InDesignで作成したepubの言語設定(dc:language)を変更する方法｜Amazonセルフ出版 (kindle direct publishing)で電子書籍を出版！

このたび、Amazonセルフ出版（kindle direct publishing）で本を出版しました！

epubファイルを作る必要があったのですが、これがなかなか難しく…。

InDesignからKindleで販売できるepubファイルを作る方法をご紹介します！

InDesignから直接epubファイルに書き出しすると、言語設定ができません。

そのため、日本語の本なのにepubの設定が外国語になってしまっていると、Amazonセルフ出版(KDP)に登録しようとした際にエラーが出ます。

わたしの場合、ドイツ語バージョンのInDesignを使っていたので、epubの言語設定が自動でドイツ語になってしまっていました…。

Creative Cloudのインストール言語を日本語にして、InDesignを再インストール（日本語辞書をインストール）
→InDesignの環境設定 > 辞書で、辞書設定を日本語に変更
InDesignをアンインストールして全体の環境設定を日本語に変更
InDesignの環境設定を日本語設定にしてから新規ドキュメントを作成して内容をコピー

など試してみたのですが、InDesignからepubに出力する際の言語設定は変わらず…。

どの部分が参照されてepubの言語設定がされているのか特定できないため、InDesignから直接日本語設定のepubを出力するのは諦めました。

InDesignで、全てのページをPNGで書き出す
ページ内のオブジェクトを消し、各ページに元のページのPNG画像を配置する
フォント崩れを防ぐため。
今後の工程でepubを圧縮→解凍して編集→再圧縮した際に、テキスト部分が崩れてしまったため全て画像にしたりアウトライン化することにしました。
InDesignからepub（固定レイアウト）で書き出す
epubファイルの拡張子を.epubから.zipに変更する
警告が出ますが無視して変更してください。
ezZipで解凍し、中身の全てのファイルをダウンロードする

www.ezyzip.com

下記の記事ではStuffit Expanderがおすすめされていたのですが、私は中身を正常に解凍できませんでした。

publish-e-books.com
OEBPSフォルダ配下にあるcontent.opfをテキストエディタで開き、
xml:lang="ja"
dc:language="ja"
に変更する
OEBPSフォルダ配下にあるtoc.xhtmlをテキストエディタで開き、
lang="ja"
xml:lang="ja"
に変更する
解凍したフォルダ類（META-INFフォルダ、OEBPSフォルダ、mimetype）をまとめてzip化する
圧縮してできたファイルの.zipの拡張子を.epubに戻す