　LP4600 手札２
Ｌ　LP6000 手札４


[　][　][　][リ][　]
[　][　][終][裏][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][月][　][　][　]

月（ここで攻撃力1800以上が引けなければ負ける）

月（大丈夫・・・僕になら引ける・・・全国共通模試一位の僕なら・・・）

月「ドロー！」

手札：エアトス　エアトス　エアトス

月「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」

L「どうしました月くん」

月「な、何もないよ。ターンエンドだ・・・」

月（まだだ・・・まだあきらめるな・・・マクロコスモスもまだ残ってる・・・）

月（手札にトラゴーズ、フェーダー、ヴェーラーがあるように見せかけろ・・・）

月（大丈夫・・・僕にならできる・・・）


月　LP4600 手札３
Ｌ　LP6000 手札４


[　][　][　][リ][　]
[　][　][終][裏][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][　][　][　][　]

L「ドロー。スタンバイメイン。それではダンセルを反転召喚」

L「ダンセル効果。ホーネット装備」

月「通ります」

L「ダンセル効果」

月（今だ！）

月「じゃあチェーンかな。マクロコスモスだ」

L「すみません、実はサイク３積みなんです」

月「！？」

L「手札からサイク発動でマクロ破壊で」

月（うわあああああああああああああああああああああ）

L「ドロー。スタンバイメイン。それではダンセルを反転召喚」

L「ダンセル効果。ホーネット装備」

月「通ります」

L「ダンセル効果」

月（今だ！）

月「じゃあチェーンかな。マクロコスモスだ」

L「すみません、実はサイク３積みなんです」

月「！？」

L「手札からサイク発動でマクロ破壊で」

月（うわあああああああああああああああああああああ）

L「ではダンセル効果でセンチビートをデッキから特殊召喚」

L「ホーネット効果でリビデ破壊。センチ効果で墓地のホーネット装備」

L「1400＋2100＋1000で攻撃が通れば私の勝ちですね」

L「低い方から順に攻撃で」

月「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！！！！」



13:35
月　LP　0

L「私の勝ちですね」

月「まだだ・・・まだ一戦目を落としただけだ！！サイドチェンジすればまだ可能性はある！！」

月「次こそは僕が勝つ！！ぶぉくが！！勝つ！！！」

L「そうですか。できるものならどうぞ」

月「くっ・・・」

月（サイドチェンジ・・・どうしたものか・・・）


月のサイド

グアイバ３スノーマン２モグラ大嵐サイク宮廷のしきたり２暗闇ミラー３幽閉連鎖除外

月（エアトスとマクロは全く役に立たなかった。僕に勝利を持たらなさなかったA級戦犯だ。絶対抜いてやる）

月（効果を防ぐなら暗闇ミラーが手っ取り早い・・・）

月（２戦目で次元割るためにサイクを増やしてくるか・・・）

月（相手が後攻だということを考えても大嵐の投入は固い。こっちもスタロは抜けない）

月（ならマクロの代わりの永続カードを入れてもいいか・・・しかしスペースがな・・・）

月（終末、キラトマの可能性もあるしグアイバラギアもいいか・・・ラギア強いし）

月（次は先攻ということを考えて連鎖除外も積みたいが・・・ダンセルだけではメタ狭いは狭いか・・・いやしかし・・・）

月「決まりました」


in
グアイバ３暗闇ミラー３連鎖除外

out
マクロ３エアトス３サイク

月「おい竜崎。こっちのサイドチェンジは終わったぞ」

L「すみません。あともう少し」ﾁﾗﾁﾗ

月「おい。竜崎」

L「わかりましたすみません。チェンジ終わりました」

月「よし。次の試合だ。次こそは僕が勝つ」

総一郎「それでは２戦目を開始します」

L「まあ当然先攻かと思いますがどちらにしますか？」

月「当然負け先で」

L「そうですか」ﾁﾗﾁﾗ

月＆L「デュエル！」

13:37

月「先攻ドロー」

手札：グアイバ　スタロ　月書　剛健　激流　激流

月（勝った！！この手札・・・確実に勝てる！！）

月「スタンバイメイン。手札から剛健発動」

L「すみません。効果確認いいですか？」

月（なんだこいつ・・・？）

月「ああ。もちろん」

L「すみません。わかりました。ありがとうございます」

月「じゃあ上から３枚めくるぞ」

L「待ってください。チェーンするかどうか考えさせてください」

月（剛健にチェーン？一体なんだ・・・？）

リューク「クククククククククク」

L「はい。チェーンはしません。効果処理どうぞ」

めくれたカード　グアイバ　神宣　奈落

月「神宣で」

L「すみません。効果確認いいですか？」

月「え？神宣の効果か？」

L「その３枚のカード全部の効果確認させてください」

月「ああ・・・別にかまわないが・・・」

L「ありがとうございます」

リューク「クククククククククク」

月（L・・・何を考えている・・・？）

L（ｼﾞﾛｼﾞﾛ・・・）

月（効果確認・・・やけに長いな・・・）

リューク「クククククククククククククク」

月（にしてもどうしたんだリューク・・・今日はやけにクが多いぞ）

リューク「クククククククククククククク」

月（リューク・・・？）

L「ところで朝日さん。試合を初めてから何分立ちますか？」

総一郎「39分20秒です」

L「そうですか」

月「なんだ？」

L「いえなにも。どうぞ続けてください」

月「・・・カードを５枚セットしてターンエンド」

L「メインフェイズの優先権放棄を確認してないですよね？」

月「あ、はい。じゃあメインフェイズ終了。優先権を放棄します」

L「そちらのメインフェイズの終了時に・・・やっぱなにも無いです。すみません」

月「・・・ターンエンド」

L「エンドフェイズの優先権放棄を確認してないのですが」

月「わかった。エンドフェイズ。優先権をほうｋ」

L「35、36、37、38、39・・・」

月「え？」

L「40」

L「月くん。まんまと罠にかかりましたね」

月（なんだ？何をしたんだ・・・？）

L「たった今デュエルの制限時間40分を超えました。エクストラデュエルに突入します」

月「エクストラデュエル・・・？」


エクストラデュエル

効果処理時間も含めた制限時間の40分を超えた場合に発生する特殊ルール。
タイムオーバー時のターンプレイヤーのターンを0ターン目としてそこから3ターンデュエルを行う
3ターン後ライフポイントが多かったプレイヤーがそのデュエルの勝者となる。
決まらなかった場合、そのまま続行しライフが変動した瞬間、多い方がそのデュエルの勝者となる

L「つまり、ここからはライフの変動した方が不利な特殊デュエルなのです」

月「そんな・・・」

L「せっかく神宣を手にしたのに残念でしたね」

月（まずい・・・いやまて・・・逆に考えれば・・・ライフさえ超えれば・・・）

L「ライフさえ多ければいい・・・という考えは間違ってます」

L「私が狙っていたのは初めからたった一つ。エクストラデュエルで勝利することだったんです」

月「まさか・・・お前がさっきのデュエル中ずっと僕と無駄話していたのも・・・！」

月「本当目的はハッタリでは無く・・・デュエル時間を稼ぐため・・・！」

L「はい」

L「そして先ほどのサイドチェンジ。私は15枚のカード入れ替えを行いました」

L「私が先ほど入れ替えたサイドカードを同じサイドデッキがここにあります。どうぞ見てください」

月「こ、これは・・・！」


フェーダー３かかし３ゼロガードナー３ヴァリー３猛毒薬３

月（やられた・・・Lは最初からこの最終系をイメージし、サイドを作っていたのか・・・）

L「あなたに勝利の道は無い。私の勝ちです」

月「まだだ・・・」

L「？」

月「時間が残っている限り、僕は戦う。そして必ずこのマッチを勝利して見せる！」

月「僕は最後まであきらめない！！勝つのは僕だ！！」

L「できるものならどうぞ」

月「ターンエンド」

0ターン目終了


月　LP8000 手札１
Ｌ　LP8000 手札５

[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][伏][伏][伏][伏]

L「ドロー。３枚セット。ターンエンド」

月（何もせずエンド・・・）

月（次のターン・・・何かカードを引けなければ負ける・・・）

1ターン目終了


月　LP8000 手札１
Ｌ　LP8000 手札３

[　][伏][伏][伏][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][伏][伏][伏][伏]

L「ドロー。３枚セット。ターンエンド」

月（何もせずエンド・・・）

月（次のターン・・・何かカードを引けなければ負ける・・・）

1ターン目終了


月　LP8000 手札１
Ｌ　LP8000 手札３

[　][伏][伏][伏][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[伏][伏][伏][伏][伏]

月「ドロー・・・」

月「・・・」

月「ふ、ふふ・・・ククク・・・」

L「・・・どうしました？」

月「ふふふふふふふふ・・・」

月「あはははははははははははははははははははははははははははは」

月「L！！時間切れによるマッチ勝利を狙ってたみたいだが・・・残念だったな」

L「まさか・・・この状況を打開するカードを引いたのか・・・？」

L（いや・・・このターンとは限らない・・・罠を引いて次のターンに発動ということも）

月「L・・・残念だがこのゲーム・・・」

月「このターンに決着が決まる！！！」

L「何だ・・・何を引いたというんだ・・・」

月「俺の引いたカードは・・・」

月「自分の目で見るといい」

L（なんだ・・・何を引いた・・・？）ﾍﾟﾗ

手札

グアイバ　エアトス

月「今僕のサイドは14枚しかない。だからデッキの枚数は41枚となっている」

月「つまり反則だ」

月「だがお前も今僕の手札を見た。それも反則」

月「これが何を意味するか。L。お前ならわかるな？」

L「まさか・・・」

L（まさか・・・こいつの狙いは・・・！？）

月「ｼﾞｬｯｼﾞｰ。こういう場合、この試合はどう処理すればいいだろう？」

総一郎「いや、普通にお前の負けだろ」

月「え」

総一郎「いや、お前の負け」

月「え」

総一郎「この勝負！2-0でLの勝利！！！！」

月「僕が・・・負け・・・？」

L「・・・」

リューク「さてと。ライト、約束の時間だ」

リューク『夜神ﾈ 』ｶｷｶｷ

月「！！」

月「や、やめろリューク！！！」ﾀﾞﾀﾞｯ

ﾄﾞｻｯ

リューク「残念だがライト。お前では俺に触れられない」

月「リュークぅ・・・！」

リューク「デュエルで負けたときの約束、覚えてるよな？」

月「・・・！」



月『絶対勝てる』

リューク『そうか。もし負けたらお前の名前を俺のノートに書くことになるが』

月『上等だよリューク』

リューク『ククク』

月「やめろ！！氏にたくない！！」

リューク「悪いが約束は約束だ。諦めろ」

月「氏にたくない！！たかがカードで氏にたくない！！」

総一郎「たかがカードだと！？人の趣味をたかがなどと馬鹿にするな！！」

月「父さん！」

総一郎「私はそんな息子に育てた覚えはない。そんな息子はいらない。ここで氏ね」

月「父さん！！」

リューク「書き終わったぞ」

『夜神月』

月「あと40秒で氏ぬ・・・」

リューク「さよならだライト」

月「どうせ氏ぬなら・・・最後に勝ちたい・・・」

リューク「！？」

月「頼む！！勝たせてくれ！！」

リューク「しかたねぇなぁ」


夜神月　転落氏
この世のものとは思えない素晴らしい運命力でデュエルに勝利して氏亡

月「時間がない。デュエルだ」

L「私はもういいです」

総一郎「ならば私が」

月「こい！父さん！」




デュエル！！！！

エピローグ

月「ドロー」

手札　大嵐　ブラックホール　剛健　エアトス　エアトス　エアトス

月（この手札・・・1KILLできる・・・流石デスノート。最強の手札だ）

月「剛健発動」

めくれたカード
サイク　サイク　サイク

月（くそ・・・大嵐があるのに・・・）

月「サイクを選択。ターンエンド」

月　LP8000 手札６
父　LP8000 手札５

[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]

総一郎「私のターンドロー。」

総一郎「六武衆の結束を発動。影武者を召喚。キザンを特殊召喚。結束で２ドロー」

総一郎「シンクロ召喚、パルキオン。ダイレクトアタックだ」

月「くっ・・・！」

総一郎「そうだな・・・５枚セットしてターンエンドだ」

月（くそ！ガン伏せ・・・やられた・・・！）


月　LP5500 手札６
父　LP8000 手札０

[伏][伏][伏][伏][伏]
[　][　][パ][　][　]
[　][　][　][　][　]
[　][　][　][　][　]

月「ドロー！」

手札　大嵐　ブラックホール　エアトス　エアトス　エアトス　サイク


月「とりあえずサイクロン。真ん中のカード」

総一郎「くっ・・・神宣だ」

月（神宣・・・ならば・・・）

月「大嵐発動」

総一郎「通ってしまう！神宣があれば・・・！」

月「これは・・・」

ドローしたカードはなんだ？

月（ブラックホールが通ればエアトス３体とさっきひいた生還者の攻撃で１KILL・・・）

月（今の僕ならいける！！）

月「ブラホ発動。パルキ破壊で」

総一郎「く・・・」

月「エアトスエアトスエアトス生還者召喚」

月「攻撃」

総一郎「ば、ばかな・・・！！！」

総一郎　LP0

>>342
ごめん。生還者。書き忘れた

月「勝った・・・」

リューク「見事なデュエルだったぞライト」

月「ああ。もう満足だ」

リューク「デュエリストらしいいい散り様じゃないか」

月「ありがとうリューク」

月「しかし転落氏って・・・ここ1階だが・・・どうやって転落するんだ？」

リューク「ああ。そのことか」

総一郎「ああ。そのことか月。これをみなさい」

月「さっき僕が大嵐で破壊したカード・・・」

門　結束　スタロ　蘇生

月「これって・・・」

総一郎「実はわざとお前を勝たせた。実はさっきの返しのターン私は勝っていたのだ」

リューク「つまり、総一郎が本気で回してたらお前は逆に1KILLされて負けてたってことだ」

月「う、う、・・・・」

月「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

ドクン

月「ｼﾞ、・・・」

月「ｼﾞｬｯ・・・ｼﾞｨ・・・」


完

マッチ戦はやっぱ大変すぎますね。シングル安定でした
次元帝を使ってた人なら今は少しだけ復帰しやすいかもです。

支援ありがとうございました。