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    2018年1月、リヴァプールが当時サウサンプトンに所属していた28歳と契約した際、移籍金は高額すぎると多くの識者が断言していた。しかし、試合を支配するこのディフェンダーに支払った7500万ポンド(約104億円)は、破格の値段だった。

    テクニックとフィジカルを完璧に併せ持ち、異彩を放ちながらもエレガントなプレーを常に見せる。このオランダ人センターバックの加入によって、脆弱なリヴァプールのDF陣は世界最高のバックラインへと変貌をとげた。

    昨シーズン、ファン・ダイクをドリブルで抜くことができた選手は一人もいなかった。ソン・フンミンやハリー・ケインを完封したその対人戦の強さをもって、チャンピオンズリーグ(CL)ファイナルではマン・オブ・ザ・マッチを受賞。その功績を大きく称え、『Goal 50』2019年男子ベストプレイヤーに認定する。

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    W杯決勝後、メーガン・ラピノーはあらゆる授賞式の記念撮影でポーズをとっていた。ゴールデン・ブーツ、ゴールデン・ボール、そしてもちろん、W杯トロフィーだ。これはとてつもないことである。

    34歳のラピノーは夏に行われたUSWNTで6ゴール3アシストを記録。2018年終盤のCONCACAFチャンピオンシップでも優勝を果たした。

    昨シーズンのNWSLでも王座に立った。彼女は7ゴール6アシストの活躍でチームの決勝進出に貢献。こうしたラピノーのステータスは、彼女がフットボール以外の重要な話題でも注目を集める。そして、彼女自身それを楽しんでいるように思える。ラピノーが果たした2019年の数多くの成功、そのリストにいま『Goal 50』が加わることになる。

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    “メッシ時代の終焉”はまだ訪れない。このアルゼンチン人のプレーはこれまで以上に完璧なものとなってきている。

    昨季はCL得点ランキングトップをひた走り、二度目のヨーロッパ・ゴールデンシューも受賞。リーガ王者バルセロナでの34試合で36ゴールと驚異的なパフォーマンスを披露した。背番号10を背負う彼が攻撃をスタートさせれば、それは確実にゴールへと終着する。

    全コンペティションをあわせて、メッシ以上に得点している欧州リーグの選手はいない(51得点)。さらに言えば、アシスト数でも右に出るものはいない(19アシスト)。彼はまさに、サッカー界史上最も偉大なタレントの一人なのだ。

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    リヨンで1部リーグ、フランス杯、そしてUEFA女子チャンピオンズリーグで3冠を成し遂げた昨シーズンは、ルーシー・ブロンズにとって最高のものとなった。

    フランスで戦う彼女はイングランド代表でもワールドクラスのパフォーマンスを見せ、代表チームをワールドカップベスト4に導いた。ディフェンダーながらノルウェー戦ではゴールを記録し、シルバーゴールを受賞している。

    代表監督であるフィル・ネヴィルは毎週のように、28歳のブロンズこそが世界最高の選手だと繰り返していたが、その理由はこの活躍から明らかだろう。

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    昨シーズンはキャリアハイのゴール数に届かなかった。それでも、2018-19シーズンは素晴らしいシーズンだったと言えるだろう。12カ月前のCL決勝、肩の負傷で涙ながらにピッチを後にした男は、そのリベンジの物語を完結させた。

    キエフで負った負傷が原因でレアル・マドリーに優勝の歓喜を譲ってから1年。このエジプト人は開始たった2分で獲得したPKを冷静に決め、リヴァプールを14年ぶり6度目のCL優勝に導いた。

    “レッズ”がマンチェスター・シティとの史上最高の優勝争いを繰り広げた昨シーズン、このウインガーは22ゴールを記録。2シーズン連続で得点王に輝いた。「不調に喘いでいる」とシーズン序盤から揶揄してきた人々を一笑している。

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    今回のGoal 50が評価する期間中、サム・カーはクラブとオーストラリア代表で計43試合に出場し、41得点8アシストを記録した。

    彼女にとって初のワールドカップで3ゴールを記録し、国内のWリーグでは17ゴールを決めて得点王になるなど、パース・グローリーの2位に貢献した。

    母国からNWSLのシカゴ・レッドスターズに移籍してわずか数か月後には、2018シーズンのベストイレブンに選出される活躍を見せた。彼女以上に信頼できるストライカーは他にいない。

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    イングランドとスペインのサッカー界を制圧した「CR7」。2018年夏のレアル・マドリー退団は衝撃そのものであったが、今度はイタリアに旋風を巻き起こしている。

    このポルトガル人スーパースターは、昨シーズン21ゴール8アシストを記録。“ビアンコネリ(ユヴェントスの愛称)”を8シーズン連続のスクデットに導いた。初挑戦の守備の国イタリアでもその偉大な得点能力は衰えず、セリエAの年間最優秀選手に輝いている。

    ユーヴェのCL制覇は潰えてしまったが、C・ロナウドは最大限のパフォーマンスを披露した。チームのノックアウトステージ全ゴールを1人で叩き出したのだ。その中にはラウンド16、アトレティコ・マドリー戦のセカンドレグで見せたファンタスティックなハットトリックも含まれている。さらに、34歳のストライカーはポルトガルをUEFAネーションズリーグ初代王者に導いている。

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    まだ24歳ではあるものの、すでに恐ろしい選手だ。ディビジョン1の5連覇、クープ・ドゥ・フランスは5年で4回目の優勝、さらに女子CLでも5連覇を成し遂げた。

    彼女は数々のトロフィーとともに、多くのゴールを決めてきた。リーグでは20得点に加え11アシスト、欧州大会でも7ゴールを決めている。

    ノルウェー代表でプレーしないという彼女の決断には意見が分かれるところだが、そうした議論をよそに2018年の彼女のパフォーマンスは陰りを知らず、初のバロンドール獲得を成し遂げた。

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    フットボール界で最も注目されるアタッカー陣の中でも特に重要な存在であり続けているこのリヴァプールのウインガーが、世界屈指のタレントであることは誰もが認めるところである。

    このセネガル人は昨シーズン、“レッズ”が苦境に陥った時に必ずチームを救った。その結果、キャリアハイとなる22ゴールを挙げ、プレミアリーグ得点王をサラーやオーバメヤンと分け合った。

    CL準決勝ではバルセロナ相手の奇跡の逆転劇の立役者となり、大会通算4ゴールを記録。決勝ではPKを獲得し、リヴァプールを優勝に導いている。そして夏のアフリカネーションズカップでは、その3倍のゴールを挙げてセネガルをファイナルに導いた。

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    デンマークがワールドカップ出場を逃したこと自体大きな失敗だが、これによりパーミル・ハーダーのようなタレントが大舞台でプレーする機会をつぶしたことはまた大きな損失だった。

    昨年、所属するヴォルブスブルクではブンデスリーガ21試合に出場し、18ゴール10アシストを記録。カップ戦でも5試合で5得点の活躍で、チームの2冠に貢献した。

    CLでは準々決勝でのちに優勝するリヨンに敗れたが、ハーダーはこの大会でも得点王に輝いた。この活躍で、シーズンベストイレブンに選出されたほか、UEFA女子年間最優秀選手賞も受賞している。

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    英国フットボール・ライターズ協会(FWA)選出のプレミアリーグ年間最優秀選手。マンチェスター・シティ指揮官ジョゼップ・グアルディオラの下で、ますます強力な選手になりつつある。

    イングランドの模範的な人物として頭角を現すほか、人種差別と戦うサッカー界の重要人物でもあるスターリング。疑いもなく昨季のイングランド史上初の国内3冠の立役者だ。まだ24歳の若きウインガーは25ゴールを挙げ、さらに15アシストを記録した。

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    今シーズンのアマンディーヌ・アンリは、もう一度自身が世界最高のMFであることを証明した。

    W杯ではあらゆる面で彼女が輝きを放った。2ゴール1アシスト、チャンス創出は9回。さらに17回中12回でタックル成功、空中戦は34回中25回で勝利、42度ボール奪取に成功している。

    リヨンでは3度目となる3冠を達成。リーグでは4ゴール4アシストを決め、CLでもシーズンのベストイレブンに選出されている。

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    昨夏ローマから当時のGK史上最高額で彼を獲得したユルゲン・クロップは、2018年CL決勝で信頼を裏切ったバックラインの“弱点(ロリス・カリウス)”をメンバーから落としてしまった。

    それから1年、アリソンは“レッズ”のキープレイヤーとなり、マドリードの地でトッテナムを完封。6度目のCL制覇を成し遂げた。それから4週間も経たないうちに、今度はセレソンの一員としてコパ・アメリカに参戦。決勝までの6試合で許した失点は、なんとたったの「1」。夢のような2019年を走り続けている。

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    ルーシー・ブロンズは「昨シーズン、世界最高の選手は誰だったと思う?」と問われ、迷うことなくこう答えた。

    「フットボールの才能と能力から言えば、ジェニファー・マロジャンね。彼女のような選手は滅多にいないし、彼女と比較できるのはケリー・スミスくらい。それくらい多くの才能を持っている選手よ」

    マロジャンはリヨン3冠のもう一人の立役者で、リーグ戦15試合で16ゴールに関与。バロンドールの候補に選ばれたほか、『FIFPRO』が選ぶベストイレブンにも選出された。

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    2018-19シーズンのCLノックアウトステージが始まる直前の1月、バルセロナはこのオランダ人MFの獲得に成功し、移籍交渉の腕前を見せつけた。

    このオランダ代表は、アヤックス在籍時のCLグループステージで既に十分すぎるほどの印象を残していたが、さらにチームを準決勝まで導き、世界最高クラスの若きMFと評価される理由を改めて見せつけた。特にサンティアゴ・ベルナベウでの対レアル・マドリー戦、4-1と圧倒したこの試合は、疑いようもなくデ・ヨング率いるアヤックスのハイライトであった。

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    2016年後半に深刻な敗血症に感染したものの、アビー・ダルケンパーは再び世界最高のセンターバックの一人になるために帰ってきた。

    26歳のダンケルパーはノース・カロライナ・カレッジの一員としてNWSLチャンピオンシップで優勝。また、CONCACAF選手権とワールドカップでは米国代表としてプレーし、NWSLとCONCACAF選手権ではベストイレブンに選ばれた。

    W杯でも決定的な仕事を果たし、チームメイトとともに何度も相手の決定機を阻止。彼女らの活躍で米国代表は7試合でわずか3失点しかしなかった。

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    理由はわからないが、彼はその見事なクオリティと運動量に見合った称賛をまだ受けていない。しかし、直近12カ月間の成果によって、このアタッキングMFが最高レベルの選手であることがはっきりしたはずだ。

    この25歳は初開催のネーションズリーグにおけるポルトガルの優勝に欠くことのできない存在であり、その功績から大会MVPに選出された。同じくイングランドでは、マンチェスター・シティの三連覇にも大きく貢献。シーズンMVPにも輝いている。

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    6月のカメルーン戦、オランダ代表の3ゴール目をフィフィアネ・ミーデマが決め、23歳の誕生日を1か月前に控えたこのタイミングで、代表の最多得点記録者となった。

    また、所属するアーセナルでは20試合で22得点10アシストを記録し、7年ぶりの優勝に貢献。完璧なシーズンを過ごした。

    W杯で決勝進出し、PFAでは最優秀選手に輝くなど、素晴らしい12か月となった。

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    W杯優勝メンバーの彼がまだ20歳という事実は恐怖すら感じる。つまりこのフランス代表は、今後10年で世界最高のアタッカーになることが約束されているということだ。

    ジェットがついているかのような俊足を誇るムバッペ。昨シーズンの全コンペティションで彼より多く得点に関与した選手はメッシだけである(70回)。ムバッペは39得点を挙げ、15アシストを記録。リーグ・アンでの3年連続タイトル、パリ・サンジェルマンでは2度目の戴冠を果たした。

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    リヨン主将ワンディ・ルナール以上に優れたセンターバックは、歴史上見てもそう多くはない。

    29歳のルナールはリーグ8ゴールを記録し、チームの3冠に貢献。CLのベストイレブンに名を連ね、2018年の『FIFPRO』ベストイレブンにも選出された

    彼女はまた、W杯の最初のゴールを記録。大会では4得点を決めた。さらにFIFAのベスト女子選手にもノミネートされている。

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    チェルシーでの昨シーズンは浮き沈みが激しかったが、エデン・アザールはスタンフォード・ブリッジにいた7年の間で最も実りのある一年を楽しんだ。全コンペティションで21ゴール17アシストを挙げ、夢であるレアル・マドリー移籍を果たしている。

    “ブルーズ”がプレミアリーグトップ4フィニッシュを果たせたのは、ひとえに彼のおかげだ。サポーターはこのベルギー代表ウインガーに感謝してもしきれないだろう。さらにEL決勝戦にも出場し、アーセナル相手に2ゴールを記録してMOMを獲得。欧州カップ戦タイトルをもたらした。

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    リヨン三冠の立役者の一人、ユージニー・ル・ソメは昨シーズン18試合で16ゴールを記録。CLでは6ゴールを決め、シーズンベストイレブンに選ばれた。

    母国フランス開催のW杯は負傷により欠場したのが、数少ないマイナスポイントだ。

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    弱冠20歳のオランダ代表DFの出世は、著しく早いものになった。昨シーズン、アヤックスをCLベスト4に導き、「世代に一人の才能」と評される実力を見せつけたのだ。

    力強さとエレガントさを兼ね備えた能力でアヤックスを国内2冠に導いたデ・リフト。このオランダ人センターバックはCL準々決勝で、自身の実力を対戦相手のユヴェントスに見せつけた。それが功を奏し、そのユヴェントスへと移籍を果たしている。

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    アメリカ代表において、今夏のW杯優勝でジュリー・エルツ以上に決定的な役割を果たした選手はいない。アメリカ代表が2018年にCONCACAF選手権で優勝したときにもゴールデン・ボールを受賞。その活躍から『FIFA The Best』にもノミネートされた。

    替えのきかない選手として昨シーズンはシカゴ・レッドスターズでも主力選手としてプレーし、NWSLのプレーオフ出場に導いた。

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    現代の偉大な点取り屋の1人である31歳は、グアルディオラの下で間違いなく異次元のレベルに到達した。

    このアルゼンチン人は全コンペティションで46試合に出場。32ゴールを叩き出し、マンチェスター・Cを歴史的な国内3冠に導いた。2月には、プレミアリーグ記録に並ぶ11度目のハットトリックも記録している。

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    昨シーズンの成績は常軌を逸した数字だ。ヴォルフスブルクで全33試合に出場し、14ゴール29アシストを記録。女子ブンデスリーガとDFBポカールの国内2冠に貢献した。

    ノルウェー代表としてW杯では準々決勝進出。大会では最もドリブルを成功させた。

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    イングランド上陸後は、長らく韓国でしか活躍できない状態が続いていた。しかし、このトッテナムFWは昨シーズンのCLでの功績によって、一躍世界のスーパースターとなった。

    この27歳は、2018-19の全コンペティションで20ゴールを獲得。ケガで離脱を強いられたケインの不在時には、スパーズ攻撃陣を何度も牽引した。最も印象的だったのは、マンチェスター・Cを破ったCL準々決勝での3得点だろう。

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    2015年のW杯優勝を逃したあと、今年ついに待ち望んでいたトロフィーをその手につかんだ。

    NWSLシールドでも優勝し、NWSLチャンピオンシップでは準優勝。リーグのMVPとベストイレブンにも輝いた。そして今夏には、ついにワールドクラスの一員にその名を連ねた。

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    2季連続でCL決勝戦に出場した史上最も若い選手となった21歳。この12カ月間で、世界最高峰の右サイドバックとしての評価を見事に確立した。

    2016年にデビューを果たしばかりだが、3シーズンでアンフィールドにおいて欠かせぬ存在に成長。昨シーズンのプレミアリーグでは、DF新記録となる12アシストを記録した。CL準決勝のバルセロナ戦で見せた巧みなコーナーキックは、今でも語り継がれる重要なシーンだ。

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    アーセナルのファン・デ・ドンクのような、純粋にスキルと創造性、粘り強さ、そしてガッツをあわせ持つ選手はそういない。

    昨年はガナーズの一員として11ゴール6アシスト。オランダ代表としてW杯でも出色のパフォーマンスを見せ、決勝進出の原動力となった。

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    このポーランド代表FWが31歳にしてキャリアの絶頂にいることは、大変驚くべきことだ。

    ゴールを量産し続ける彼は、成熟には程遠かった昨季のバイエルン・ミュンヘンを国内2冠に導いた。全コンペティションで47試合に出場し、40得点をマーク。大車輪の活躍で、ブンデスリーガの得点王に輝いた。さらに9つのアシストも記録していることから、これまでのゴールだけのレヴァンドフスキとは違った一面を見せていると言えるだろう。

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    ほとんどの選手にとって、足の骨折はシーズンをフイにする悲劇だ。だがキム・リトルは違った。

    シーズンわずか14試合出場ながら8ゴール6アシストを記録し、PFAベストイレブンに名を連ねた。さらにスコットランドを初のW杯出場に導き、自身もW杯初ゴールを記録している。

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    その献身性と創造性を常に発揮していたが、長らく正当な評価を受けてこなかった。しかし、昨季ようやくその評価を確固たるものにし、ビッグイヤーも獲得している。

    “モダンな9番”の典型というべきフィルミーノは、リヴァプールのCL制覇において中心的な役割を果たした。全てのコンペティションで16ゴール7アシストを記録。さらにそれだけでなく、ブラジル代表でも最前線に位置し、コパ・アメリカ制覇の立役者になった。

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    アレックス・モーガンのクラブと代表でのパフォーマンスはとても対照的だ。オーランド・プライドでの18-19シーズンは、9試合1ゴールにとどまった。その一方でアメリカ代表では25試合に出場し18ゴール4アシストをマークしている。

    W杯でも決定的なプレーを見せ、シルバーブーツのトロフィーを持ち帰った。

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    彼の『Goal 50』選出は初となるが、これから何度も姿を見せることになるだろう。昨年のサンチョは、ボルシア・ドルトムントでの最初のシーズンで猛威を奮った。

    マンチェスター・Cユースのスターだったサンチョは、昨シーズンのブンデスリーガで他の追随を許さないアシスト数(14)を記録。さらには自身も12ゴールを挙げた。この絶好調のウィンガーは、18歳にしてイングランド代表でも中心となっている。

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    クラブで素晴らしいシーズンを過ごしたアメル・マジリは、W杯でも左サイドバックとして輝きを放った。

    リヨンでは、リーグで10ゴール9アシストを記録して三冠に貢献。さらにCLでも4ゴールと3アシストの活躍を見せた。W杯では全選手中で最もチャンスを創出し、アシストランクも2位に入っている。

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    この28歳は“ロヒブランコ(アトレティコ・マドリーの愛称)”の一員として、全コンペティションで21ゴールを挙げ、ラ・リーガの得点ランク2位でシーズンを終えた。さらにフランス代表でも4得点。ネーションズリーグでドイツを破った2得点は強烈なインパクトを与えた。

    2018年夏にバルセロナからのオファーを断って残留。しかし、バルセロナは諦めずに今夏2度目のオファーを提示。スペインで最も巨大なクラブが再三彼にラブコールを送ったのは、昨季アトレティコとフランス代表で素晴らしいシーズンを送ったことが評価されたからだろう。

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    歴史上最高の選手の一人であることに疑いはない。彼女は今夏、男女合わせたW杯最多得点者という記録を新たに刻み、スピーチでは次世代に向けて素晴らしい言葉をつづった。

    ブラジルの魔術師と称されるマルタは、W杯でフランスに敗れるまでに2度ゴールネットを揺らし、クラブレベルでは低空飛行のチームの中で輝かしいプレーを披露。オーランド・プライドのベストプレーヤーだった。

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    アーセナルが移籍市場でクラブ最高額を叩き出している現状は、ポジティブに言っても「一長一短」だ。しかし、オーバメヤン獲得のためドルトムントに支払った5600万ポンド(約78億円)は、破格の一言である。

    プレミアリーグで初のフルシーズンだった昨季、このガボン代表は22ゴールを挙げ得点王を分け合った。さらにELでは8ゴールを挙げ、ガナーズを決勝に導いている。

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    “世界最高”という地位を2つ手にできる選手は滅多にいないが、クリスタル・ダンはそれをやってのけた。

    一つはNWSL選手権。この大会でダンはベストイレブンに選ばれた。米国代表ではCONCACAF選手権で優勝し、最高のレフトバックと称賛されただけでなく、W杯でも優勝を勝ち取った。

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    昨季は2度のケガによる離脱を余儀なくされたが、それでも40試合に出場。24回もボールをネットに突き刺した。これはケインのゴールゲッターとしての優れた才能を示す証拠である。

    この26歳が挙げたゴールによって、トッテナムはCLで決勝戦まで駒を進めることができた。また、プレミアリーグではアーセナルをリーグ5位に転落させた。イングランド代表の一員としてもプレーし、初開催のネーションズリーグで3位となった。

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    スペインでは女王杯、そしてコパ・カタルーニャで優勝、さらに国内リーグ、CL、W杯ではいずれも2位に輝いたこの1年は、リーケ・マルテンスにとって特別な年となった。

    W杯ではケガに苦しんだが、バルセロナではリーグ戦11ゴール7アシストを記録。欧州の舞台でもチーム初の決勝進出に貢献した。

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    サウサンプトンを離れてから1年も経たないうちに、タディッチはサンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーを打ち破った。その圧巻のパフォーマンスには、高名なフランス誌「レキップ」が10点満点中10点の評価をつけたほどだ。

    このセルビア人の昨シーズンは圧倒的であった。全てのコンペティションで38ゴールを記録。アヤックスを国内2冠に貢献し、CL準決勝にも導いた。蘇った30歳は、チャンスクリエイト数(37回)で他の追随を許さなかった。

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    エヴァ・パジョールは今シーズン大舞台で大爆発し、素晴らしいプレーを見せた。ヴォルフスブルクで19試合に出場して24ゴール。うち3ゴールは途中出場で決めたものだ。

    22歳にして今季はドイツのリーグとカップの2冠を達成。カップ戦でも2ゴールを決めたほか、CLでも2ゴールを記録している。

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    ジョルディ・アルバはアタッカーとして脅威を与えることができるが、ロバートソンよりも完璧な左サイドバックは世界中を探してもいないだろう。

    CL制覇の中心的役割を果たした25歳は、強固なディフェンダーであり、トップスピードでアップダウンを繰り返しながら精密なクロスを送るアタッカーでもある。昨シーズン、全コンペティションで13アシストを記録したことがその何よりの証拠だ。スコットランド代表でも主将を務めている。

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    ローズ・ラヴェルはW杯でほとんど無名の存在だった。だが米国代表として出場した2018年CONCACAF選手権では3ゴールを決めるなど高いパフォーマンスを発揮し、ジル・エリのチームの優勝に貢献した。

    準決勝イングランド戦で決めた決勝ゴールでブロンズボール賞を受賞。その名が広く知れ渡ることに。

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    絶好調の彼を見るのはいつも楽しいものだ。世界中のフットボールファンは昨シーズン、このアタッキングMFの好調ぶりに熱狂することができた。

    ドルトムントはあと少しのところでバイエルンを王座から引きずり下ろすことができなかったが、キャプテンであるロイスは17ゴール8アシストを記録。ブンデスリーガ1部のベストイレブンに選出された。

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    負傷の影響で、昨シーズンはバーミンガムでわずか8試合しか出場できず、エレン・ホワイトはW杯でもそれほど期待されていなかった。

    だがその8試合では6ゴールを決めただけでなく、W杯でも6ゴール。代表チームを準決勝に導いた。ブロンズブーツを受賞しただけでなく、イングランドの史上最多得点記録を更新した。

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    32歳を迎えたスアレスだが、まだまだ世界第一線のストライカーだ。昨シーズン、バルセロナで25ゴール10アシストを挙げたことがそれを示している。

    そのうち、クラシコで挙げた5ゴールが印象的だ。このウルグアイ人はカンプ・ノウでハットトリックを挙げて5-1の勝利に大きく貢献。さらには2月にベルナベウで2得点を挙げ、レアル・マドリーを3-0と粉砕。“ブラウグラナ”をリーガ制覇、コパ・デル・レイ決勝に導いた。

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    ジェニファー・エルモソは昨シーズン、アトレティコ・マドリーの3連覇に大きく貢献した。28試合で24得点4アシストをマークしている。

    このフォームを維持したままスペイン代表としてW杯に出場。準々決勝でアメリカ代表に敗れるまで、4試合で3得点を決めた。大会後、エルモソはバルセロナに移籍している。

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