インコ、ヒヨコ、ハムスター、カピバラ、プレイリードッグなど様々な動物と触ってふれあうことができ、フクロウやナマケモノ、オオハシなども肉眼で至近距離で見ることができるのがウリの店、アニタッチ。餌付けもできる。衣食住が保証される代わりに人間に触られ続けるという楽園的地獄。
風呂に入って最低限のアクションで目の前に差し出される牧草を食べ続けるカピバラ。撫でられるのも好きらしい。確実に向いている動物とそうでない動物がいる。
このような飼われ方をしている個体は寿命が短いということも知っている。
興奮して叫ぶ人間の子供たち、口の前に突きつけられる餌。
息子はというと夢中になっている。
そんなんならマンゴー殿をもっと可愛がれば良かったでは無いかとも思う。
まだ幼い頃に自分が産まれる前からいた犬はそんな愛玩する対象ではなく異形の先輩というか兄だったのかもしれない。気に食わないちょっかいを出しても大抵は相手にされないか、虫のいどころが悪いと威嚇されるかだったし。
聴覚の優れたフクロウはしんどくないだろうか。草食のニューギニアミニピッグやハムスターは満腹になると喧騒の中で寝ている。
草食系の方がこのようなストレス耐性はあるように感じるが気のせいだろうか。耐性のある種の近縁が家畜化されたということか。
餌付けして必死に食べる姿を眺めるとほっこりするメカニズムは何なのだろうか。気づいたら自分も息子が目の前で食べてる写真ばかりだったりする。