1:2017/01/14(土)09:47:07
時期は中忍試験まえぐらい


カカシ「依頼とは、また急ですね火影様」

火影「うむ、じゃが難易度はD以下じゃ さほどきにすることもあるまい」

カカシ「では三人を呼んできます」

火影「頼んだぞ」


3:2017/01/14(土)09:50:56 aWk
ナルト「まーた任務かだってばよ?」

サクラ「コラ!!ナルト火影様の前でなんてこと」

サスケ「フン」

カカシ「それで依頼とは?」

火影「忍術学園からの依頼での敵国の情報等の情報を手にいれろとのことじゃ」

カカシ「それだけで?」

火影「ただし、こちらがわの秘密を晒すわけにはいかん、チャクラの使用は厳禁じゃ」
5:2017/01/14(土)09:55:19 aWk
ナルト「チャクラつかっちゃダメなのかよ!?」

火影「そういうことだ」

カカシ「わかりました」

サスケ「チャクラの使えない忍者がいるなんてな、一般人と変わらんだろ」

サクラ「でも相手はれっきとした国なんですよね?私たちだけでも大丈夫なんですか?火影様」

火影「ほっほ、おぬしらならうまくやれると思っとるからこの任務を与えたんじゃ、猫探し程度で満足できるような器じゃない者が二人ほどおるしな」
6:2017/01/14(土)09:58:36 aWk
翌日


あ ん の扉

カカシ「集合時間1分前……」

サスケ「あのうすらトンカチ……」

サクラ「カカシ先生、ナルトは置いて行きましょ」

内なるサクラ「しゃーんなろ!!サスケくんと二人きりで任務でメルヘンゲーット!!!」

タタタタタタ

ナルト「いやー、遅れちまったってばよ」

カカシ「いやー、よかった このまま遅れたらカカシ班から除名するところだった」

ナルト「じ、冗談キツイってばよ……」
8:2017/01/14(土)10:00:09 wUL
忍術学園は意外とレベルが高い連中ばかりだよな
9:2017/01/14(土)10:04:00 aWk
数日後

忍術学園前


カカシ「着いたぞ~」

サスケ「ここか」

サクラ「随分立派な建物ね」

ナルト「そんなことはどうでもいいってばよ」

カカシ「そう急かすな」

トントン

カカシ「すみません、木の葉隠れ里からきました」


ギギギギギ

小松田「はーい、あっ話しは伺ってますー、すみません一応こちらにサインをお願いしますね」

ナルト「ハイハイハイ!!サインなら俺のを!!」

カカシ「はたけカカシっと」カキカキ

ナルト「あっー!!ズルいってばよ!!」

カカシ「あのねぇ、サインって言ってもこれは大事なものなの遊びで書くものじゃないの」
10:2017/01/14(土)10:08:19 aWk
小松田「では学園長のところまでご案内致します」

ーーーーー

学園長「いやはや、木の葉隠れ里から来てくださるとは嬉しい限りですな」

カカシ「すこしでもお力になればと」

学園長「任務は、最近敵国のドクタマに新たな忍が来たと情報を得ましてな」

カカシ「なるほど」

学園長「できるならばこちらで何とかしたいのじゃが、忍たまを、育てるの手一杯で」

カカシ「話しは分かりましたではすぐにでも」
11:2017/01/14(土)10:15:36 aWk
ナルト「忍たまってなんだってばよ」

サクラ「バカナルト!!話の腰をおんじゃないわよ」

サスケ「……」

学園長「よろしい、折角じゃ見ていきなさい」

カカシ「よろしいのですか?」

学園長「新しい物に触れるというのはそれだけ貴重な体験ということじゃ」

ーーーー

1年は組


山田先生「えー、急にだが木の葉隠れ里から先生と生徒がきたと先程学園長から聞いてこの教室を見学するこになった」

「木の葉隠れ里?」

「しらねー」

「おいしんべぇ寝てる場合じゃねーぞ」

「zzzzzzz」

山田先生「静かにせんかー!!!」
12:2017/01/14(土)10:18:58 aWk
山田先生「ごほん、では早速入ってもらおう」

ススッ

「おー」

「派手な格好」

「女の子もいるぞ」

カカシ「はたけカカシです」

サクラ「春野サクラです」

サスケ「うちはサスケだ」

ナルト「うずまきナルトだってばよ!!」


ガヤガヤ ガヤガヤ ワァワァワァワァ

山田先生「静かにしろといっとるだろがー!!」
13:2017/01/14(土)10:22:37 aWk
山田先生「すみませんな、うちの組は元気だけが取り柄でして」

カカシ「いえいえ、元気があることはいいことですよ」

山田先生「そう言ってくださると助かる……」

カカシ「(苦労人みたいだなぁ……)」

山田先生「これから手裏剣の実技を行う予定なのですが いかがですかな」

カカシ「コイツらにもいい刺激になるかもしれません、ぜひ」
14:2017/01/14(土)10:26:26 aWk
実技広場

山田先生「これより手裏剣の実技を行う、狙うまとはあそこにある的を狙え」

「「「はーい」」」

山田先生「では開始!!」


ナルト「なんだ、忍たまっていっても大したことないってばよ」

サスケ「同意見だな、こんなことなら一人で修行したほうがいくらかましだったな」

サクラ「ナルト!!サスケくん!!」

カカシ「(まぁ忍者なりたてとはいえ、あのザブザ達を退けた後だから……退屈に感じるのは仕方ないか……)」
15:2017/01/14(土)10:28:17 aWk
「えいっ」スカッ

「やっ」ポロー

「そーれ」ドスッ

山田先生「コラー!!乱太郎!!きり丸!!しんべぇ!!もっと真面目にやらんか!!」

「「「えーだってー」」」

山田先生「だってもヘチマもなーい!!」
16:2017/01/14(土)10:29:39 mrk
あぁ、忍術学園だからまだアカデミーレベルなんだよな
17:2017/01/14(土)10:31:06 aWk
ナルト「プププー俺より下手くそだってばよ」

サクラ「失礼でしょうが」

サスケ「……」目ソラシー

カカシ「はぁ……」
18:2017/01/14(土)10:36:31 aWk
???「ハッハハハ」

「「「あっ、滝夜叉丸先輩だ」」」

滝夜叉丸「相変わらずは組は間抜けだな」

ナルト「なんかキャラが濃いのが出てきたってばよ」

サクラ「なんかナルシストぽーい」

サスケ「……」

滝夜叉丸「そう、私が平滝夜叉丸だ!!私の相棒輪子があればこの遠距離など容易い」シュッ

シュッ

キーン

滝夜叉丸「なにっ!?」


サスケ「さすがに退屈で仕方ない、おいお前俺のあそび相手になってくれよ」
19:2017/01/14(土)10:38:59 aWk
滝夜叉丸「貴様!!よくも私の輪子を打ち落としてくれたな!!」

サスケ「いつまでアカデミー以下の授業を見なきゃならない、おれはこんなとこをいつまでもしてる暇はないんだ」

サクラ「サスケくん……」

内なるサクラ「行けー!!サスケくん!!」

カカシ「おいサスケやめろ」

ナルト「サスケの野郎!サクラちゃんの目の前で……」
21:2017/01/14(土)10:44:45 aWk
カカシ「いい加減にしないか」ガシッ

サスケ「くっ……」

カカシ「すみません、山田先生」

山田先生「いえ、こちらこそ」

滝夜叉丸「いいだろう勝負してやる」

山田先生「こ、こら!!」

滝夜叉丸「私は学園一の忍たまです、そこらへんの訳のわからん奴等に負ける気などありません、なぁ輪子……」

ナルト「なんか鳥肌たってきたってばよ……」

サクラ「ナルシストもあそこまでいくとすごいわね……」

サスケ「ほう、学園一の実力者か」スッ

カカシ「止められそうにない……か……」

カカシ「いいかサスケ、チャクラの使用は厳禁だってことを忘れるなよ」ボソッ

サスケ「こんな奴、チャクラを使うまでもない」
22:2017/01/14(土)10:48:07 aWk
「えー、お弁当はいかがですかー!!ジュース、アイスも売ってるよー」

「きりちゃんもう商売してる……」

「でも滝夜叉丸先輩も負けられないよね……」


ーーーーーー

滝夜叉丸「勝負はこうだ、このマトに当てたらどんどん距離を取って、最終的に離れた距離を競うこれでどうだ!!」

サスケ「さっさと始めろ」


サクラ「キャー!!サスケくん!!がんばってー!!」

ナルト「ケッ」
23:2017/01/14(土)10:50:25 aWk
滝夜叉丸「ふふん、この輪子と友にならこの距離余裕さ」シュッ カツーン

「おー!!」

「さすが滝夜叉丸先輩」

「カッコイイー」


滝夜叉丸「さぁ、どんどん私を誉めよ!!崇めよ!!はーっはははは」


サスケ「……」テクテクテク


滝夜叉丸「おいおい、いきなり私より倍の距離から投げる気か?そんなんで当たるわけが」

サスケ「っ!!」シュッ カツーン
24:2017/01/14(土)10:52:49 aWk
「スゲェ!!ド真ん中!!」

「マジかよ」

「あっちのほうがすごいのか!?」


滝夜叉丸「ぐぬぬ……」

サスケ「どうした?学園一の実力者なんだろ?」

滝夜叉丸「いいだろう、本気を出させてもらうぞ」ススススススス
25:2017/01/14(土)10:55:41 aWk
滝夜叉丸「たりゃぁぁぁぁぁ」ヒュン


サスケ「……」シュッ


カツーン カツーン

滝夜叉丸「な、なにぃ……輪子のわっかの部分を狙ってド真ん中だと……」

サスケ「勝負ありだな」

「うぉぉぉぉぉぉ!!」

「なんだよいまの!」

「カッコイイ!!」
26:2017/01/14(土)10:57:29 aWk
ナルト「完全に俺たち蚊帳のそとだってばよ……」

カカシ「そういうなナルト」

ヘムヘム「ヘームヘムヘム」ゴーン

山田先生「これにて授業終わり片付けー」
27:2017/01/14(土)11:04:35 aWk
学園長「いやはや、素晴らしい実力ですな」

カカシ「こちらこそ粗相をしでかして申し訳ない」

学園長「面白いものを見せてもらいましたし構わんよ」

学園長「さて話しは変わるが……」

カカシ「依頼の件ですね」

学園長「なんでも人を操る忍者が雇われたらしい」

カカシ「幻術使いですか?」

学園長「わからん……気をつけてくだされよ」

カカシ「わかりました、では」

サスケ「やっと開始か?」

ナルト「待ちくたびれたぜー!よっしゃ!!やってやるってばよ」

サクラ「私も一員として負けられないわよ!!」

内なるサクラ「そしてサスケくんと……メルヘンゲーット!!」
28:2017/01/14(土)11:09:29 aWk
八宝菜「ダーハハハ、さすが操りの先生次々と来る敵を気絶させるとは素晴らしい」

「+>#.+>>#」

忍「言葉が通じてないように感じますが……」

八宝菜「気にすることはないこれでにっくき忍術学園を……グフフぐぁーはっはは……あレレレ」ドーン

八宝菜「だ、だれか起こしてくれー!!」

忍「一日一回はコレをやるんだからおい、手伝ってくれ」

「+@#∥%∥」
29:2017/01/14(土)11:15:08 aWk
ドクタケ城

カカシ「あれが、ドクタケ城らしいな」

サクラ「本当に城ね」

ナルト「スゲーってばよ」

サスケ「んで、どうするんだ?」

カカシ「たまには忍者らしく忍具を使って侵入してみようか」ドサッ

サクラ「どこにもってたのカカシ先生……」

カカシ「忍たるもの準備は忘れずにだよ」
30:2017/01/14(土)11:21:40 aWk
ヒュン ヒュン ヒュン カチャ グッ グッ

ナルト「カカシ先生ーかかったってばよー」

カカシ「よしこの綱を落とすなよー」 ヨジヨジ

ーーーーー

屋根裏


カカシ「ここから、見れるみたいだな」

ナルト「なんかやってるぞ?」

サクラ「なにかしら?」

サスケ「……」


八宝菜「さぁ先生お願いします」

敵忍「嫌だー!!離せー!!」

「・∥^>@@」もわぁ

敵忍「くさっ……」ガクッ

八宝菜「さすが先生!!またしても気絶を」

忍「操りの先生って聞いたはずなんだけどな……これじゃ情報を得られないんじゃ……」

ーーーーーー

カカシ「あれは……」

サクラ「どうみても」

ナルト「オナラだってばよ……」

サスケ「ハァ……」
31:2017/01/14(土)11:29:27 aWk
カカシ「どうやら、操りの忍って情報はデマでただのオナラ使いってことだな」

ナルト「下らねぇってばよ……」

サクラ「なんだか受けた人が可哀想……」

サスケ「さっさと帰るぞ、こんな任務で時間をロスするのが勿体無い」


ーーーーー

忍術学園

学園長「なんと、ドクタケの忍ではなく、オナラ使いと……」

カカシ「私の目からみても、幻術や忍具を使ってるようには見えませんでしたし、そこまで危険視する必要性はないかと」

学園長「うーむ、いったいどこで情報が違ったのか……」

カカシ「では私達はこれにて」

学園長「すまなかったなこんなしょうもない任務を頼んでしまって」

カカシ「いえいえ、では」

ーーーーー

帰路

カカシ「やはりD以下の任務だとこんなものか」

ナルト「こんなんじゃやった気にならないってばよ」

サクラ「まだ、里の雑用やったほうがましよ」

サスケ「そろそろ中忍試験のことも考えないとな」

カカシ「そうだ、お前らに中忍試験の事は里に帰ってからな」

三人「はーい」



おわり