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 とはいえ、第2四半期単独ではACVIの好調もあってか増収増益を達成しているとの事で、先行きを悲観するような状況でもないようですが。

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[KADOKAWA - IR情報]

[eir-parts: 2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料](pdf)

 売上高は前年同期比1.3%増の1242.07億円、営業利益は35%減の86.04億円、経常利益は44.4%減の93.89億円、純利益は60.8%減の41.25億円と大幅減益。
 といっても前年同期が「ELDEN RING」景気で大幅増益していたので、前々期の水準程度に戻ったとも言えそうですが。

[ゲーム事業]
 ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っております。
 8月に発売した㈱フロム・ソフトウェアの新作『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』の国内の販売が好調に推移したことに加え、6月に発売した㈱スパイク・チュンソフトの新作『超探偵事件簿 レインコード』も売上高に貢献したものの、前期の『ELDEN RING』の業績貢献が大きかった影響により、当事業の売上高は136億70百万円(前年同期比20.2%減)、セグメント利益(営業利益)は40億28百万円(前年同期比46.9%減)となりました。

 ACVIは前記事でも取り上げた通り、海外分が計上されていない現状でも国内で70万本超の販売を記録したとの事で好調。
 レインコードは…わざわざ“売上高に貢献”って書かれている辺り、営業利益では逆に足引っ張っていそうですね。

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 出版セグメントは売上高微増も営業利益大幅減。
 紙本の原価上昇等が響いているようで、書籍の値上がりも見越しているみたいですね…
 ひょっとして週刊ファミ通とか更に値上がりするんでしょうか、あんなペラペラで広告企画だらけみたいな状態の中身の無さで。

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 映像セグメントは増収し大幅増益。
 「推しの子」が当たったとのことですが、傘下制作スタジオはどんなものでしょうね。

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 ゲームセグメントはACVIの出足好調に加えて「ELDEN RING」のリピートもあり、第2四半期単独では大幅増収増益。
 スパチュンはこれ下期も駄目そうですね。

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 Webサービスセグメントはやや減収、結構減益。
 運営型だと固定費が重いのがありそうです。

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 意外と好調な教育セグメント…もやや減益していますが。

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 将来の計画に関して、今更スマスマ言ってて大丈夫かと思った物ですが、フロム好調を受けてコンソールゲームの開発体制を強化、フロム・ソフトウェアの自社パブを範囲拡大する方針とのこと。
 宮崎D頼みな所から脱却出来ればより成長が見込めそうです。
 スパチュン内製はどうなっちゃうんですかね。

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