2024年9月2日、岡山県内のPTAが加盟する「岡山県PTA連合会」が2024年度末で解散することを発表。
会員数の大幅な減少により活動が継続できなくなったことが理由だとしている。
県PTA連合会の解散は全国初のことで、マスコミで一斉に報道された。
岡山県PTA連合会の加盟者数は、2008年度には約18万人いたものの「年会費に見合うメリットがない」などといった理由から脱退が相次ぎ、現在では5団体・約9800人にまで減少。
連合会の活動費は主に年会費でまかなっていたことから、十分な事業に取り組めないとして2024年度末での解散を決定。日本PTA全国協議会からも2024年12月末をもって退会するという。
15.6年で会員数が1/20になったら、この会を解散することを検討するのもやむを得ないと思える状況かと思う。
解散に伴って、県単位で動いていたものがなくなり、学校に何かを要望する場合、これまで県の連合会がまとめて教育委員会に要望を提出していたことがなくなるので、円滑にいかないことなどが懸念され、県内の地域差が生じることにならないかといったことはどう対処していくのだろうか。
日本PTA全国協議会は岡山が抜けた後の対応はどうするのだろう。除け者にするのかしら。
知らなかったが、すでに、公立の学校でPTAを無くしたり、新設の学校でPTAを立ち上げないところがあるそうだ。
学校ごとのPTAに変化があれば、その集合体である連合会に影響が出るだろう。
岡山だけでなく、連合会からの脱退の動きが続きそうな感じがしないでもない。