PS5の反動減、というのは前年同月が増えすぎだったというところからですね。
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[GamesIndustry.biz: Video game sales up in Europe during July despite a lack of major releases | European Monthly Charts]
GSDの集計になる2024年7月の欧州フィジカル版+デジタル版ソフトウェア販売本数は全体で240万本で、前年同月比3.4%増となったとの事。
しかしながら本年に発売されたタイトルでTop10にランクインしているのは「ルイージマンション2HD」のみ、それも9位にギリギリ入った形だったそうですが。
首位は「EA Sports FC 24」で、サッカーのUEFA欧州選手権開催に伴い前年同月のシリーズタイトル(FIFA23)比で販売本数が69%増。
他に珍しいところでは「Hitman Absolution」が2012年発売タイトルながら8位にランクイン(※PS4世代向けHDリマスタ版が出たのは2019年)、これはAmazon Primeでのプロモーションが影響しているとか。
European GSD July 2024 Top 10 (Digital + Physical) Position Title 1 EA Sports FC 24 (EA) 2 Grand Theft Auto 5 (Rockstar) 3 Elden Ring (Bandai Namco) 4 Red Dead Redemption 2 (Rockstar) 5 Hogwarts Legacy (Warner Bros) 6 Sid Meier's Civilization VI (2K Games) 7 Battlefield 5 (EA) 8 Hitman Absolution (IO Interactive) 9 Luigi's Mansion 2 HD (Nintendo)* 10 It Takes Two (EA) * Digital data unavailable
この辺りは本数ランキングなのでセールに影響されている部分も大きそうですが…
「ELDEN RING」は「~Shadow of the Erdtree」の効果が残っていそうですね。
ゲーム機はGfKが集計している英独を除いているためやや集計範囲が不足していますが、2024年7月は26.3万台を販売。
前年同月比では46%減と大きく下落し、中でもPS5は56%減と大変大きな下落幅となっていますが…
これは前年同月におけるPS5本体の販売が前年同月比244%増という凄まじい数値を叩き出していた為で、一昨年の同月と比べると1.5倍という事になりますね。
前年同月にこれだけ増えたのは、日米英に比べてPS5の在庫追加が遅れていた為ですが。
前も同じ事を書きましたけど、SIEは全然日本を軽視していないんですよね。
この他任ッチは29%減となった物の2位に入り、XSX|Sは42%減で最下位に。
引き続き激しい最下位争いが繰り広げられているようです。
周辺機器は108万台が販売され、前年同月比では20%近く減少。
その中でもトップを走っていたのはPS5用のDualSenseだったようですが。
といった具合にPS5の販売は前年同月比でいえば減っている訳ですが、ソフトのTop10も任ソフト1本を除けば全てPS5で動くタイトルですし、PS5中心の動きである事に変わりはないと言えるでしょう。
本体価格が高止まりしている分台数が稼ぎづらい状況ではありますが。
本体値下げで買う層はソフトもあまり買わないでしょうし、そこまで大きな影響は無さそうです。
裾野を広げるという意味ではどこかの時点で梃子入れすべきかもしれませんが。
・PlayStation 5(CFI-2000A01) (Amazon)
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現状その気配無いみたいですからね
赤字垂れ流してまでやる局面ではないと思います