頷いた、その顔を見ることができなかった。
ぼくは、
俯いたまま、背を向けたまま、
ドアが閉まる音を、全身で聴いた。
ドアが閉じる。それは、
終わりの音。
あれからぼくはずっと、
世界から遮断されているような気持ちでいる。
ずっと、
ずぅっと、ぼくは、
ぼくは見えない膜に包まれていて、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・息ができないんだ。
頷いた、その顔を見ることができなかった。
ぼくは、
俯いたまま、背を向けたまま、
ドアが閉まる音を、全身で聴いた。
ドアが閉じる。それは、
終わりの音。
あれからぼくはずっと、
世界から遮断されているような気持ちでいる。
ずっと、
ずぅっと、ぼくは、
ぼくは見えない膜に包まれていて、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・息ができないんだ。