「誰も乗らず降りない停留所で止まったバス。不思議に思っていると、運転手が突然...」（愛知県・50代男性）

シリーズ読者投稿～目撃！親切な誰かさん～　投稿者：のりさん（愛知県・50代男性）

のりさんは、名古屋駅から市バスで40分ほどの地域に住んでいる。

その日も平日の夕方、そのバスに乗っていると、降車ボタンも押されておらず、乗り込んでくる人もいないバス停で何故か停車して......。

＜のりさんからのお便り＞

僕は名古屋市に住んでいます。

名古屋駅から自宅の最寄りの停留所までは1時間に1本市バスがあり、乗車時間40分くらい。

その出来事があったのは、平日の夕方。路線も半ば過ぎたころでした。

降車ボタンが押されていないバス停で...

バスの中にはサラリーマンや学生さんが少し残っているくらい。

そんな中、あるバス停に停車しましたが、乗り込んでくるお客さんがいません。

かといって、降車ボタンも押されていなかったので、事故か、時間待ちかと不思議に思っていました。

すると突然、車内アナウンスが流れたのです。

「後ろの学生さんを起こしてあげてください」

それを聞いた近くのお客さんが寝ていた学生さんを起こすと、脱兎のようにバスから降りていきました。

どうやらこのバスの運転手さん、学生さんがここで降りることを憶えていたらしく、乗り過ごしを防いでくれたみたいです。

運転手さんは個人個人のお客と向き合っているのだと感じました。

こういう市バスの運転手さんに、もっとスポットライトが当たるといいなと思います。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて！

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式X（＠jtown_net）のダイレクトメッセージ、メール（toko@j-town.net）から、具体的な内容（どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度～）、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢（20代、30代など大まかで結構です）、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

（※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください）