秋田県で3件目は金峰神社です。
ここの主役は顔料が少しの狛犬ではないのですがご紹介させて頂きます。そして、土舞台という中々他では見られない(?)場所が境内にあったので合わせてご紹介させて頂きます。
小滝のチョウクライロ舞の土舞台
この土舞台は閻浮提またはチョウクライロ山とも言われ、慈覚大師が鳥海山の手長足長という悪鬼を退治した際に八講祭を行い、神恩に感謝する舞楽「チョウクライロ舞」を奉じたと伝えられる舞台です。
現在、毎年5月の最終土曜日の神社例祭日にこの土舞台で「小滝のチョウクライロ舞」が行われており、同舞は、平成16年2月6日に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
にかほ市教育委員会
金峰神社
種別 国指定史跡
指定日 平成21年7月23日
小滝修験の拠点である金峰神社(旧蔵王権現社)は、蔵王権現と鳥海山大権現を祀り、平安時代に遡ると推定される聖観音立像、蔵王権現立像が遺されています。
境内には慈覚大師が築いたとされる旧参道石坂、元亨2年(1322)の板碑など数々の信仰遺跡が遺されているほか、毎年5月最終土曜日に国の重要無形民俗文化財に指定されている「小滝のチョウクライロ舞」が境内の土舞台で奉奏されています。