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「子どもに金融教育が必要」は97%=金融教育にまつわる意識調査-400F「オカネコ」調べ

2024年08月07日 08時15分

(出所)「オカネコ 金融教育にまつわる意識調査」(出所)「オカネコ 金融教育にまつわる意識調査」(クリックで表示)
(出所)「オカネコ 金融教育にまつわる意識調査」(出所)「オカネコ 金融教育にまつわる意識調査」(クリックで表示)

 国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(本社東京、中村仁社長)は、「オカネコ 金融教育にまつわる意識調査」をまとめた。この中で「子どもへの金融教育は必要だと感じるか」を尋ねたところ、「必要」とする回答は97.1%を占めた。調査は7月上旬に全国の「オカネコ」ユーザー877人に実施した。

◆「金融・経済の仕組み」が1位

 子どもに学んでほしい金融教育のテーマについては、小学生から大学生までは「金融・経済の仕組み」が1位だった。社会人については「資産形成」がトップになった。また、高校生から社会人では3位に「ライフプランニング」が入った。

 これについてオカネコでは「社会に出る前に『金融・経済の仕組み』を学び、社会人になってお金を稼ぐようになってから『資産形成』を実践してほしいという意向がうかがえる」と指摘。さらに、ライフプランニングについては「子どもの教育費やライフイベントによるお金の変化が大きくなる中で、親自身が必要性を強く感じているのだろう」と分析している。

◆大人も6割が、資産形成の勉強中

(出所)「オカネコ 金融教育にまつわる意識調査」(出所)「オカネコ 金融教育にまつわる意識調査」(クリックで表示)
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 調査の中で、「現在、資産形成のための情報収集・勉強しているか」と質問したところ、59%が「はい」と回答した。

 内容については「動画視聴(YouTube等)」(52.6%)、「オンライン記事」(48.5%)、「書籍・参考書」(34.6%)が上位を占めた。

◆オカネコとは

 家計診断・相談サービス「オカネコ」は、スマートフォンから居住地や年齢、年収、家族構成など20問程度の質問に答えるだけで、同じエリア・同じ世帯構成の人と比較し、ユーザーの家計状況を診断してくれる。その後、お金のプロから複数のアドバイスコメントが届くので、気に入ったコメントがあれば、チャットやオンライン面談などで、自分のペースで家計相談ができる。

 

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