サードオニキスとは
サードオニキスは多結晶のクォーツであるメノウの一種で、赤褐色などの地に平行の縞模様が見られる石です。
8月の誕生石としてもお馴染みですね。
サードオニキスの名前の由来
ギリシャ語の
「sard(サード)」茶色という意味 と
「onux(オニキス)」爪という意味
を合わせて命名されたと言われています。
オニキスを縞瑪瑙(シマメノウ)と呼ぶことから、
サードオニキスの和名は紅縞瑪瑙です。
サードオニキスは英語で「sardonyx」という綴りなのでサードニクスと表記されることもあります。
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サードオニキスの成分
オニキスは縞模様が入っていますが主成分はクォーツと同じ珪酸塩鉱物です。
化学組織は SiO2
二酸化ケイ素です。
サードオニキスはクォーツ(赤系の部分)とオパール(白や灰色の部分)の部分が交互に配列されています。
白の部分が遊色のあるオパールだった場合はオパールの価値の方が高いため、
サードオニキスではなくオパールという名称の石として扱われます。
サードオニキスの赤色や茶色の部分は鉄分によって発色しています。
殆どの天然のサードオニキスは褐色のような色なので加熱処理を施すことによって色調を明るく(より赤く)しています。
サードオニキスの硬度
モース硬度 7
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サードオニキスの光沢
ガラス光沢
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サードオニキスの石言葉
・幸せな結婚
・夫婦和合
・夫婦の幸福
・貞操、純潔
サードオニキス 誕生石と誕生日石
サードオニキスは8月の誕生石です。
誕生日石としては
・1/25
・6/15 サードオニキスのカメオ
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カメオの材料としてのサードオニキス
サードオニキスは量産される石の一つで、旧約聖書にも登場する長く愛されてきた石です。
古代ローマ人は印章や紋章にサードオニキスを用いたそうです。
しかし、サードオニキスの魅力を活かした宝飾品といえばなんと言ってもカメオではないでしょうか。
サードオニキスはクォーツ(赤系の部分)とオパール(白や灰色の部分)の部分が交互に配列されています。
その特徴を活かして
・浮き彫りを施したカメオや
・沈み彫りを施したインタリオ
が作られ、何千年も愛されてきました。
サードオニキスとカーネリアン
サードオニキスにとてもよく似たカーネリアンという石があります。
カーネリアンも成分はクォーツですが、縞がありません。
縞の有無くらいしか見分けることが困難なので二つとも「レッドアゲート」として売られていることもあります。
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サードオニキスの主な産地
・ブラジル 🇧🇷
・ウルグアイ 🇺🇾
・インド 🇮🇳
・スリランカ 🇱🇰
・中国 🇨🇳
でも石言葉はずいぶん違うのが面白いですね!