なんだかなあ~と軽くうんざりする思いがありました。
安くておいしいものを提供してもらえるとわかっていても、
全国どこへ行っても同じ店があるって…。
外食もテイクアウトもそんなにしないので、
個人的にはどうでもいいことではあるんですが。
街の雰囲気がつまらないものになっていくようで、
人の感性が退化していくようで、
何か不自然な心地悪さを感じてしまいます。
~多くの人が同じような行動を取る光景に違和感を覚える~
私は結構そういう風に感じることが多いです。
自分は人と違うことがしたいんだ!
というのとは違います。
皆がバラバラに違うことをしている光景が居心地が良いということです。
でも…あんまりそういう光景を見ることはないような?
というか、その場にふさわしい行動が何パターンかあって、
それ以外のことはしないのが普通ではあるんですが。
穏健な行動を選んでいるわけですから、
それで何の問題もないはず。
・・・・そうかなあ?
穏健?穏便?な行動の選択にもまた、
「偏り」の問題があります。
事を荒立てないはずの穏健・穏便な言動ゆえに、
その偏りはかえって厄介な気もします。
まるで、羊の群れに成り下がった人間たち !?
と想像すると…怖い。
羊みたいに可愛くないですから。
いつだったか、そのスイーツのお店の話題をテレビでやっていました。
娘が観ていたのを何気に一緒に観ていたんですが、
こんなに努力・苦労を重ねて商品を開発してるんです~、
凄いですね~、感動しますね~、みたいなやつでした。
苦労を報われ商品化決定で涙を流す職人さん…
ふ~ん…なんかオリンピック選手みたい、と思いました。
人柄も良さそうな好感の持てる職人さんや社員たち…。
資本主義経済の末期症状である安売り競争の果て。
全国民で同じものを頂きましょう!
ちゃんとメニューは豊富に用意してます♪
というわけで、
それが穏健派の国民の選んだ道なのかもしれません。
でも、それは無意識の弱肉強食ゲームへの参加でもあります。
近所に、お気に入りの和菓子屋さんがあるんです。
半年に1、2度くらいしか行かないのですが、
たまに行くからこその楽しみでもあります。
親子でやっている和菓子屋さんで、
私のお気に入りは粒おはぎです。(絶品!)
何故か息子さんの方がちょこっと洋菓子も作っていて、
ローカルの情報番組で気まぐれに作っているとか言ってたそうで、
自由でいいなあと思いました。
いつだったか、イチゴのスフレに遭遇したときは感激でした。
(やった!ラッキー♪)もちろん買いました。
次、いつお目に掛かれるかわかりませんから。
イチゴの粒々の残るフワフワなスフレの一切れは、
あっという間にパクパクと食べてしまいましたが、
和菓子職人さんの作った上出来のスフレ、
ふと思い立って作りたくなったのかなあ?
と、微笑ましくて印象に残る満足感がありました。
我が家も自営ですから、個人経営の厳しさはよく知っています。
コンビニなどに加えてチェーン店まで…大変だ…。
この先もスイーツを購入しようかというときは、
あのお店に足が向かうと思います。
(ちなみにチェーン店には行ったことがありません)