パリ・テロ被害者に群がるストーカー
- 2016/11/13
- 20:53
11月13日です。パリ同時多発テロ犠牲者の一周忌です。あの日の死者は、Bataclanバタクラン劇場だけで89名。重軽傷を負った人、数百名。無差別襲撃の現場から命からがら逃れ得た人たちが、その後ずっと、ストーカーの群れに悩まされています。正確に言い直すと・・・事件の現場から自力で逃れた男たちが、ストーカー女の大群に付き纏われて酷(ひど)く困っています。付き纏う女たちには恋愛妄想があるのだ、としか考えられません。フ...
再発
- 2014/07/11
- 02:01
ストーカー・シリーズ、最終篇です(今のところは・・・)。 一時休止ぱったりB子の音沙汰が無くなりました。郵便物は全て送り返されるし押しかけて行っても戸も開けてもらえないと理解したようです。あるいは、「逮捕」や「措置入院」の威しが効いたのかもしれません。翌年も、翌々年も・・・郵便物も届かず、無言電話も無く、食事時に押し掛けて来ることも無く・・・平穏な日が続きました。でも、「いつまた突然押しかけて来るか...
110番
- 2014/07/10
- 00:47
ストーカー・シリーズも終わりに近づきました。今日は、第七篇です。 郵便物をまとめて「受け取り拒否」この件は、ストーカー規制法が成立した年ですから、2003年のはずです。F爺の帰省する時期を見計らったらしく、七月初めごろからまた(母宛てではなく)F爺宛ての封書が連日届くようになっていました。一計を案じました。郵便局に電話してみます。郵便物に「受け取り拒否」の付箋を付けて送り返すのは原則として届いてすぐに限る...
監視される
- 2014/07/08
- 00:43
ストーカー・シリーズ、第六篇です。 妄想悪化B子の封書の内容は、「自分の望むように奇跡的に事が運べばよい」という「未来のこととして描く妄想」に加えて、「過去の出来事を自分の望むように改変する妄想」をも含むようになりました。前篇の「竹箒で追い払われた」体験を完全脚色して書いてよこしました。相も変わらず誤字脱字だらけですが、要約するとほぼ次のようになります。「昨日は、親しくお話できて嬉しかったわーん。...
押し掛け
- 2014/07/05
- 02:04
ストーカー・シリーズ、第五篇。 押し掛けそのまた翌年のある日の正午。帰省先で、これから昼食という時に玄関のチャイムが鳴りました。誰も食事に招待した憶えはありません。母が玄関に出向きました。F爺に会いたいと言うB子でした。「少々お待ちください」と言って戻って来た母は、涙声です。「ああぁぁ、『いない』って言えば良かった。どうしよう。ごめんね、うううっ」仕方がありません。F爺が玄関に出ます。「ここは、お前...
「神様の罰(ばち)」
- 2014/07/03
- 00:35
ストーカー・シリーズ、第四篇です。 またまた手紙翌年の夏、帰省してみると、ストーカーのB子から往復葉書が届いていました。「○月○日の○時に□□の休憩所で会いましょう」「□□」は、帰省先の近くにある郊外型総合スーパーマーケットの名前です。どうしてまた、そんな騒がしく殺風景な場所で会うことを望んだのでしょうか。それに、「来てください」ならともかく、「会いましょう」には呆れるほかありません。現実から完全に乖離し...
講演会の後で
- 2014/07/01
- 00:53
ストーカー・シリーズを続けます。今日は、第三篇です。 講演会翌年、F爺は、また秋田市の別の某所で講演をしました。講演の後、太めの中年過ぎの女がF爺の前に現れました。封書を差し出して「これ、読んでください」初めて見る顔でしたが、そうした会場には知らない人がたくさんいるのが当然ですから、特に警戒はせずに封書を受け取りました。女は、言葉を続けます。「私、去年、手紙、出しました。返事、もらっていません」《居...