青森県の11件目は常夜燈公園です。
早朝でしたが、車で移動中、大きな船が見えたので寄らせて頂きました。
江戸時代から明治期にかけて日本の海運を支えた北前船 復元北前型弁才船 みちのく丸
・全長 32m
・全幅 8.5m
・深さ3m
・重量約 100 t
・帆柱までの高さ 28m
・千石積(質量t 150t)
「北前船」は江戸時代から明治期にかけて日本海海運の主力となった廻船、大阪から瀬戸内海、日本海沿岸を経て蝦夷地に至る日本海航路で活躍。「北前船」の技術や歴史を後世に伝えるきっかけになることを願い建造されたのが復元北前型弁才船 「みちのく丸」です。
町指定史跡 浜町の常夜燈 指定年月日 平成9年4月23日
浜町の常夜燈は、文政10年(1827)野辺地の廻船問屋野村治三郎によって建てられた。関西の商人橘屋吉五郎の協力を得て海路を運ばれてきたものである。常夜燈には、毎年3月から10月まで夜ごと灯がともされ、航海の安全を守る灯明台として野辺地湊に行き交う船を見守ってきた。
江戸時代に物資輸送の大動脈であった大坂と蝦夷地 (北海道)を結ぶ日本海航路。野辺地湊はこの航路への盛岡藩の窓口であり、領内の海産物・大豆・銅などを積み出す船や、塩・木綿・日用品などを積み入港する船でにぎわった。湊には湊役所・遠見番所・鋼蔵・大豆蔵などの施設や廻船問屋の船荷蔵があり、船は沖合に停泊し、はしけ船によって船荷を運んでいた。
この常夜燈は、かつての野辺地湊の面影を伝える貴重な史跡である。
野辺地町教育委員会