はえ～

(´・ω・`)「じゃあ本日最後の講義、『減圧症』についてだよ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「なんか出来心で海行きたいとか言ってたらこんなことになってたンゴねぇ」

(´・ω・`)「予備知識は大事だからね、仕方ないね。さて、圧力がかかると気体が液体に溶けやすくなることはもう知ってると思うけど、溶けた気体はその後どうなると思う？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「？そのまんまやないのか？」

(´・ω・`)「圧力がかかり続けてればね。でも実際に潜りっぱなしってのはありえない。いつかは上がってこないとボンベが空になっちゃうよ。圧力が抜ければ溶けていた気体もわき出てくるんだ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「それが問題なんか？」

(´・ω・`)「そうだよ。血液への空気の出入り口はどこ？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「そら、肺やろ」

(´・ω・`)「そう、肺しかないんだ。でも血液は全身を回ってるでしょ？溶けた空気が血管の中で気化するのが『減圧症』」

彡(ﾟ)(ﾟ)「……」

(´・ω・`)「症状としては関節痛、息切れ・胸の痛み、放置すれば骨の組織壊死を招くことも……」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ﾋｪｯ……」

(´・ω・`)「だからダイビングは時間を守って少しずつ浮上しないといけないんだよ。国内では西伊豆でスクーバダイビングを楽しんだあと、関東へ帰るために箱根を越えて発症するケースが多く報告されてるよ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「海の中から山の上という急激な圧力低下のためやな」

9：2017/09/07(木)21:11:01 Qps