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 いつもの“俺俺ソニーはコケると思うよ”って奴なのですが、流石にここまで来ると無理がないですかね。

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Sony Casts Doubt on PlayStation Momentum With Cautious Outlook
[Bloomberg]

By Takashi Mochizuki and Yuki Furukawa

 ざっくり纏めると

 “ソニーグループの今期予想営業利益1.17兆円はアナリストの平均予想を下回ったがそれはゲーム事業ガー”。
 “第4四半期のPS5は630万台売ったけどゲーム販売本数が7050万本→6800万本ニー”
 “東洋証券の安田秀樹アナリストが「PSユーザーは新しいソフトを買ってない」ってゆってたモン!”
 “PSのMAUは1.08億人に減少しPS+加入者もちょっと増えて4740万人にとどまったんだモン!!”
 “第4四半期にPSファーストタイトルが出なかったしPSVR2ガー”

 要するに言いがかりですね。

 もうこれを出すことになるとは思っていませんでしたが、

[ソニーグループ: 2023年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) / 決算説明会資料 / 補足資料](pdf)

 そもそも今期の業績予想が増収増益となっている時点で達成出来ればソニー史上最高の業績なんですよね。

 ゲーム&ネットワークサービス分野…SIEが担当するPlayStationプラットフォームの業績に関しては…

 上のざっくりまとめの順で行くか。

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 まずソフト販売本数については、大型タイトルが前年同期比で減少した第4四半期、SIEファーストパーティタイトルの販売本数は500万本減少していますが、全体としては250万本減に止まっているのは大した物だと言えるでしょう。

 前年同期にファーストからはGT7とHorizonII、サードからは「ELDEN RING」が出ていたのに対して「Hogwarts Legacy」とギリギリ期末の「バイオハザード RE:4」だった昨期の第4四半期、売上高はむしろ増えてるんだから新作を買った結果なんですよ。
 東洋証券を自称するアホだからどうせ“でもファミ通ランキングでは~”とか言い出しそうですけど。

 PS+の契約者数とMAUに関しては年末商戦期にかかる第3四半期に比べ、QonQでは第4四半期が落ちる傾向がありますが、昨期の第4四半期は前年同期比で言えばMAUはやや増加、PS+加入者数は横這いですが、ネットワークサービス売上高は増加となっていますし。

 公正を期して書いておくと、為替差を考慮するとゲームソフト+ネットワークサービスの増収はやや増加程度に止まるのではないかという見方も出来るかもしれませんけど…
 でもそんなことを言い出すと多分ですが任天堂様の決算がとんでもないブーメランになりますよ?
 そもそも、為替で助けられても第4四半期単独の売上高はソニーG&NS分野の1/3足らずになる見込みなんだから。

 まあ後先考えられるんだったらこんな風にソニーガーしてないか。

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