ご存じの様に、2023年3月26日(日)(3月の最終日曜日)から、冬時間から夏時間に切り替わります。
時計の針を午前2時から午前3時に1時間進ませるので、私はいつも1時間失った気分になってしまいますが、冬時間になる時はその反対で、1時間得をした気になります。日本に住んでいた時には、私にとって馴染みのない慣習だったので、初めのうちはとても不思議な気分でした。
毎年この時期になると、いつも思い出すことがあります。もう随分昔のこと、当時はイギリスのロンドンに留学したばかりで、夏時間のことを知らずにいました。
留学生仲間(日本人は私だけ)数人で、ロンドンのビクトリアコーチステーションからバスで、ブライトンへ行く約束をしていました。しかし、その約束の日は冬時間から夏時間に切り替わったばかりの日だったのです!
待合せ時間の8時半に行っても、誰もいないのです。ふとバスターミナルの壁の時計を見たら、9時半になっている!私の腕時計は8時半!
なにがどうなっているのか分からずに混乱した私は、慌てて近くにいたスタッフに壁の時計のことを聞いたら、「今日から夏時間で、1時間進んでいるよ。」と、説明されました。(きっと私だけではなかったのでしょう、君もだねというスタッフのニヤリと笑った顔が、いまだに印象に残っています。)
途方に暮れていたら、留学生仲間の一人が、私と同じオーラを出しながら、歩いているではありませんか!どうやら彼女と私の二人が乗車予定のバスに乗り遅れたのでした。
仲間がいた安心感につつまれながら、すぐにブライトン行のバスに乗り、先発隊との合流を試みました。ブライトンで運良く仲間と会うことが出来て、事なきを得ました。
とんだハプニングでしたが、今となってはロンドン留学時代の楽しい思い出のひとつです。当時は携帯電話のないアナログの時代だったので、現在のスマホがある便利な時代が夢のようです。
Y子
にほんブログ村にほんブログ村に参加しています。クリック応援よろしくお願いします!
★ 在蘭邦人相談窓口ではスポンサー企業を募集しています。ブログランキング上位の当ブログに広告を出してみませんか?詳細はjhelpdesk@live.nlまでお問い合わせください。
★ ボランティアメンバー募集中