こんにちは、hirokoです。
今日は奈良旅2日目を紹介します。両親と一緒に吉野へ花見に出かけました。
目次
吉野の桜について
下千本、中千本、上千本、奥千本とふもとから上に順々に桜が咲いていきます。花見に行った3月25日時点では下千本、中千本がやっと咲き始めになったところでした。メインの場所から向かい側の山にある如意輪寺の大きな枝垂れ桜は満開で、近くに行かなくても綺麗に見えました。
桜の木はシロヤマザクラを中心に約200種類、3万本あります。見た感じ、ピンク色にもかなりのグラデーションがあり、それがとても美しく見えるのだと思います。日本一の桜だと言われています。
群生しているのでとても綺麗なのですが、桜が自然に群生することはないようです。修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が感得した蔵王権現の姿を桜の木に刻み、桜の木をご神木として植えていったのがこの規模の桜です。
交通について
私は近鉄奈良駅から電車で行きました。近鉄西大寺駅から橿原神宮行急行に乗り、終点の橿原神宮駅で降ります。橿原神宮からは吉野行の急行に乗って「吉野駅(終点)」で降ります。途中に「吉野口駅」というのがありますが、間違えて降りないようにしてください。また、橿原神宮からの急行ですが、急行と言っても各駅停車します。そして、単線なので駅ではいちいち反対方向の電車を待ったりしてとても時間がかかります。
大体の時間ですが、近鉄奈良駅から西大寺駅までは新大宮駅に止まらないと5分ぐらい。西大寺駅から橿原神宮駅までは急行で40分ぐらい。橿原神宮駅から吉野駅までは1時間ぐらいかかります。
吉野駅からは歩いても良いと思いますが、現存する日本最古のロープウェーがあります。千本口駅から吉野山駅まで3分ぐらいですが、片道450円です。近鉄が発行しているパンフレットには往復で大人800円と書かれていましたが、実際にはこの時期には片道切符しかないそうです。とても昔ながらのロープウェーで、券売機は1つしかなく、切符はお金を渡して係の人に買ってもらいました。乗り心地はスキー場のリフトに似ていました。
また、バスに乗る方法もあります。
吉野の情報は吉野公式アプリの「めぐる吉野」を携帯に入れておくととても便利です。もちろん、桜の開花情報もあります。
吉野観光公式アプリ「めぐる吉野」リリース!令和3年10月15日(金)~ | 最新情報 | 吉野ビジターズビューロー
金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂
令和5年3月24日から5月7日までご本尊金剛蔵王権現3体の特別ご開帳をしています。大きくて青い秘仏はとても迫力があります。懺悔の個室に入ると、自分に向かって見下ろしているご本尊をお参りすることができます。
僧侶たちの念仏やほら貝の音を聞いているととてもありがたい気持ちになりました。
また、奥の建物では書家の紫舟(シシュー)さんの地獄絵図を見ることもできます。これは10月21日に燃やして、この世の地獄を消し去る予定です。
この期間は特別拝観料が必要で、大人は1600円になります。
電車の往復とこの特別拝観券がセットになった割引切符もあります。
詳しくはこちらを見て下さい↓
吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ|奈良のお得なきっぷ|観光・おでかけ|近畿日本鉄道
ギャラリー
吉野建 メイン通りから見ると1、2階に見えるけど、裏から見ると3、4階である建て方。
終わりに
3月25日は何とか天気が持ちこたえてくれて、桜の開花状態は咲き始めでしたが行って良かったです。
次回行くことがあれば、金峯山寺の他の場所や吉水神社からの桜も見てみたいです。
私は乗ったことがありませんが、青の交響曲(シンフォニー)という特別な近鉄特急に乗って、スイーツを味わうのも珍しい経験ができて良さそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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