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車の急なトラブル、ネットで見つけたロードサービス業者に依頼するときは注意を。国民生活センターが呼び掛け
2023年7月20日 08:30
独立行政法人国民生活センターは7月19日、インターネットで依頼したロードサービスのトラブルが急増しているとして、注意喚起を行った。特に20歳代や学生は注意してほしいと呼び掛けている。
急な自動車やバイクの事故・故障といったトラブルが発生した際、インターネットで検索して見つけたたロードサービス業者に連絡したところ、事前に説明のなかった高額な費用を請求された、といった相談が多く寄せられているというもの。2022年度には、同様の相談が前年度の3.3倍に急増しているという。
あわてて検索し、見つけたロードサービス業者とのトラブルと推測
自動車のトラブルに慣れていない人が、トラブル発生時にあわててインターネットで検索し、見つけたロードサービス業者に依頼した結果、トラブルになっているケースが多いと、同センターでは推測している。そこで、利用者に向けた注意喚起を行うとともに、関係機関などへの要望を行うとしている。
紹介されている相談事例では、自宅に停めていた自動車のエンジンがかからなかったケースの事例が紹介されている。相談者は、これは自動車保険のロードサービスの範囲外だと思い、インターネットで見つけた「基本料金3480円」というロードサービス業者に電話した。
業者は、作業完了後に「お盆なので特別料金が加算される」などと言いだし、最終的に6万5000円を支払うことになったという。そのほかにも、十分な説明がないまま作業をした後で高額の請求をされた、事前説明のないキャンセル料を請求された、作業が不適切で直らなかった、といった相談が寄せられているという。