福岡小郡(福岡県)
- 2023.08.28 Monday
- 19:37
JUGEMテーマ:風景印
福岡小郡局(七夕通りに面しています!)の風景印です。
七夕神社と七夕の星を象徴するきらめきの塔が描かれています。
ハガキ友に送り付けただけでは飽きたらず
記念押印を郵頼し、返信封筒に押印されていたものです。
福岡市の小郡には1300年前から織姫を祀る神社があります。
織姫の本名(?)は万幡豊秋津師比売命。
古事記では高御産日神の娘として登場し、
天照大御神の息子の天忍穂耳命の妻となります。
耶馬台国九州⇒畿内東遷説の安本美典氏の著書だと
天照大御神=卑弥呼、万幡豊秋津比売命=台与ではないかとあります。
お二人とも当時の中国に使者を送っているので記録に名前が残っております。
(その前に倭王・師升なる人物が後漢に使者を送っています。スサノオでは?と言われています。)
中国の記録に残っている名前はある種の通称だったりするのかもなので
〇代目師升とか〇代目卑弥呼とか複数人いる可能性もありますね。
七夕伝説そのものは中国の漢の時代まで遡れるようですが
漢の時代と言っても前漢と後漢に分かれて
紀元前3世紀〜紀元後3世紀と600年以上あります。
万幡豊秋津比売命=台与だとすると後漢が滅んだ直後の紀元後3世紀の人ですね。
(卑弥呼の時代はまだ後漢は存続していました。)
七夕伝説そのものは中国由来が定説なんですけど
七夕が好きな日本人は多いような気がします。
特に新暦7月なんて梅雨で星が見えないことが多いのに。
七夕伝説の成立に当時の日本=耶馬台国が多少なりとも
関わっていたら、七夕好きな人が多いことにも納得かもですね。
読んで下さりありがとうございます。