庭池に自作したろ過装置をマイナーチェンジして少し改良した。
大きな構成は変わっておらず、メンテナンス性の向上を目的としている。
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マイナーチェンジ前のろ過装置
庭池のろ過装置は、塩ビパイプ(VU 100A)の中に以下を入れている。
- ウールマット(物理ろ過)
- 軽石(生物ろ過)
- エアストーン(水を拡販するためエアレーションをしている)
- 石(重石がわり)
※上部にあるものから順に記載。
週に1回程度ろ過装置内のウールマットを取り替えているが、この時にろ過装置内部に突き出したホースが邪魔で中々面倒くさい。
また、給水ホースがろ過装置に針金で固縛してあり、エアホースはエアストーンに直接つながっている。
さらに直射日光による劣化防止のためにビニールテープを巻きつけているため、ろ過装置自体を池から取り出そうとするとこれらをすべて外す必要が出てくる。これではメンテナンスが面倒くさくなって、そのうち放置してしまいそうである。
ろ過装置の改造
今回やるのは、エアチューブとホースとろ過装置から簡単に切り離せる機構を作ること。併せてウールマット取り替えの支障になっているろ過装置内への給水ホースの出っ張りを無くすこと。
使用材料
使用材料は以下の通り。
- ホースジョイントコネクター
- 蛇口ニップル(金属製)
- 蛇口アダプター(金属製)
- エアチューブ
- エアチューブコネクター(L型)
手順
ろ過装置から給水ホースを取り外し、エアチューブを切断する。
ろ過装置の内側が蛇口アダプター、外側が蛇口ニップルになるよう取り付ける。
ねじが切ってあるのでねじ込むだけでシールテープなどは使っていない。たまたまサイズがいい感じだったので穴の加工はしていない。
ホースをちょうどいい長さに切り、ホースジョイントコネクターを取り付ける。
そして蛇口ニップルの接続して試運転する。
次にエアチューブの改造。
エアチューブをいったん取り外してろ過装置の内側で適当な長さに切断し、L字のコネクターを取り付てエアチューブが通っていた穴に差し込む。
ろ過装置の外側にL字コネクターの先端が出てくるため、そこにエアポンプから引いてきているエアチューブを接続する。
何も考えずにエアチューブを切ってしまったため、もともとついていたろ過装置近くのコネクター~ろ過装置間のエアチューブは新品に取り替えた。
エアチューブ改造は、特に支障ないので給水ポンプもエアポンプも運転しながら作業した。
そして最後に劣化防止のためにビニールテープを巻く。ホースジョイントコネクターは取り外せるように可動部が動くよう留意した。これでろ過装置の改造完成。
マイナーチェンジ後のろ過装置
マイナーチェンジ後のろ過装置。
まずは本体側。給水ホースとエアチューブを取り外したところ。これでろ過装置本体をお手軽に池から取り出せるようになった。
さらに、ろ過装置内のホースの出っ張りがなくなりウールマットの交換が楽になった。
給水ホースとエアチューブ側。外すとこんな感じになる。
さいごに、ろ過装置の様子を動画撮影してみた。
今回買ったもの
蛇口アダプター。蛇口ニップルをろ過装置に取り付ける(挟み込む)ために使用。
蛇口ニップル。ホースジョイントコネクターを取り付けるための部品。
ホースジョイントコネクター。蛇口ニップルにホースを接続するために使用。