816: 名無しさん 02/04/30 06:13
子供のいない主婦Aは、退屈な生活を送っていた。

旦那は公務員で、経済的にも不安のない生活を送っていた。 

しかし旦那は冷酷で独占欲が強く、毎日何度も決まった時間に電話をかけて、妻がちゃんと家にいるか確認してくるので、Aは決まった時間に買い物や散歩に行き、旦那から電話がかかってくる時間にはちゃんと家にいて、電話に出るのであった。 

そんな旦那にもいい所はあった。誕生日には必ずプレゼントを買ってきてくれた。

昨年は赤いセーターを貰った。Aは本心ではあまり嬉しくなかったが、旦那の前なのでそれを嬉しがり、その場で着て見せた。旦那は満足そうに頷き、来年も楽しみに、と言った。

そして今年の誕生日、旦那は何故かイグアナのぬいぐるみをプレゼントとして送ってきた。妻はやはり不満だったが、旦那の手前ありがとうと言った。その不気味なぬいぐるみを、妻は物置の中にしまった。 

そして数日が経ったAは、まったく刺激のない生活に絶望していた。離婚したいが、旦那に言ったら何をされるかと思うと、それだけで離婚を諦めていた。

そしてAは、いつものように近所の公園を散歩していたが、そこには一匹の捨て犬がいた。その犬を両手で抱きかかえると、Aはその犬を自分で飼う事にした。

その犬にシロとなずけた。旦那にばれないように(旦那は冷酷な性格で動物が嫌い)夜は物置に入れ朝、旦那が出かけたら犬を部屋入れて遊んだり、散歩に行ったりした。 

Aはこの捨て犬を拾ってきたことを大いに喜び、退屈で窮屈な日々から救ってくれることを犬に感謝した。そして3ヶ月が経ち、旦那にもばれず生活していた。 

ある日、シロの散歩をしていたら時が経つのも忘れてしまい、つい一時間ほど家に帰るのが遅くなってしまった。もうこの時間だと、旦那が家に帰ってきているかもしれない。 

Aは急いで家に帰ったが、家には電気がついていた。

このまま家に帰ったら旦那にばれてしまう。でもAは決断した。シロのことをすべて言おう。シロがいれば何だってできる・・。

Aは堂々と、家のリビングに入って言った。

旦那「おまえ、こんな時間まで何してた?」
A  「この子の散歩をしてたの」
旦那「この子の散歩?」 
A  「そう、シロって言うの・・・飼う事にしたから」
旦那「ふざけるな!」  

旦那はシロを奪い取り、シロの首をへし折ってしまい、床に叩きつけ殺してしまった。 

「ヤメテ―!殺さないで!」そう言うと、Aは台所にある包丁を取り出し、旦那を何度も刺し殺してしまった。 

刑事A「ひどい事件ですよ。何度も何度も刺していましたし、それに犬の死骸なんてどこにもなかったんですから」 

刑事B「そうだな・・・それより女の取調べの方はどうなってる?」 

刑事A「あの女、頭、完全にイカレていますよ シロ・・シロ・・シロってこればっかりです。首のへし折れたイグアナのぬいぐるみを抱きしめながらね・・・・」 


831: 名無しさん 02/04/30 17:20
>>816 
結構良い。 

創作だったら次もよろしく。

849: 名無しさん 02/04/30 20:38
友達が失恋してから鬱みたくなり、ご飯を食べなくなり、いつも暗い表情で、フッた男への未練や逆恨みや泣き言ばかり言うようになった。 

はじめのうちは可哀想に思い、ループしっぱなしの話を聞いていたが、そのうち「私、死んでしまうかも…」と言い出した。霊も見えるとか声が聞こえるとか言い出した。 

何ヶ月かそんな状態が続き、毎日のように夜中まで彼女の話に付き合わされるのが、私もさすがに嫌になってしまった。

「辛いから、死んだ方がマシ」といつものように言い出した友達に、「死ぬ死ぬって言う人は、『私はこんなに精神的に弱いから、気を使って』っていう人もいるよね~」と、つい嫌味を言ってしまった。
 
その時友達は、「そうかもね~」と言いながら笑っていたが、それから2日後、本当にマンションの10階から飛び降りて死んでしまった。 

もう10年ぐらい前の話だけれど、今でも私が友達の背中を押してしまったようで、後悔している。 

853: 名無しさん 02/04/30 21:30
>>849 
あなたは悪くないよ。

865: 名無しさん 02/05/01 14:55
高校3年生になったばかりの春。

新学期当日、私は廊下に貼り出されるクラス分けの表を見る為に、早めに家を出て学校へ急いでいました。学校のある駅に着いた時、同じ高校の制服を着女子生徒が通路の端で、具合が悪そうにうずくまっていたのです。 

ふと横目で見ると、私と同じ今学期で3年生になる生徒でした。彼女は病気の為に体も小さく、とても弱々しい印象で、入学した時から同級生たちの間で、あまり良くない内容の噂になっていたのです。 

しかしうずくまる彼女を無視して通り過ぎる気になれず、声をかけるとその様子の通り「気分が悪い」との事。

私は駅員さんに声をかけ彼女を保護してもらい、彼女から自宅の電話番号を聞いて(当時は携帯電話が無い時代だったので)、公衆電話から彼女の家に「迎えに来てあげて下さい」と連絡を入れて学校へ向いました。 

学校に着いた頃には他の生徒は皆、表で新しいクラスを確認し終え、各自教室に入って担任の先生の話を聞いている最中でした。 

家を早く出たのに関らず、私は新学期早々遅刻をしてしまったのです。 

(続く)

866: 865 02/05/01 14:56
遅刻の為、大勢の前で担任の教師に注意を受け、一部のクラスメートには「遅刻女」という陰口を言われ、しばらく新しいクラスに馴染めなかったのですが、それも時間が経つと段々と薄れて、そのうちクラス内で仲の良い友達もでき、楽しい学生生活を続けていました。 

そんなある日、廊下で始業式の日に助けた彼女と、バッタリ出会ったのです。 

汚い考えですが、私はその時、彼女にお礼を言われると思っていました。「新学期当日に助けてくれてありがとう、色々としてくれてありがとう」と。 

しかし、彼女はすれ違いざまに私の顔を見たのにも関らず、何も言わず、まったく他人として私の横を通り過ぎたのでした。その行為にカチン時た私は、仲良くなった友人達に彼女の悪口を散々言ってウサ晴らしをしました。

彼女はお礼も言えない奴だとか、またうずくまっているのを見てももう助けない!とか・・・今になって改めて思い出してみても、自分自身でも嫌な行動だと思います。 

私が悪口を言ってしまってから数日後、彼女は突然、17歳の若さで亡くなってしまったのです。 

死因は病死・・・生まれた時から、医者に「20代までは生きられない」と言われていたのだと、葬式に行って彼女のご両親と話をした学年主任の先生から教えられました。 

私はそれを聞いて、一気に罪悪感が押し寄せてきました。 

「後味が悪い」というのとは違うかもしれないですが、今ではもう亡くなってしまった彼女の悪口を言った事が申し訳なくて、後味が悪い感じです。 

おわり

873: 名無しさん 02/05/01 23:30
>>866
後味悪いですね。マジ後悔するよね。

887: 名無しさん 02/05/02 22:13
この前、うちの母上が図書館で借りてきた本。

パラパラ読みなんで内容よく覚えてないですが、確か夏樹静子さんの短編だったような気が(少なくとも女性の作家さんだったような)。 

夫を送り出した後、妻は家事に打ち込んでいたが、今日は珍しく、隣室に寝かしていた子供の泣き声が聞こえないのが気になった。

母親の姿が見えないとすぐにグズってしまう子なのに、よっぽどぐっすり寝ているのかしら。家事の手を止め、様子を見に行くことに。 

部屋の襖をあけて彼女が最初に目にしたもの。それは、顔がビニールにすっぽり覆われたわが子の姿であった。 

恐らくベランダを開け放していたせいで、飛んできたビニール袋が偶然寝ているこの子の顔に張り付き、叫ぶ間もなく呼吸を止めてしまったのだろう。その顔は別人のように醜く鬱血し、すでに死後硬直も始まっていた。 

やっと出来た我が子を溺愛していた夫が、このことを知ったらどうするだろう。私の不注意のせいで、この子を殺したのは私なのだ・・・妻はふらふらと台所に戻ると、罪の重さに耐え切れず自殺を考えた。

が、不意に彼女の目に今朝夫当てにきた手紙が目に入った。差出人を見ると、少なくても自分の知ってる夫の交友関係の名前ではなかった。

朝は何の気なしにテーブルに放って置いたのだが、その時の彼女にはその心覚えのない差出人のことが、どうも気になったのである。 

たまらず中を開けて見ると「会って欲しい」とただ一言・・・。

888: 887 02/05/02 22:58
幸い住所も近いし、夫が帰ってくるまで十分時間はある。 

どうせ死ぬなら、思い残すことなく死にたい。宛先人の正体が気になった妻は、死んだ赤子を残していくのを心苦しく思いながらアパートを後にした。 

それでその宛先人を調べていくと(ここらの内容覚えてなくてモヤモヤする・・・)、なんと夫が自分を長年(浮気かなんか?)でだまし続けていたことが発覚!! 

辺りが暗くなってきた頃、妻はそのままアパートに帰ってきた。そしていつもと変わらず晩飯の支度を始めた。無論、子供の死体は布団に寝かせたままだ。 

しばらくして、夫が上機嫌で紙袋をぶら下げて帰宅した。 

「ほら、これあの子が喜ぶだろうと思って買って来たんだ。同期の奴らにも散々親バカだって馬鹿にされてさあ・・・」 

とろけそうな顔で土産を我が子に見せてやろうとする夫に、「遊び疲れていて寝てるから明日にして」と妻は冷たく言うと、冷蔵庫からビールを取り出した。 

889: 887 02/05/02 22:59
「睡眠薬が効いてるようね・・・」 

アルコールと睡眠薬の相乗効果で、夫は気分が悪くなったといって布団に入ると、たちまち深い眠りについた。妻は夫の腕を持ち上げると、そこにすっかり冷たくなった子供の顔を押し込んだ。 

これでいい。次の日、目が醒めると夫は自分の下で冷たくなったわが子を発見するだろう。死因も、泥酔した父親が気づかずに、子供を窒息させられたとして処理されるに違いない。 

それは長年自分を欺いていた夫に対しての、一番効果的な復讐方法であった。 

女って・・・女って・・・実際の作品はもっと面白いっす。 

891: 名無しさん 02/05/02 23:21
>>887 
ウヘッ、オチないの!? 

死亡推定時刻とかどうなんだ?なんて思ってしまう…。

890: 名無しさん 02/05/02 23:11
>>887 
コワッ!! 

読んでみたいですっ。タイトル分かりませんか??

※夏樹静子さんの短編「死ぬより辛い」で、1987年に田中美佐子さん主演で1時間のテレビドラマ化されたそうです。

ゴールデン12 (文春文庫)
夏樹 静子
文藝春秋
2017-02-10





875: 名無しさん 02/05/02 00:08
ロードオブザリング見に行った時のこと。 

見終わってああ、いい映画だったな、また次も見に行こうねって彼氏と余韻に浸っていたら、隣に座っていた人が「なにこれ、これで終わり!?すごい中途半端じゃん!」 と大声で言ってて後味悪かった。

876: 名無しさん 02/05/02 00:44
>>875
3部作って知らなかったのかね。

877: 名無しさん 02/05/02 05:29
>>875 
俺が行った時は、ホトンドの人が3部作って知らなかったみたいで、場内騒然だったぞ。 

880: 名無しさん 02/05/02 08:34
>>875 
タイトルにエピソード1とつければよかったんだろーね。

837: 名無しさん 02/04/30 18:28
高野山のお話。  

ちっと昔、関西の朱T院大学の映研部員が8ミリカメラ持って、わざわざ高野山まで来ましたとさ。 

「おっひさ~。高野にうぇるかむ」
「おう久しぶり!。案内とお泊まりよろしく~」 
「ん~、それは構わんが、車にそんな機材積んで。何するん?」
「心霊映画を撮りましゅ!」 
「あい変わらず悪趣味・・・。勝手にやれ」
「オス!」 

とりあえず。高野人は関西人を自分の下宿に案内。その後、知人の高野山大学の映研部長を紹介。高野の居酒屋「M」でダベってた。 

関西人「高野って夜まで開いてる店少ないな~」 
高野人「そんなもんやて」 
高野映研「しかし、ほんまにわざわざ心霊撮りに来たん?よ~やるわ~」 

関西人「俺はやるね!雰囲気出す為に8ミリで撮るし」 
高野人「ほんまよ~やるね。俺なら罰ゲームでも、よ~やらん」 
高野映研「でも、心霊ねぇ?ヤンキーならいっぱいおる町なんやけどなぁ」 

関西人「ねぇ、お二人とも。この町に住んでんやったら、経験あるやろ、幽霊。見た?」 
高野人「全く」 
高野映研「さっぱり」 

関西人「なら、一番ヤバそうな寺、とかは?」 
高野人「S宝院。ホモが多い」 
高野映研「C松院。あそこは○○○が放火魔」 

関西人「コワ!・・・ってオイ!やっぱそんなもんなん? なら霊が出やすい場所とか・・は?」 
高野人「そりゃ奥の院やろ。墓ばっかやし、首吊りの木とかあるしな」 
高野映研「俺は大門を強く推すね。特に夜」 

関西人「ん~。実はフィルム、あんま持ってきてないんよ。一発勝負したいんやけど・・・」 
高野人「まじ?撮った後、自分とこの大学まで帰って確認すんのやろ?そら~しんどいな」 
高野映研「ん?映写機くらいならウチの大学にもあるで。使わしたるから」 

関西人「マジ?あんがと。ん~ほな、今夜は君んトコの部屋にお世話になるわ~」 
高野映研「明日、後輩に運転手させて案内するわ。8ミリで照明も無いなら、昼に撮るがえ~やろ」 
関西人「ウス!お世話になります!」 

続く

842: 名無しさん 02/04/30 19:20
>>837 
俺、去年高校の合宿で高野山のS宝院泊まったよ・・マジでホモ多いのか・・いい人ばっかりだったけど。

839: 837 02/04/30 18:51
続き(長文覚悟完了) 

関西人「一晩泊まったのに、何も起きんかった。怪奇現象」 
全員「当たり前じゃ!」 
高野人「な~こいつ勘違いしとるで。つーか、高野のイメージってこんなんか?」 

映研後輩「・・・自分も、こっち来るまでは、本気で心霊スポットかと」 
高野映研「ほんなら、こっち来てからは?」 
映研後輩「ただの田舎」 

高野人「そりゃそーだ。あ、今日は事情通に聞いて来た、とっておきのスポットにご案内~」 
関西人「どこ?それ。どんなトコ?」 
高野人「何か、昔処刑場やったとかゆーとこがあるみたいよ。首切り場ってゆーとこ」 

高野映研「くびきりば?あ~聞いた事はあるが、場所知らん」 
高野人「ん~。なんか、中の橋の手前にあるんやて。運転よろしゅ~。あ、一応説明するが、奥の院への入り口が一の橋。出口が中の橋っつ~ねん」 
関西人「ふ~ん」 

高野人「よっしゃ~!高野山大学特製!首掛け袈裟と般若心経入り学生手帳!装備完了せよ!」 
高野映研&後輩「装備完了いたしました!」 
関西人「・・・俺は?」 

もちっと続く

840: 名無しさん 02/04/30 19:13
>>839 
無意味にダラダラ長い会話がとても後味悪いな(w。

843: 83702/04/30 19:22
続きの続き 

後輩「中の橋ってここっすよね?別になんもないっすけど?」 
高野人「ん。ほんなら、一の橋の向かってゆっくり進んでくれ。途中で右の方に、石垣の途切れたトコとこがあって、そっから入るよろし」 

後輩「ないっすよ・・・あ、マジであった。停車しま~す」 
高野人「んでは、出発!」 

高野人「到着!って。あれ?狭いな。なんか慰霊碑みたいなのしかないし」 
関西人「大きな池の中のど真ん中に慰霊碑か。いわくありげや~」 
高野映研「撮る、か?ココでマジ良いか?」 
関西人「ウス!ここで撮りま~す。・・・キャメラ作動!」 

ジコジコジコジコジコジコジコジコジコジコジコジコ・・・
 
関西人「はぁ・・・完了。薄暗いから、ちゃんと映ってるか不安・・・」 

高野映研「ほんならウチんトコ部室来て見てみよか?映ってなかったら、俺のインスタントカメラやるから、それで悪あがきしてみても良いし」 
関西人「よろしくお願いします!」 

高野映研「ほんならイクで~。コーラとポテチをご用意下さい~」 
高野人「ええから、はよ映写機動かせよ!」 

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ 

高野人「こ!これは!・・・えー風景やな・・・」 
関西人「画面暗い!・・はぁ。骨折り損」 
後輩「何事も経験っすよ~~」 
高野映研「ん?湖、波立ってる?水面が、ゆれて・・・る」 

少し続く

844: 名無しさん 02/04/30 19:38
映研だからか、いちいちセリフを入れてしまうのだろうが、無いほうが読みやすい…ってゆうか意味なしトークウザイ。

845: 837 02/04/30 19:44
続きの~続き 

関西人「ははっ。女の顔が見えるわ。水面に。なぁ、見えへん?見えへん?」 
高野人「ん~。見、え、る、わい。俺にも」 
後輩「ヤバく、ないっすか?マジ」 
高野映研「・・・」 

水面に女の後ろ姿が映っている。ほぼ全身が。ひざから下は、見えない。 

関西人「髪、長いな。長いよな?腰まで伸びてる・・・よーに見える」 
後輩「・・・見えます」 

カタカヤジジジジジジ------------------ 

高野人「おしま~い。こんだけ?てーか、大収穫・・・だよ、な」 
高野映研「ちと待て、おい、もっかい再生。インスタントカメラ持ってきてるから、画面を撮る。証拠写真や。なんか、ヤバそうやし」 
後輩「はい」 

カタカタカタカタカタカタカタ 

後一回つづく

846: 名無しさん 02/04/30 19:48
>>845 
顔が見えてたのに後ろ姿? 「エクソシスト」みたいな感じやったん?

847: 837 02/04/30 19:53
最後 

関西人「耳が見える?あれ?さっき見えてた」 
後輩「なんか、さっきと角度違いません?」 
高野人「ちっとずつ・・・動いてる!?振り向こうとしてんのか!!!」 
高野映研「おい!!電気つけろ!!映写機止めろ!!」 

全員で部室全体の灯りをつけ、窓を全開にし、ドアまで開け放って、フィルムは全て巻き戻した。高野映研はフィルムを機器から取り外すと、ガムテープでグルグル巻きにした。 

高野映研「悪い、このフィルム処分するで」 
関西人「・・・ん。頼むわ」 

高野人「どうする?高野山で嘘抜きで御祓いしてくれるトコゆーたら・・・」 
高野映研「桜池院。あそこが一番信用できるらしいわ。頼んでみる。ダメなら、焼く」 
関西人「頼むわ。も、どーでもいーから」 

その後、一週間後、電話で。 

関西人「お久。で、アレ、どーなった。はよ教えて。結果」 
高野人「ん~。実は、高野映研のヤツに任せてたんやが、あいつなぁ・・・」 
関西人「なんや、なんかあったんか!?」 
高野人「実は、御祓いにはえらい金かかるらしいゆーて、結局御祓いは、せんかったらしい」 
関西人「げ!マジ!そんなら、あのフィルムは!?」 

高野人「立教大の映研に売ったってさ」 
関西人「はぁ!!??」 

完 

自分が聞いた話はココまでっす。昔の話らしいけど、 マジ話らしいです。ウザセリフとクソ長文、大変スマン。鬱・・・。

848: 名無しさん 02/04/30 20:10
>>847 
後味悪いというより、普通に怖い話だと思うんですが。

862: 名無しさん 02/05/01 01:18
>>847 
それって、テレ朝でやってた「ココだけの話」の「背後の女」て話に似てるね。設定違うけど、映研が撮った映像に写った幽霊がだんだんこっち向く、ってとこがまるで同じ。よくある話なのかなぁ? 

番組では、女が振り向きながら笑うんだけど、その時(撮影した時)その向きに居た人が一人ずつ死んでくんだよ。

863: 名無しさん 02/05/01 10:00
>>847 
やっと撮ったのスクープ心霊映像を、勝手に他のやつに売られてしまたという後味の悪さを言いたかったのですか? 

864: 名無しさん 02/05/01 10:12
>>863 
やはり意味のない会話を読ませたかったんでは? 

普通に書けば、1/5ぐらいですみそう。

897: 名無しさん 02/05/03 11:26
>>837の無駄文章が本気で後味わるいよ。 

>「おっひさ~。高野にうぇるかむ」 
ここいらの会話とか、すごく不快。

898: 名無しさん 02/05/03 13:49
>>897 
禿同。ダラダラと書かないで欲しい。俺はほとんど読んでいない。 

結局、「幽霊(?)が映ったフィルムが出回ってる」 って内容?

【その15(完)へ】