ふぞ17流!事例Ⅳの勉強法!~経営分析編~

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みなさんこんにちは、たくです。(自己紹介はこちら

春先以降、保育園に行っている子供からほぼ毎回風邪をもらっています。運動して体力をつけねばと思いながら、何もせずに早数カ月…。疲れない運動があれば教えて下さい(笑)

さて、今日からは事例Ⅳにフォーカスを当てて、ふぞろいメンバーがどう事例Ⅳと向き合ったのか、そして「たく」がどんな取り組みをしたのかまとめました。ご参考になれば幸いです。

今回は経営分析について掘り下げていきます!

…さて、本題に入る前に重要なお知らせです!

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ふぞろい17メンバーは事例Ⅳとどう向き合ったのか?

苦手だと答える受験生が圧倒的に多い事例Ⅳ。
ふぞろいメンバーはどうだったのか?アンケートを基に紐解いてみましょう。

不得意なメンバーは、事例Ⅳに多くの勉強時間を割いていたようです。苦手を苦手のままで終わらせないことが、点数を伸ばした要因だったのかもしれません。

事例Ⅳの経営分析問題とは

経営分析は、例年ですと第1問で出題される問題です。
問題の傾向は近年あまり変わっておらず、主に以下の2点を解答します。

  1. D社と同業他社、またはD社2期間のB/SとP/Lが与えられるので、そこから複数の経営指標を計算する。王道は、効率性・収益性・安全性の3つの観点から経営指標を解答するパターン。
  2. 財務諸表から読み取れる特徴や問題等を記述する(80字前後)。

解答する経営指標は3つが多いですが、過去には4つ解答させる、生産性の指標を解答する条件が付される等、少しひねられた年度もありました。

直近の令和5年度はオーソドックスな問題でした!

ふぞろい17メンバーは経営分析とどう向き合ったのか?

それでは、ふぞろい17のメンバーはそんな経営分析問題とどのように向き合ったのか、アンケートを元に紐解いてみましょう。

皆が点をとりにくる問題ですね!

【ふぞ17流】経営分析の勉強方法について

では、次にふぞろい17のメンバーがどのように経営分析問題を勉強したのかについて見てみましょう。

私は週1程度でした。

経営分析の勉強方法について

過去問演習&ふぞろい採点、全知全ノウ、30日完成

TACの事例Ⅳテキストと過去問をひたすら回す。基本満点を目指す。

過去問演習&ふぞろい採点

ふぞ17メンバーが経営分析で意識していたこと

与件文を読んであたりを付けてから電卓をたたくというプロセスを徹底

主要14指標のみに注力する、電卓はスピードより正確性

最初に売り上げの前年度と今年度の比率から、販管費等に掛けて良し悪しのあたりを付ける

電卓のメモリ機能とスイッチ(四捨五入)を使いこなして時短

過去問、30日完成を中心に演習に取り組んでいたメンバーが多かったようです。
意識していた点はまちまちでしたが、自分の解法スタイルを確立しているメンバーが多かったです。

【たく流】経営分析の勉強方法とは?

ふぞろい17では事例Ⅳの分析を担当した私「たく」が、実際にどのように経営分析を勉強したかをお伝えします。

得意なのも事例Ⅳです!

勉強内容について

「事例Ⅳ全知全ノウ」を使った過去問演習のみです。
経営指標は反射で電卓が叩けるようにひたすら反復練習でした。

意識していた点について

経営分析はどの受験生も点を取りに来る問題で、ここでは差がつきにくいと考え、とにかく早く正確に解くことを意識していました。

過去問演習時も15分以内に絶対終わらせる!という明確な目標を定めていました。

経営分析の学習・解き方についてアドバイス

経営分析の解き方は、大きく分けて2つあると思います。

  1. 先に経営指標を計算してから与件文を読む(計算結果から根拠を探す)
  2. 先に与件文を読み、変化していると推測される経営指標を計算する(あたりをつけてから計算する)

どちらも一長一短がありますので、自分に合った解法を選べばよいと思います。大事なのは、早めに解法スタイルを確立して精度を高めることです。

私は先に経営指標を計算していました。

ここからは、「たく流」経営分析の解法を紹介します。
参考になるか分かりませんが、お付き合いください。

【手順1】

最初に設問文を読み、例年と出題傾向が変わっていないのを確認した上で、自分で決めた経営指標を計算する
令和5年度は以下の感じで問題用紙の余白に書いていました。
本番では経営指標名は頭文字だけ書き(リトジ粗営経棚有)、罫線は引いていません。

 R3R4 
リ(流動比率)196433.64
ト(当座比率)197311.97
ジ(自己資本比率)6977.56
粗(売上高総利益率)6261.66
営(売上高営業利益率)16.9911.59
経(売上高経常利益率)計算せず計算せず 
棚(棚卸資産回転率)6.116.14
有(有形固定資産回転率)89.8371.90

売上高経常利益率は、営業外収益・費用の金額が小さかったため計算不要と判断しました。
また、令和3年度の指標の一部で小数点まで書かなかったのは、時間短縮のためです。
この辺りは都度、その場で判断していました。

<電卓テクニック>

メモリ機能を使う
「粗営経棚有」の指標は分母か分子に売上高を使います。売上高をメモリすることで電卓を叩く回数を減らせるので、時間短縮とミスの軽減に繋がります。

【手順2】

計算結果から、解答する指標を想定した上で与件文を読む

令和5年度の問題は安全性の指標が全て良化していたので、

  • 悪化した指標:収益性、効率性
  • 良化した指標:安全性

を解答する前提で、与件文を読み進めました。

また、与件文からあたりをつけにくい場合でも、計算した指標の中から何らかの解答が出来るのも、この解法の良い点です。
欠点は、計算に時間がかかること…。

事例Ⅳがニガテな方へふぞろいメンバーからひとことアドバイス

分からない問題でも、考え方を記入して部分点を狙うなど、とにかく空白を作らないという強い意思を持ちましょう!

NPVはできなくても大丈夫!

努力が報われる科目なので、地道に頑張りましょう!

運動と同じでコツコツと継続していれば力はつくと思います!

終わりに

いかがだったでしょうか。

経営分析は差がつきにくい問題ですが、これをいかに早く終わらせて別の問題に移れるかが、合格点を獲得出来るかの分かれ目となると言っても過言ではないと思います!(個人的見解です)

以上、事例Ⅳの勉強法!~経営分析編~でした!

明日は、同じく事例Ⅳを分析した、公認会計士いっちーから「CVP編」をお送りします。お楽しみに!

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