このシリーズのラストです。
かみつけの里博物館に行って分かったのは、八幡塚古墳、二子山古墳以外に薬師塚古墳ってのも近所にあるらしい。でも、時間がないので残念ながら行けない・・・。
しかし、展示されている中に、ドラクエの宝箱に入っていそうな靴が展示されているのを拝見して得した気分になったのでプラマイゼロってことにします。
履けないくつ 下芝谷ッ古墳の飾履の復元品
谷ツ古墳から発見された飾履は、今のところ国内最古の資料であり、次のような特徴をもっている。
●金メッキした銅板4枚で作られている(普通は3枚) 。
●忍冬唐草文や花文をデザインし、透し彫りやタガネ彫りで飾られる。
●対角線上に銀の座金に収めたガラス玉をあしらい、多量の歩揺を取り付ける。
このような造りや模様の組み合わせは半島にも例がなく、どこで製作されたのか、どういう経緯で榛名山麓にもたらされたのか大きな問題を投げかけている。
また、このくつは、底にもガラス玉が付けてあり、履いて歩くことができない。このため、儀礼や葬送用のものと考られる。