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1位はYouTuber!「月刊コロコロコミック」が発足した「コロコロコミック研究所」が「なりたい職業ランキング」を発表

【「コロコロコミック」読者1000名のなりたい職業ランキング】

7月11日 発表

 小学館は、新プロジェクト「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」を発足した。

 「コロコロコミック研究所」は、男子小学生向けマンガ雑誌「月刊コロコロコミック」(以下「コロコロコミック」)で1977年の創刊以来続けられている読者アンケートのデータをもとに、男子小学生のリアルを定期レポートおよび分析するというもの。本プロジェクトにより、読者である男子小学生を巻き込みながら、コロコロ流化学反応を引き起こす様々な楽しく新しい企画を提案・実施していくという。

 今回、企画の第1弾として、「コロコロコミック」2024年2月号で男子小学生を中心とした読者1000名を対象に実施された「コロコロビッグアンケート」の中から、「なりたい職業」、「これからやってみたいこと」、「習い事」に関する調査結果がランキング形式で公開された。

 なりたい職業ランキングの第1位「YouTuber」は2018年から2024年までの間、6回トップを獲得。これからやってみたいことランキングでは4年連続で「動画撮影」が第1位となった。また、習い事ランキング1位は10年連続で「スイミング」、2位「サッカー」、3位「ピアノ」とスポーツや音楽系に人気が集中している。調査結果の詳細は「コロコロコミック研究所」のページに掲載されている。

□「コロコロコミック研究所」のページ

「2024年コロコロコミック2月号 ビッグアンケート」調査概要

調査期間:1月15日~2月14日
調査対象:「コロコロコミック」読者またはその家族
調査機関:小学館調査
有効回答数:応募総数:1775、集計数:1000
調査方法:雑誌のハガキアンケート

【「コロコロコミック研究所」所長 小林浩一氏よりコメント】

 「コロコロコミック」は、雑誌としてのプレゼンスの高さを武器に、YouTube、SNS、リアルなイベントと全方位で子ども達とのタッチングポイントを持っています。親が子どもの代わりに記入するアンケートは数多くありますが、子ども達が自らの意思で、自らの手で、自分達の心のありようを書き綴ってくれるコロコロのアンケートはとても貴重です。子ども達の視点を常に大切にし、彼らが望んでいるものを読み取り、彼らを笑顔にするために、この度、「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」を立ち上げました。

 直近では、コロコロ読者の間で人気のある習い事のトップレベルにある「サッカー」をテーマにした仕事を手がけました。

 GW期間の5月3日に茨城県庁のサポートのもと、世界に誇るクラブチームである鹿島アントラーズとのコラボレーションが実現しました。

 初めてサッカーを観戦する子どもであっても、スタジアムを存分に楽しめるように「コロコロコミック」がディレクションしたスタンプラリーを実施し、コロコロのキャラクターを使用したフォトパネルをスタジアムの中に設置しました。

 子どもがスタジアムの中をパパやママと一緒に楽しめる工夫をそこかしこに忍ばせ、通常の試合の1.5倍の子ども達をカシマスタジアムに呼び込むことに成功しました。

 アンケート内の職業ランキングでは「YouTuber」、やってみたいことでは「動画撮影」が1位ですが、コロコロは国内トップレベルの子ども向けのYouTubeチャンネルを保有しています。

 アントラーズとのコラボでも67万人の登録者を抱えるYouTubeチャンネルである「コロコロチャンネル」で動画を配信し、「コロコロコミック」を読んでいない子ども達にもリーチしました。

 4月1日のエイプリルフールでは、鹿島アントラーズの公式Xで、「チームのエンブレムを辰年にちなんでコロドラゴンに変更しました」というユーモラスな投稿をしてもらい、大きな話題を呼びました。

 今やコロコロは紙の雑誌だけでなく、YouTube上でも、SNS上でも、リアルなイベント会場でも情報を発信する力を持っています。「コロコロコミック研究所」では、子ども達が潜在的に持っているニーズを編集者が的確に読み取り、クライアントの方々と協力することで、彼らが求めていたサービスを一緒に創造することを目指します。

 少子化の時代ではありますが、未来を切り拓いていく子ども達の心に良い種を蒔けるように努力していきますので、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。