とうとう下げられた
2023年07月08日
このところ検査結果は良好だ。
今月の定期検査でもHbA1cは5.5と正常値を維持。腎臓も体重も問題ない。
あまりにも良好すぎて、とうとう先生にインスリンの単位を下げられた。
朝と昼を1単位ずつ。一日では2単位減らすことに。
単位数が減るのは身体の負担を考えたら好ましいことなのだが、僕としては素直に喜べない。処方される注射の本数も減って、ストックが少なくなるからだ。
早速、その懸念が当たってしまった。計算したらいつも3本だった超速効型が2本で足りると分かった。薬局で実際に受け取ったのももちろん2本。
この展開は考えていなかったから帰って確かめたら、新品がなんとか1本はあった。とりあえずはセーフだが、ストックが少ないのはやはり心許ない。
僕にとってインスリンは命の水。次回の診察が予定通りできなかった時や、大規模災害が起きて避難を余儀なくなった時に足りなくなるような事態が一番困る。これまでにも本当に数度はあったから大袈裟な話ではない。
こういうのは全患者に共通する心理だろう。薬を手元に置いておきたい。余分に持っておきたい。
ただまあ、単位を下げられたのは喜ばしいことだし、下手な抵抗をしても仕方ない。これからは新しい単位で生活していくことにする。
先生が言われるように、低血糖やそれに近い状態が起きすぎるのは良くないから。僕は感覚で分かるとはいえ、適切な対処が必ずできるとは限らない。
自分の命を守ろうと思ったら、これも必要な試練なのかもしれない。
スポンサーリンク
Posted by くろねこ
at 10:55
│Comments(0)
│命と健康、再生の物語