2024.10.03
お食事処はな*花のランチセット(山形市)
立谷川のリサイクルセンターに粗大ごみを持ち込んだ後のランチは、漆山の「お食事処はな*花」にて。
ティスコ運輸という会社の社員食堂が一般開放されている、低価格でおいしいものが食べられる食事処。10か月ぶり3回目です。
この日のランチセット(日替わり)550円は、谷地風ソースかつ丼。入店前からカレーのいい香りが漂ってきます。この時点で、今日はこれだと決定♪
とんかつは業務用の冷凍ものを揚げたものと思われますが、ウスターソースとカレー粉を使って香り高いものに仕上げていて、鼻腔をくすぐりコレハウマイ。
小鉢の茄子の煮びたしはややちゃちいものの、ワカメスープはネギたっぷりでしっかりおいしく、上出来だと思います。ごはんも、まあおいしい。
50円値上げしたとはいえ、このクオリティを今どき550円で提供するとは、かつやのカツ丼(梅)でさえも汁物付かずが616円することを思えば、たいしたものだと拍手を送りたくなります。
社員食堂ながらも一般の客数のほうが多く、違和感なく利用できところもいいです。
2024.09.18
マルシン食堂のカツ丼(東根市)
ランチは、東根までドライブして、羽入の「マルシン食堂」に初入店しました。
昔からあるのを認識していて、一度は入っておきたいと思っていた店です。
入店してみると、氷入りのお冷を運んできたのは、50歳には満たないと思われる調理服の男性。厨房を窺うと、80代の男性が調理を手伝っており、おそらくこの人が先代と思われ、つまりは、うまく世代交代が進んだ店のようです。
中華そば680円でのエントリーがよさそうですが、ウェブ上でココはカツ丼がいちばんかもと呟いていた人がいたのを見て、カツ丼830円を注文しました。
小ぶりの陶製の蓋を取って、いざ。おおっ、これはおいしそうだ。
とんかつの衣にはサクサクの食感が残っていて、この点はマル。一方、中の豚肉は厚さがなく、特筆点はないように思います。
しかし、カツの上下に層をなしている卵、タマネギ、椎茸などが実に豊富で、味付け自体もまろやか。ボリュームもけっこうあり、全体としては高いレベルに到達しているように感じました。
他店よりも100円がとこ安いですが、これは味噌汁が付かないからかもしれません。しかし、果樹地帯の食事処らしく、りんごとモモ、さらに白菜・大根のほかにナスやネギも入った漬物も添えられて、いい一食になったなと思えました。
東根は、「山下食堂」を筆頭に、いいカツ丼を供する店が多いのかもしれません。
2024.09.08
食楽亭旭屋のトマト牛めし(南陽市)
この日のランチは、南陽市赤湯地域での未訪店開拓。「龍上海」のすぐ近くの「食楽亭旭屋」を初訪問しました。米沢牛の一頭買付けをしている精肉店「肉の旭屋」の直営店です。
米沢牛を使った高価な肉料理がメニューに並ぶ中の数少ないリーズナブルコンテンツは、米沢牛ビーフカレー1,210円、日に10食限定だというトマト牛めし1,045円、肉屋の豚丼935円ぐらいのものです。
この中からトマト牛めしをチョイスし、無料サービスの大盛りにしてもらいました。
おおっ、牛の脂に食欲がそそられ、美味。こう言うと店の人に較べるなと叱られるかもしれませんが、さすが米沢牛、チェーン店の牛丼とは全くのベツモノです。(笑) サービスメニューなのでいいところの肉は使っていませんが、柔らかくて味わい深いです。
牛特有の脂が強めだけれど、味の付いたトマトがいい仕事をしていることで、そのしつこさはかなり緩和されていますから、牛丼はちょっとという年配の方でも難なくイケルのではないでしょうか。
野菜の冷や汁風の小鉢と、具の新鮮な熱い味噌汁、漬物2種が付いて、価格相応の内容になっています。
大盛りにしてちょうどよいボリューム感でした。
こうなると、米沢牛ビーフカレーも試してみたくなります。
2024.08.13
かつや山形大野目店のカツ丼(竹)(山形市)
盛夏の7日間限定で、「かつや」が人気の4品どれでも150円引きとなる夏の感謝祭をやっているので、それを目当てに8か月ぶりに「かつや山形大野目店」でランチです。
カツ丼(竹)、通常759円のところ、594円にて。
かつやでカツ丼を食べるときはロースとんかつ80gの「梅」616円となりますが、120gの「竹」は今回初めて食べます。なにせこの日は「梅」よりも安いわけですから。
食べてみてわかりましたが、肉が40g増えただけでどんぶり全体のグレードがぐんと上がります。肉が厚くて大きいことが見るだけでわかるし、食べ進めるにしたがってボリュームに感心し、かなり腹がくちくなれるのでした。
163円の価格差であれば、ふだんでも「竹」のチョイスはあるなと思ったところです。
2024.07.23
そば処丁才のかつ丼(天童市)
10年5か月ぶりに、天童市成生の「そば処丁才」を再訪しました。
理由は、かつ丼がおいしそうなのに加えて、それに小ラーメンがつくので。(笑)
かつ丼(小ラーメン付き)1,000円。おお、ここもずいぶん値上げしたな。10年前には850円で食べることができた「中華そば定食」が、今では1,250円だって。かつ丼もとうとう大台乗せだしなあ。
しかし、ここ、おいしい。
伸びるといけないのではじめに小ラーメンから食べたところ、ここもスープは牛骨ダシで、味わい深いスグレモノ。ただ麺は、「小」のため2~3箸分しかなく、味噌汁に毛が生えた程度なのが惜しいところです。
お品書きの最上段を飾るメニューのかつ丼は、さすがのデキ。どんつゆの味がよく、とんかつは厚めの衣がそのつゆを適度に吸い上げて、完成度の高さが感じられます。
最も秀でている点は、タマネギ。量がたっぷりで、それらは硬くなく柔らかくなく、火の通り方が絶妙で、タマネギの甘さがいい味を加えています。
ココのかつ丼はタマネギだな。ま、値段もいいけれども、味もよく、高いという印象はありませんでした。
隣の人が食べていた味噌ラーメン930円の、どんぶりの大きいのと、味噌の香りがいいこと。3訪目はこれかな。
2024.05.18
将棋むら天童タワーのビビンバ丼(天童市)
天童市久野本の「将棋むら天童タワー」の食事処で、初めて食事をとってみました。
今どきなんと500円のワンコインランチの設定があり、だいたいいつもだと思われますが、この日は天丼とビビンバ丼の2種が示されており、当方はビビンバ丼、つれあいは天丼にしてみました。
ビビンバ丼500円。
焼肉のタレで牛肉を焼いたものに、ぜんまいやモヤシなどを少々あしらって、コチュジャンを添えたもの。これがなかなかおいしく、飯量もしっかりあって、味噌汁もおいしいし、貧相なところは感じられません。
白眉は漬物類で、佃煮を含む3種類の載った小皿のほか、当館おすすめだというわさび椎茸が付いていて、これらがいずれもおいしい。これだけで100円ぐらいの価値はありそうです。
かつて勤めていた職場の社員食堂の、やっつけ仕事的な定食よりも、明らかに上。安かろう悪かろうと高を括っていた自分が間違っていました。
つれあいの天丼もコスパ抜群。きちんと海老が載っており、ほかにカットの小さくないかぼちゃ・サツマイモ・なす・ししとうがラインナップされていて、500円とは思えないと言いつつ食べていました。
二人で食べて千円。こりゃ再挑戦アリですな。
ちなみに、隣にあるラーメン店の辛味噌爆中華は、並盛りでも980円します。
2024.02.28
とんかつとん八山形北インター店のとんかつ丼(山形市)
かつ丼が食べたいねという話になり、どこに行くかつれあいとともに検討し、「とん八」のかつ丼を食べたことがないのに気づき、流通センター4丁目の「とんかつとん八山形北インター店」で食べてみることにしました。ここは3年4か月ぶりです。
とんかつ丼1,188円。
底が薄く間口の広い器に入って登場。こういう形や大きさだとどんぶりを手に持ってかっ込むのにふさわしくなく、わりとつゆだく仕立てにできてもいるので、スプーンを使って食べることになります。長い人生の中でかつ丼をスプーンで食べるのは初めてで、時代は変わるものだなと感慨深いものがあります。
ロース肉120gで、総カロリーは900kcal超。平田牧場の三元豚だというけれども、わりと筋があったりして、それほどのものではないような気がします。
このカツ丼、グランドメニューにあるもの。したがって、ランチメニューのように11時前に入店しても50円引きになりません。さらに、ご飯の大盛りは可能ですが、味噌汁のおかわりはできず、生キャベツも付いていないのでこれのおかわりもありません。定食類を食べるときのように、卓上のソースやドレッシングも使い道がありません。
むむむ……。こうなると、座・ランチを食べるほうがダンゼンお得かなぁ。しかもこのかつ丼、高いし。
食後の感想としては、かつ丼を食べるなら、満腹さを求めないのであれば「かつや」のかつ丼(梅)649円で十分で、どうしても立派なかつ丼を食べたいというのであれば、コスパを重視して天童の「三州屋」や山形の「ちん豚」あたりのほうが上。「とん八」でのかつ丼のセレクトは今後なく、食べるのであれば11時前入店でのお得な座・ランチ以外なし、というものでした……スミマセン。
2023.12.18
すき家山形あこや店の牛丼(山形市)
久しぶりに牛丼を食べようかと、「すき家あこや町店」を2年11か月ぶりに訪問しました。
並盛400円でも足りるけれども、久々ということもありこの際、中盛でも大盛でも同料金180円高の大盛をいってみます。
牛丼の大盛にサラダセットを添えて、580+190円。
すき家で食べるときの常として、卓上の紅生姜たっぷりと七味唐辛子を適量あしらい、サラダには3種のドレッシングから胡麻を選んでこれも多めに。
さすがは大盛り、食べてもごはんがなかなか減らないのがちょっぴりウレシイ。でもってこのごはん、業務用米を使っていながらもなかなかいい炊き上がりで、これはおいしい。牛丼チェーン店だからと言ってナメてかかってはイケマセン。
牛丼チェーン店も一回り価格が増してしまったうらみはありますが、この程度の価格なら他店比ではまだ許せる範囲。
いい腹具合となって、退店のはこびとなりました。
2023.11.01
松屋(とんかつ松のや)山形深町店の魯肉飯(山形市)
山形市域では、魯肉飯を出している店は限られている上に、メニューにあったとしても異様に高かったりして、なかなか食べられないでいました。そうしたところ、「松屋」に魯肉飯の幟が立っているのを発見! これは行かねば。
ということで、わずか1か月ぶりに「松屋(とんかつ松のや)山形深町店」へ。
魯肉飯(並)680円。
ここでなら牛めしが400円、ロースかつ定食が590円で食べられるのに、この価格設定はやや高めです。しかし、食べたいものを食べないと。(笑) 順次、販売終了予定とのことなので、間に合ってヨカッタ。
「松屋」のウェブページによればこの「魯肉飯」、今年9月に発売した台湾フェアの「鶏肉飯」に次ぐ第2弾として、この10月17日から販売されているもの。細かく刻んだダイス状の豚バラ肉に醬油ベースの甘辛ダレを絡めてとろとろになるまで煮込み、自社製の味付け玉子をのせた逸品であるとのこと。
うん、おいしい。肉を頬張るとほろほろと崩れていくいい食感。甘辛ダレの味わいがしっかりしているので、ごはんがいくらでもいけそうです。
最近は食べ過ぎ傾向にあるので「並」で自重したところ、こんなにたくさん食べられないと同行のつれあいからかなりの量がまわってきて、結局大盛り分ぐらいは食べてしまったのでした。
松屋、グッジョブです。
2023.10.26
日本料理天華の天華ノ天丼(天童市)
この日のランチは久しぶりに天童を攻めることにして、オープンしてから2年余りが経つ北目の「日本料理天華」に初めて入ってみました。ここはかつてお好み焼きの「道とん堀」だったところ。台湾からの団体観光客が食事中でした。
ランチタイムのスタンダードであろう、天華ノ天丼1,100円。
ごはんの量が選べて、小盛・普通盛り・大盛り・日本昔ばなし盛りとあり、フロア担当のオネーサンに大盛りの量を尋ねたところ、「私も大盛りです!」とにこやかに返してきたので、それで。(笑) 男性ならこれが妥当な量と思われます。
メニューには「海老2本、鶏肉、季節の野菜3種」とありましたが、実際は海老2本、鶏肉、茄子、ししとう、かぼちゃ、えのき、舞茸。いずれもネタは大きくなく、丼つゆが少なめで、ごはんとの間に青海苔が施されているなど、上品なつくりです。これに、温卵、市販の漬物、味噌汁が付いています。
正直いえば、天ぷらがもっと多く、味も濃いめのものがよかったと思い、3桁でおいしく食べられる「天丼てんや」の天丼が思い出されたのでした。
つれあいが食べていたこの日の日替わりのとんかつ御膳1,200円も、肉が柔らかくておいしいとのことでした。
2023.10.03
さくら亭のかつ丼(上山市)
キャッシュレス使用20%還元キャンペーンを使って上山市で食べることにして、つれあいが一度試してみたいというかつ丼を食べに、1年ぶりに旭町の「さくら亭」に行きました。4訪目となります。
かつ丼1,100円。
2021年2月にもここのかつ丼を食べていて、そのときのインプレッションをかいつまむと、「広口の器の表面がとんかつで埋め尽くされ、肉は店の利益が心配になるほど分厚く、齧ればとても柔らか。少し塩辛めの味付けで、かなりつゆだく。ごはんはドカ盛りまではいかないが十分な量あり。この界隈では山形の「とんかつちん豚」と同等の高みに達している」と記していました。
今回もそのときと同様においしく食べ、脂酔いするほどにたくさんのとんかつを食べたなという気になることができ、上山で食べるかつ丼としてはここが随一であることを再認識したところです。
しかし、わずか2年10か月の間に830円から1,100円に値上げされており、これは3割を超える価格上昇で、コスパは著しく悪くなりました。
何年も値上げせずにやっている店が少なからずある中で、これはどう考えても上げ過ぎです。これだったら、費用対効果で十分な満足感が得られ、脂酔いまでいかなくて済む「かつや」のかつ丼(梅)594円のほうがいいかな。そうなっちゃうよナ、結局。20%還元があるとき以外は行けないよね。
急激な値上げのためか、客数は過去3回と比較すれば最低で、我々の食事中はほかに一人だけでした。
2023.09.28
松屋山形深町店のキムチ牛めし(山形市)
あまりカネをかけずにさらりと牛丼でも食べたい。松屋は今期間限定でキムチ牛めしをやっていたのではなかったか。よし、今日のランチはそれだな。
ということで、8か月ぶりに「松屋(とんかつ松のや)山形深町店」へ。
キムチ牛めし500円に、140円の生野菜を無料クーポンで添えて。
刻み海苔がたっぷり。ふつうの牛丼の100円増しでトッピングされるキムチも予想以上に多いです。ご飯の量は腹八分目で、胃に負担感が生じないところも今の自分には合っています。松屋はきちんと味噌汁が付いているところが立派。卓上の調味料などを使っておいしく食べました。
2023.09.11
かつや山形江俣店のネギねぎラー油のロースカツ丼(山形市)
9か月ぶりとなる「かつや山形江俣店」で、フェア定メニューのネギねぎラー油のロースカツ丼(梅)759円を食べました。100円引き券使用で659円。
「かつや」のウェブページによれば、「ラー油と絡めたシャキシャキの白髪ネギを、だし醬油ダレを纏ったロースカツにどっさり盛りつけ、追い旨辛ラー油ソースで仕上げます。ご飯を覆うねぎとかつお節は食感と香りが口いっぱいに広がり、食欲を刺激します」というシロモノ。
上記の謳い文句に偽りはなく、そのとおりの味わいが楽しめました。鰹節を使った和風味とラー油をまとってピンピンしている白髪ネギに、からりと揚がったとんかつがなぜかしっくりと合うという、不思議な味の融合です。
おいしいのと、やや塩味が強めなのとで、ごはんがもう少し欲しくなりました。
質感のあるかつやのフェア定メニューはこれからもマークしていこうと思います。
2023.08.18
とんかつ竹亭山形店のかつ丼(山形市)
2年2か月ぶりに、桜田東の「とんかつ竹亭山形店」へ。
この日は毎週木曜の「とんかつ竹デー」に当たっていて、150gのロースかつ定食が1,100円で提供されるので、わざわざこの店をセレクトしたのでした。ところが入店してみると、お盆の週は竹デーがお休みで、レギュラーメニュしかないというではありませんか。チッ、見事なフェイントにヤラレちまったな。
気を取り直して、かつ丼1,408円をセレクト。……ナンダ、この高さは。カツ丼1杯でこの価格か。「かつや」なら594円で食べられるのに。(爆)
豚の脂身がおいしかったかつてよりも質が落ちた印象があり、価格相応に肉がいいとか大きいとかいうわけでもなく、これならはっきり言って、「とんかつちん豚」のかつ丼850円や「とんかつ三州屋」のカツ丼(ロース)900円のほうが、味、量、価格のいずれをとっても断然上だと思う。
「竹亭」がごはん、キャベツ、味噌汁のおかわりが自由だと言っても、たとえば「とんかつ三州屋」ならはじめからごはんもキャベツも大盛りで、味噌汁はどんぶりに入って出てくるので、おかわりなんてそもそも無理なレベルに至っているわけですから。
お盆明けから外してしまいましたが、またいずれ木曜に利用することにして(他の曜日は近寄らない)、「竹デーはやっているか?」としっかり確認してから着席することにします。(誓)
2023.07.09
かつや山形荒楯店のとんこつチキンカツ丼(山形市)
かつやのHPを見て、7月7日から期間限定メニューとして「とんこつチキンカツ丼」が販売されると知り、さっそく食べてみることにしました。荒楯店は11か月ぶりとなります。
とんこつチキンカツ丼869円。
HPによれば、「新作は、思わず2度見してしまう、まるで……な「とんこつチキンカツ丼」。濃厚豚骨タレでボリューム満点のチキンカツを堪能いただく一杯。トッピングは、1枚海苔と紅生姜にメンマ、なるとそしてチャーシューを添えました。暑い季節の食事の時間も、思わずクスっと楽しい気持ちで過ごしていただきたいと考え誕生した新メニューです」とのことです。
彩りがよく、確かにルックスが目を惹き、びっくりな目果報が得られます。食べてみると、どんつゆがとんこつ風味なので、それにもびっくり。
でも……、とんこつラーメンとチキンカツ丼をあえてひとつに合体させる必要性はあったのでしょうか。自分なら、とんこつラーメンとミニカツ丼を別皿で食べたい気がしますが……。
そのようなことから、この風変わりなフェア定はもしかしたら世間から不評を受けることになるかもしれません。しかし、こんなの他では食べたことないという新鮮さから判断すれば、内外野の間に落ちたポテンヒット的な値打ちがあるように思います。これもヒットはヒット。ああおもしろい。
ただ、正直言ってやや高いです。カツ丼の梅が594円なわけで、それとの300円近い価格差は埋められているとは思えません。
2023.07.01
なか卯天童店の牛すき丼(天童市)
旅行のため山形空港へと向かう途中、昼前の時間に軽く腹ごしらえをしてから搭乗しようと、天童市山元の「なか卯天童店」で食べました。2年9か月ぶり。山形市内にはもうなか卯の店舗はないので、ここが貴重な「なか卯」スポットなのです。
なか卯なら親子丼でしょうがそれは前回食べたので、牛すき丼530円にしてみました。どのように調理しているのか詳しく知りませんが、運ばれてきたものを見る限り、カケモノは袋入りをレンチンして乗せただけのような印象。違っていたらゴメンナサイ、そのように見えるということです。
クオリティも味もそれなりですが、この価格で食べられるのであれば、なんだかそれも許せてしまいそうです。24時間営業だしね。
ただ、ダメだなあと思うのは、味自慢を標榜している「牛丼」の単品のラインナップが見当たらないことです。メインメニューとして牛丼を前面に出すべきです。
2023.06.05
吉野家山形西バイパス店の焦がしねぎ焼き鳥丼(山形市)
吉野家の期間限定メニューの焦がしねぎ焼き鳥丼を食べてみたいと思い、西田の「吉野家山形西バイパス店」を1年か月ぶりに訪れました。
焦がしねぎ焼き鳥丼(並)+サラダセット、547+195=742円。
「ねぎを焦がすことで風味豊かな香りと、濃いめの醤油ベースのにんにくだれが焦がしねぎに絡みあって、ご飯がすすみます」という逸品。
確かに焦げた風味がステキだ。ネギの緑と紅生姜の赤の彩りがよろしい。
学生時代、牛丼の並なんて少なすぎてちゃんちゃらおかしいと思って食べていたものだけど、今となっては並盛りでも腹にずしりとくる手応えに変わりました。
吉野家もすき家のように、何種類かのドレッシングを卓上にセットして自由に使わせるべきだし、会計時にクレジットカードが使えないのもどうかと思う。こうなると、牛丼が食べたいときはカケモノフリーのすき家か、味噌汁付きの松屋に行っちゃうんだよな。
そうは言っても、同じく期間限定の牛麦とろ丼602円にもそそられるものがあったなぁ。
2023.05.14
山辺温泉食堂のかつ丼(山辺町)
「山辺温泉保養センター」で朝風呂に浸かるシアワセを味わい、その後ここに付随している「山辺温泉食堂」を初めて訪れて昼食をとりました。
これがウリなのだろうなと思われる、かつ丼750円。おお、立派立派。
はじめに口にするわかめとネギの味噌汁のいい塩梅で、ココの味は確かだとわかります。
紅生姜と緑のネギと玉子の黄色でなかなかいい見栄え。配膳まで時間がかかったのでもしかしたらとんかつは手仕込みかと期待が膨らみましたがどうやらそうではなく、できあいのものを揚げている感じで、衣の厚さがしっかりしています。(笑)
でもまあ、甘辛い味がちょっぴり強めに施され、丼つゆの量も適当で、熱々をかっ込むのが楽しい。
ご飯の質と味付けは勝りますが、とんかつの肉と揚げ具合、それに価格の2点は、数日前に食べた「かつMI」のほうが上かな。
これが900円と言われると困りますが、750円なら納得できるデキでした。
2023.05.12
カツ丼肉そばかつMIのカツ丼肉そば(普通)セット(東根市)
宮城旅の帰り、R47で山形県内に入り、遅い昼食処を探しながら南下し、16時前にやっと開いていた店を見つけたのがここ、神町北の「カツ丼肉そばかつMI」でした。ここは5年7か月ぶりとなります。
腹がペコちゃんだったのでお得なセットメニューに目が行き、メインをカツ丼にして、山形のかつMIにはない肉そばを、少し考えて行っちゃえと、ミニではなく普通にしました。合わせて1,078円。
肉も溶き卵もたっぷりのカツ丼がうまい。ご飯がもう少しおいしければサイコーでしょう。これが単品で539円ならオッケーだよねぇ。
肉そばは、親鶏肉少々に胸肉のほぐしたものを加えているところが難点。これが単品649円なら、カツ丼よりはコスパは落ちると思う。
とはいえ、ガッツリ食べて大満足。夕食抜き決定。肉そばはミニにとどめておくべきだったかな。
2023.03.24
ぱっぷや霞城セントラル店のカツ丼(山形市)
鶏の唐揚げを食べたいというつれあいのリクエストを受けて、頭に浮かんだ何店舗かの中からもっとも足が遠ざかっている駅西の「ぱっぷや霞城セントラル店」をセレクトし、3年7か月ぶりに再訪しました。
つれはカラ揚げ2種定食のカラ揚げ+チキン南蛮定食1,000円、当方は以前唐揚げを食べているので、カツ丼910円にしてみました。
でっかいどんぶりに、ブリッジが架かるほどのサイズのとんかつ。そして、他店に比べかなり多い溶き玉子。普通盛りのごはんも多めで、ナルホドこのクオリティであればこの価格もやむを得まいと納得。
とんかつの厚さは標準的かもしれないけど、大きさはかなりのもので、破壊力という点では十分に評価できるもの。加えて玉子の部分にはタマネギだけでなくたっぷりのネギも含まれていて、これも独特でおいしい。
最後はつれから回ってきた唐揚げ2個も腹に収めて、満腹になりました。
なんだかとても楽しくハッピーな気分になれた、ぱっぷやランチでした。