うっかり、HKEY_CURRENT_USER直下のレジストリを消せるだけ消してしまった。
これに関しては言い訳しようもなく自分がカスでクズでゴミ。
具体的に何をやらかしたのかというと
レジストリのあれこれをするために↓のようなキーを削除する関数を作ってた。
void DeleteKey(LPWSTR subkey){
DWORD Ret;
Ret = SHDeleteKey(HKEY_CURRENT_USER, subkey);
}そんで、DeleteKey(str)みたいな感じで呼び出していたんだけど、うっかり代入を間違えてstrの中身が空だった。そしたら吹っ飛んだ。
仮想環境で良かったね。
そしたら、
重大なエラー
[スタート]メニューが動作していません。次回のサインイン時に修正を試みます。
って表示された。
確かにスタートメニューが動かなくなっていたし、とりあえず修復してみるかということでサインインしなおした。
(おそらくこれが全ての面倒事の始まり)
結果、スタートメニューは起動しなかった。
で、レジストリ吹き飛ばす前にたまたまHKEY_CURRENT_USER以下のバックアップを取ってあった。
のでダブルクリックで実行して戻した。
結果、ダメだった。
状況は何一つ変わらず。
再起動、sfc/scannow、dismのやつを試してもダメ。
確認のために別アカウントでログインしたら正常に使える。
というわけであくまでもぶっ壊れてるのは各ユーザーの部分のみ。
この時点で今のプロファイルを捨てて新しくユーザー作成するという選択肢ももちろんあるわけだけど
もろもろの面倒さと、そのように問題から逃げるのは
マイクロソフトコミュニティで初手初期化を進める連中のように能力も知識も根性もない負け犬がやること
という認識で生きているので、できることはすべてやることにした。
バックアップのレジストリを実行したときに、エラーで適用できていなかったものがあるようなので
バックアップしていたレジストリと、今のレジストリを比較。
権限が無いとかで適用できていなかったものを洗い出し、該当キーの所有者をuserに変更。
そして「すべての子オブジェクトのアクセス許可エントリを、このオブジェクトから継承可能なアクセス許可エントリに置き換える。」にチェック。
そして再適用。
この時点ではスタートメニューは起動しない。
ついでに電卓とかも起動しなくなっていることに気付く。
電卓やスタートメニューは%LOCALAPPDATA%\Packagesに本体があるらしい。
正常に動作するアカウントのフォルダと見比べてみると、明らかに各フォルダの中身が足りない。
正常な方は500kbぐらいあるのに、10kb切っている。
とりあえずスタートメニューに関係ありそうなのはこの辺らしいので、試しに正常に動いているやつをコピーしたけど効果なし。
Microsoft.Windows.ShellExperienceHost_cw5n1h2txyewy
Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy
Microsoft.Windows.Search_cw5n1h2txyewy
で、調べてたらPowerShellを使用してすべてのWindowsアプリを修復するってのがあったので、試してみることに。
まず、以下レジストリの所有者を自分に変えて
すべての子オブジェクトのアクセス許可エントリを、このオブジェクトから継承可能なアクセス許可エントリに置き換える。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
HKEY_USERS\自分のユーザーのやつ\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
次に%LOCALAPPDATA%\Packagesの、それっぽいやつを消す。
万が一というのがあったらいやなので事前に別フォルダにコピーはした。
とりあえずスタートメニューに関係ありそうな以下のやつと
Microsoft.Windows.ShellExperienceHost_cw5n1h2txyewy
Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy
Microsoft.Windows.Search_cw5n1h2txyewy
電卓も起動しなくなったり英語版が立ち上がったりしてたので消した。
Microsoft.WindowsCalculator_8wekyb3d8bbwe
あとはGeminiあたりに、「このファイルって何？」と尋ねつつ消してもよさそうなやつを消した。(完全に自己責任)
そして、この辺を流して再インストール(具体的に何を流したかはもう覚えてないのでとりあえずググって出てきたやつ)
Get-AppXPackage -AllUsers |Where-Object {$_.InstallLocation -like "*SystemApps*"} | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$（$_.InstallLocation）\AppXManifest.xml"
したんだけどスタートメニューは動かなかった。
スタートボタン押したときのイベントログ見てると、2つめのエラーがこんな感じになっていた。
障害が発生しているアプリケーション名: SearchApp.exe、バージョン: 10.0.19041.4474、タイム スタンプ: 0x40518de1
障害が発生しているモジュール名: KERNELBASE.dll、バージョン: 10.0.19041.4522、タイム スタンプ: 0xf7a99bd4
例外コード: 0xc000027b
障害オフセット: 0x000000000012d332
障害が発生しているプロセス ID: 0x1938
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01dabca3310a4ddf
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\WINDOWS\SystemApps\Microsoft.Windows.Search_cw5n1h2txyewy\SearchApp.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\WINDOWS\System32\KERNELBASE.dll
レポート ID: 95f8d7bf-5dd8-4302-8ce8-9c192949cab0
障害が発生しているパッケージの完全な名前: Microsoft.Windows.Search_1.14.15.19041_neutral_neutral_cw5n1h2txyewy
障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID: CortanaUI
「障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID: CortanaUI」…？
コルタナを使ってるつもりはなかったんだけど、なんか結びついてるっぽい…？。
というわけで個別にインストール。(なんか入ってこなかった)
Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.549981C3F5F10 | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml" -Verbose}
古いwin10ではこっち、どこかのバージョンからアプリ名が変わったっぽい。
Get-AppXPackage -Name Microsoft.Windows.Cortana | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
で、タスクマネージャーからエクスプローラー終了させて、あれこれ(記憶喪失)して再起動したらスタートメニューが立ち上がるようになった。
しかも今まではメニュー立ち上がるまでもっさりした感じだったのに、立ち上がりが早くなった！
スタートメニューが早く立ち上がるのってSSDだけかと思ってた。
怪我の功名ってやつやね。
今にして思えば、「[スタート]メニューが動作していません。次回のサインイン時に修正を試みます。」の時に先にバックアップ済レジストリを適用させていれば、
ここまで面倒なことにはならなかったのかもしれない。
おそらく%LOCALAPPDATA%\Packagesの中身はサインイン時の修正でおかしくなったんだと思う。
とりあえず今後レジストリをいじる関数を作るときは、引数のチェックをするようにした。
