高校生の頃、同じ部活(吹奏楽)に、中学生の時からずっと好きな男の子がいた。
極端に男が少ない部活だったから部内での倍率も高かったけど、毎日一緒に帰っていたし、学校外でもよく遊んでいたから、告白すればすぐに落とせるだろうと踏んでいた。
そもそも私が彼に近寄る女を全て握りつぶしていた。「何か俺って女子部員に避けられてる…」って落ち込んでいたけど、それは誰かと話してると私が遠くから睨んでいたから。
極端に男が少ない部活だったから部内での倍率も高かったけど、毎日一緒に帰っていたし、学校外でもよく遊んでいたから、告白すればすぐに落とせるだろうと踏んでいた。
そもそも私が彼に近寄る女を全て握りつぶしていた。「何か俺って女子部員に避けられてる…」って落ち込んでいたけど、それは誰かと話してると私が遠くから睨んでいたから。
さておき、ある日部室で楽譜を整理してると、彼と誰か女の子が話しをしながら部室に近づいてきた。私は脅かしてやろうと思って、打楽器の影に隠れて待っていたら予想通りに二人が部室に入って来た。
さぁ出ようと思ったら「俺、OOちゃんの事がずっと好きだった」なんて彼の言葉。しばらく無言状態が続いた後に、二人がキスしてる光景が目に入った。
高校生らしからぬ激しいディープキスを見てて、彼に近づく女を蹴散らし続けても最終的な決定権は彼にあって、私にはどうしようもない事に気が付いて涙が止まらなかった。
その後に「でもXX(私)がうるさいから付き合ってる事は内緒で」なんて言っているのを聞いて、どれだけ私が今まで酷い事をしてきたか突きつけられた気がした。
そのまま部室で本番行為まで発展してしまい、彼の童貞喪失シーンを目の前で観察するハメにまでなって失意のどん底。私も処女だったから「でも、初めて見るオチン○ンが彼のでよかった」なんてわけのわからない事を考えて必死に自分をたしなめた。彼の気持ち良さそうな声を聞いては切なかった。
本当に見てはいけない物を見てしまったよ。