我らの使命の為に!
今回の玩具レビューはTAKARATOMY トランスフォーマーシリーズより「BV-02 オプティマスプライマル」です。発売日は2023年6月。
「オプティマスプライマル」は2023年8月4日より公開された映画、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』に登場するキャラクターです。
当ブログでは過去に3アイテムほど『トランスフォーマー/ビースト覚醒』に関する玩具レビューを行ってきましたが、無事に映画が公開され作品の全貌が明らかとなった為、今回改めて作品概要、キャラクター紹介を行っていきたいと思います。
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は2018年に公開された映画、『バンブルビー』の7年後を描いた作品となります。1994年のアメリカ ブルックリンにてトランスフォーマーと出会った人間が、古代から続く紛争、そして宇宙からやってくる脅威「ユニクロン」に立ち向かっていく物語となります。
「オプティマスプライマル」ははるか昔に地球に逃げ延びてきたトランスフォーマーの1体でビースト戦士(マクシマル)のリーダーです。思慮深く仲間想いな性格をしています。マクシマル達が住んでいた惑星は過去に惑星型超巨大TF「ユニクロン」の襲撃を受けています。その目的は惑星間移動装置である「トランスワープキー」。トランスワープキーを前リーダーである「エイプリンク」に託されたプライマルは数少ない仲間と共の故郷を脱出するも、多くの同胞と故郷を失いました。地球に辿り着いたプライマルはマチュピチュ近隣のジャングルを拠点とし、トランスワープキーをユニクロンから隠すため、先住インカ人と協力して過ごしています。オプティマスプライマルという名前は伝説の司令官、「オプティマスプライム」にあやかって名乗っていると自ら語っていました。
ビーストモードはシルバーバックのゴリラに変身。穏やかで落ち着いた性格の為争いは好みませんが、いざ戦闘となればその巨体とパワーを活かした格闘戦を駆使して敵を圧倒します。
ビーストモード 全身図
ビーストモードはプライマル馴染みのゴリラ。各部にメカニックディテールがあり、リアルゴリラというよりはメカゴリラといった印象ですね。この辺りは劇場版デザイン準拠となっています。
ビーストモード バストアップ
頭部デザインはかなり劇中に近いデザインとなっています。ゴリラ味のある鼻がなかなか目を惹きますね。瞳は塗装表現。眼球だけでなく目の周りも塗装されており、これは恐らく目の発光を再現したものだと思われます。
ビーストモード 各部アップ
ゴリラ特有の4足歩行形態が見事に再現されています。一部関節調整で直立モードにすることももちろん可能です。金属的な装甲と筋肉質な造形がミックスされた背中が特に見所ですね。頼れる背中です。
ロボットモード 全身図
変形ステップ数は23。腰の回転など既存のプライマルを踏襲した変形パターンとなっています。
ロボットモードも基本的に胴は胴、腕は腕といった感じで変形するのでシルエット的な変化はそれほど大きくはありませんが、直立型になる関係で太めのプロポーションがより際立った見た目となります。
ロボットモード バストアップ
頭部デザインは旧デザインに近いですが耳に当たるブレード上のアンテナなどは独特な形となっています。丸み強めで熊のようにも見えますね。瞳の部分はビーストモード同様塗装表現ですが、こちらは眼球のみの塗装となっています。
ロボットモード 各部アップ
ビーストモードと比べると頭部から胴回りが大きく変化しています。メカ部分の露出が多くなりロボットらしい見た目となりました。胸元のマクシマルのエンブレムが立体的に表現されているの嬉しいポイントです。下半身は変形時に180度回転し、前後逆になる事で変化を演出しています。これも旧玩具からのパターンですね。
付属品
付属品は湾曲したデザインのブレードが2本。
ビースト、ロボット両形態共に背面にマウント可能です。
もちろん手に持たせることも出来ます。手に対して上下それぞれに接続する事でハルバード状に持たせる事も出来ます。
大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。ボイジャークラスという事でロボットモード時の大きさは約15㎝。大人の手に持ってもしっくりくるサイズ感となっています。
可動
可動に関しては近年のTFボイジャーの標準的な可動といった感じです。特に腕周りは可動範囲も広くプライマルらしいパワフルなポーズを演出できます。下半身も相応といった感じですが、足首の可動範囲が狭め。ただ変形の関係で左右の指部分を可動させる事が出来るので調整する事で接地面積を確保することが出来ます。
以下、写真を何枚か。
トランスワープキーをユニクロンに渡すわけにはいかない!
マクシマイズ!
戦いの時だ!
うおぉぉぉぉぉぉぉっ!
宇宙を一つに!
以上、TAKARATOMY トランスフォーマーシリーズより「BV-02 オプティマスプライマル」のレビューでした。
ビースト、ロボットモード共に映画劇中のデザインにかなり近く可動性も良好。変形自体も比較的簡単で直感的に理解できる部分が多く、数回往復するだけで覚えられる難易度です。特に既存のプライマル玩具を触った事がある方なら自然と次の手順が浮かぶのではと思います。胸周りの変形などは特に秀逸でTF玩具らしい驚きと感動も味わえます。程良い大きさ、価格帯のボイジャークラスという事で映画を観た後1番手に取りやすいのではと思います。お勧めできる1体です。
当ブログではまだレビューを行っていませんが同シリーズのオプティマスプライムと並べるとこのような感じ。この2体が並ぶだけで映画の事が色々と思い出されます(^^)
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』も予定通り無事に日本上陸。仕事の都合で公開日に観に行くことは出来ませんでしたが、可能な限り早いタイミングで観る事が出来ました。
映画としてはいろいろと気になる部分はあるものの、TF映画としては過去1クラスの傑作!過去作を知らなくても十分楽しめるバランスになっているのも良ポイントでしたね。もちろん、過去作を見ているとより一層楽しめるとは思います(^^)
エ「ビーストシリーズは3部作を予定しているとの事なので、新シリーズの1本目として好スタートを切れたと思います+.(*'v`*)+」
個人的に気になった部分も次回作以降で改善されればなぁと期待しつつ、玩具を通して応援していきたいと思います(^^♪
それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ
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コメント
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先日はコメントに返答ありがとうございます。
子どもの頃ゴリラにトランスフォームする玩具を持っていましたが、その頃よりもオプティマスのシルエットがゴリラ時は動物らしくロボットモード時は戦士らしくなっていると感じました。
そして、様々なポージングが再現できる点もすごく魅力的ですね。
ドールと一緒に写真を撮ると玩具たちが命を持っているような印象を受けます。
これまでドールのことは知りませんでしたが、このブログを読んてカスタムリリィに興味がでました。
また、写真から主さんが玩具をとても大事にしているのが伝わってきます。
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ふんと様、再びのコメントありがとうございます(^^♪
子供の頃、ビーストコンボイの玩具を持っていたんですね(^^)近年、ビースト関係の玩具はMPやキングダム版などリニューアルが盛んで、今回の実写映画玩具にも技術がフィードバックされています。元祖ビースト放送時期に比べ技術は格段に進歩していますし再現度の高さもグッと上がりましたね。何より動かせるというのは遊びの幅が広がり魅力の一つかと思います(^^)
ドールと玩具という組み合わせはブログ開設当初から考えていたもので、当ブログならではの特徴かと思っています。玩具がより魅力的に紹介出来ていれば何より嬉しいです!
カスタムリリィはその名の通り、カスタム自由度の高さが特徴です。サイズも1/12スケールで扱いやすく、日本の玩具との組み合わせも抜群です。キャラクター化されていますが「アサルトりりィ」とも互換性があるので、そちらも見て頂けると色々と想像の幅が広がるかと思います。当ブログでは他に1/3ドールも登場していますのでそちらの沼にもぜひ(^^)/
これからも玩具の素晴らしさを伝えられるよう精進していきたいと思います!
トイザらスで玩具を見かけましたが、かなりゴツい玩具ですね
写真から、手にした時の質感が伝わってきそうです
玩具を眺めながら、ビーストウォーズは再放送を
飛ばし飛ばしで観ていたな、と
一度通しで観てみようと思いました
tsukasael696ⅹ埼忍たぬぺんⅹ様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
ボイジャープライマルはまさしくゴリマッチョといったスタイルが特徴ですね。最近のスマートなスタイルも良いですが、個人的にはこういった個性のあるプロポーションも個性が出て好きです(^^♪
ビーストウォーズは現在、アゲインズとしてYouTubeで配信が行われています。現時点ではかなり話が進んでしまっていますが、第1話はずっと配信されているのでこの機会に是非!