57625PSVita
　任天堂が捨て身で放った自爆テロによる携帯機市場壊滅の影響は大きく、未だにその後継機が世に出ていない不遇のゲーム機でもありますね。

スポンサーリンク


　……ゲハ的な話題でニシくんのSwitchを入れるのに必要な話はタイトルと最初の文に詰め込んでしまったので、普通に思い出話でもしましょうか。

　PSVitaが発表されたのは2011年1月27日の事で、任天堂が3DSを発売する一月ほど前でしたね。
　Next Generation Portableという仮の名称で発表されたPSVitaですが、当時としては極めて高性能でニシくんは4-5万円になるに違いないと騒いでいた物でした。

　その後は3DSが発売されたり東日本大震災が発生したりと色々大変でしたが、E3 2011ではニシくんが任天堂基準で考えた想定価格を遙かに下回る24980円からの展開と発表され、ゲハどころか任天堂まで大混乱に陥ります。

　それが任天堂を発売から半年足らずで3DSを四割値下げするという暴挙に走らせる結果に繋がる訳ですけど。

[任天堂: ニンテンドー3DS アンバサダー・プログラム]

ニンテンドー3DSを価格改定前にご購入されたみなさまへ（2011.7.28）

みなさん、こんにちは。任天堂の岩田です。

ニンテンドー3DSをご愛用いただき、ありがとうございます。

このたび、8月11日にニンテンドー3DSハードの価格改定をさせていただくことになり、本日それを発表いたしました。

ゲーム機を発売して一定の期間が経ち、さらなる普及を目指して値下げをするということは過去にもありましたが、今回のように、発売から半年も経過せずに、しかもこれほど大幅な値下げをしたことは、任天堂の過去の歴史にはありませんでした。

このことは、いちばん最初にニンテンドー3DSを応援してくださったみなさまからのご信頼を損ない、ご批判を受けかねないことだと痛感しております。

今回、このような前例のないタイミングで値下げに踏み切ったのは、ニンテンドー3DSの発売前と、現時点で大きく状況が変わり、今思い切った手を打たなければ、多くのお客様にニンテンドー3DSを楽しんでいただく未来がつくりだせない可能性が高まったと判断したためです。

ソフトの作り手の方々にも、販売に携わるみなさまにも、「ニンテンドー3DSは、ニンテンドーDSの後継のゲーム機として間違いなく普及する」という確信を持っていただけなければ、ニンテンドー3DSが勢いよく多くのお客様に広がり、ソフトが充実し、結果的にニンテンドー3DSを購入されたみなさま全員にご満足いただくという循環がつくれません。

みなさまは、ニンテンドー3DSを最初に応援してくださった大切なお客様です。「早く買って損をした」というお気持ちを完全になくすことはできないかもしれませんが、特別なお客様であるみなさまに対し感謝の意を表して、以下のようなご提案を用意させていただきました。

　こうなって、任天堂は大赤字になって翌年発売したWiiUはこの一件も影響したのかさっぱり売れずに任天堂は据え置きゲーム機から撤退、PS4は任天堂相手にはほぼフリーハンドで売ることが出来た訳ですけど。

　一方で携帯機市場は急な値下げで混乱状態に陥り、更に任天堂が形振り構わずソフトを買収して回ったことで変な事になった。

　PSVitaにとってこれはなかなか問題で、任天堂が滅茶苦茶にした携帯ゲーム機市場の余波を受けて台数を伸ばせなかったという部分もあるんですよね。
　結果として現時点ではPS携帯機の流れは断絶している状態にある訳ですし、任天堂が任ッチで消費者から搾取に搾取を重ね、日本のゲーム産業を滅茶苦茶にしている現状を考えると痛み分けに終わった感もあります。

　今にして思えば…というか当時から軽く言っていたとは思いますけど、後からPSVitaTVとか出すぐらいだったら多少のコストをケチってPSPに存在した映像出力端子を実装しない選択肢を選んだのは間違いだったようにも思いますし、PS3後期～PS4への流れ、デジタルシフトを考えると多少でなくコストは上がれどももうちょっとストレージ周りを重視した方が良かったというのはあるのでしょうね。

　コンテンツに関して言うとP4Gのヒットが目立つところですが、他にも軌跡シリーズが据置機との縦マルチへとステップアップしていった流れなどもありますし、台数がそんなに出ない中でもサード向けのプラットフォームとしてはそれなりの存在感を見せていたと思います。
　ファーストのタイトルにしてもGRAVITY DAZEやフリーダムウォーズ等々あった訳ですが、その辺の流れはこれも断絶していますね。

　前から書いていますけど、任天堂がWiiUで“任天堂ソフトによるハード販売の牽引”という幻想を自ら打ち砕いた…割に任ッチは思ったより大分売れちゃっている事からも分かる通り、携帯ゲーム機市場は確かに存在していて、そこを任天堂が独占してしまっているという歪んだ状態に現状なっているんですよね。

　やはりPSVita後継機となるPS携帯機第3世代モデル略してPSP3（仮）が必要とされているのではないかと思うのですがどんな物でしょう。
　PSVitaの時以上にコストを削減する必要は出てくるでしょうけど、余計なスマOSが無ければミドルレンジのSoCでもそれなりにパフォーマンスが出せ、UFSなどスマートデバイス向けの高速ストレージの選択肢も増えていますし。

　PS5向けVRヘッドセットの構成がどうなるかという部分もあるんですかね、特許にあったような単体でも動きそうな構成…Oculus Questのように単体VR HMDとしても動作する物でPS5があれば＋αで～となる物であれば、そのシステム周りを流用してコストを抑制した携帯ゲーム機みたいな物も作れそうですし。

　コンテンツが揃わないのでは問題については、任ッチがあんなんでやって行けてるんだからPS5のリモートプレイ、PSNowのクラウド、あと外注で旧作を適宜移植していけば何とかなるんじゃないかと思いますけどね。

【PS5】【PS4】グランツーリスモ7 25周年アニバーサリーエディション【早期購入同梱物】10,000,000Cr(ゲーム内クレジット)・カーパック(3車種)(封入)※プロダクトコード有効期限:2022/8/4【Amazon.co.jp 特典】アイテム未定
・3/4 【PS5】【PS4】グランツーリスモ7 25周年アニバーサリーエディション【早期購入同梱物】10,000,000Cr(ゲーム内クレジット)・カーパック(3車種)(封入)※プロダクトコード有効期限:2022/8/4【Amazon.co.jp 特典】アイテム未定 (Amazon)
　.
タグ ：
#個別ゲーム速報
#SIE
#SCE
#PSV
#周年記念
#任天堂
#任天堂らしい
#3DS
#岩田聡