五感で楽しむ没入型の展覧会【ゴッホ・アライブ】に行ってきました!久しぶりに美術館に行こう~と軽い気持ちで入場したら,この没入型の展覧会にメンタルを揺さぶられてしまいました。それでは,没入型展覧会のみどころと感想をご紹介します!
ゴッホ・アライブとは
ゴッホ・アライブは,ちょっと新しい形の展覧会です。
今までの展覧会が「壁に展示された名画をじっくり目で楽しむ」なら,ゴッホ・アライブは映像と音楽を駆使した作品を「五感で楽しむ没入型」の展覧会です。
没入型の言葉にたがわず,展覧会が作り出す空間にどっぷりと浸かり、心が揺さぶられます。
他にこれまでの展覧会と違う点は,写真も動画もOKなとこ。
色んな作品を撮影できてとても楽しかったです。
それでは,ゴッホ・アライブのみどころと感想をご紹介します☆
ゴッホの生涯を知る
ゴッホの生涯は,なんと言ったら良いのでしょう。
ゴッホが耳を切り落とした事件や自ら命を絶った最期については知っていましたが,パネルで時系列に作品とゴッホの生涯を見ていくとたまらなくなりました。
こんなに素晴らしい作品を沢山残したゴッホ。
天才だけど,天才だから繊細で,不器用で,気性が激しくて,ずっと苦しみ続けたゴッホ。
パネルの絵の色がどれも鮮やかで,それが余計悲しいです。
立体で見るゴッホの絵
ゴッホの生涯をパネルで見て,すっかり気分が落ち込んでしまった後,ファンゴッホの寝室を立体的に再現した部屋に移りました。
写真では立体感が分かりにくいですが,このベッドは造りが斜めになっていて,実際の距離以上に奥行きを感じました。
【ゴッホ・アライブ】五感でゴッホの絵を体験
次は,この展覧会の名前にもなっているゴッホ・アライブです!
大きなスクリーンに囲まれて座り,音楽と共に映し出されるポスト印象派「ゴッホ」の絵を鑑賞します。
時間はたっぷり40分もありました。
映像ならではの演出が魅力!
ラストはゴッホの生涯最後の作品で,これがちょっとショッキングな演出で幕引きとなり,私はまた気分が落ちました…。
こんなにもメンタルに衝撃を与えるなんて,没入型の展覧会の力は恐るべしです。
ひまわりは美しい音楽と共に
ひまわりは優しい音楽と明るい絵に癒されます。良かったらご覧下さい☆
ひまわりの部屋
そんなメンタルを揺さぶる没入型の展覧会ですが,ダメージを受けた心をちゃんとケアしてくれる仕掛けが最後にありました。
ゴッホ・アライブの部屋の後、たどり着いたのがひまわりの部屋です。
見て下さい!この一面のひまわりを。
良いですね,明るい黄色って。
ゴッホ・アライブでショッキングな映像を見た後だから泣きそうです。
ゴッホの生涯を思って気持ちが沈んだり,その心が鮮やかなひまわりに癒されたり。
ゴッホ・アライブはじんわりとしみる素敵な展覧会でした。
【ゴッホ・アライブ神戸展】会場と会期
さて,ゴッホ・アライブですが会期終了間近です。
ご興味を持たれた方はお急ぎください~。
会場:兵庫県立美術館
会期:2023年6月4日(日)まで
【永遠の門 ゴッホの見た未来】上映日程
ゴッホ・アライブの会期終了後ですが,兵庫県立美術館でゴッホの映画が上映されます。
見に行きたいけど上映日は平日。うーん,残念。
そのうちprime videoで観ます!
永遠の門 ゴッホの見た未来
- 上映日:2023年6月16日 (金) ①10:30,②14:00
- 会場:兵庫県立美術館 ミュージアムホール 1F
- 料金:中学生以上 1,000円,小学生 500円
【兵庫県立美術館】おすすめランチは「JICA」
さて,これはちょっとしたオマケ情報です。
兵庫県立美術館を訪れた後,ランチするならJICAがおススメです☆
JICA…?そう,あの海外協力隊のJICAですよー!
兵庫県立美術館から徒歩4分のところにJICAの関西拠点があります。
JICAの社食が一般に開放されてて,兵庫県立美術館の後に何度かランチでおじゃましました。
テラス席もあって,海は見えませんが吹いて来る風が心地良いですよ~。
【ゴッホ・アライブ】没入型の展覧会にまた行きたい
五感で体感する没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」をご紹介しました。視覚で名画を楽しむこれまでの展覧会とは違う新しい形の展覧会。全身でゴッホの世界を体感する事ができるなんて思いもしませんでした。また没入型の展覧会が開催されたら,ぜひ行ってみたいです☆
それでは,また!
達人たちのトークが熱い!