北米にて映画『バービー』の公開日時点の興行収入が2023年におけるトップに

『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』を上回った

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今週末はまるでバービーのパーティのようだった。ピンクの社会現象を巻き起こしているグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』は、公開日に7500万ドル(約106億円)を売り上げ、公開日の興行収入として今年最高額を記録した。

この数字は、6月の公開日に5180万ドル(約73億円)を売り上げ、これまで2023年の1位だった『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』を上回っている。また、北米にて公開日から2日目の時点で5480万ドル(約77億円)の売り上げを記録していた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の記録をも上回る。『バービー』のピンクの広告宣伝効果は抜群だったようだ。

『バービー』は、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開週末興行収入を超える可能性もある。しかしながら、マリオを完全にとらえるのは簡単ではない。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、公開日の4月5日がイースター休暇だったこともあと押しし、北米内の公開週末3日間で1億4600万ドル(約198億円)を売り上げた。これまでのところ、北米内の売り上げ総額は5億7400万ドル(約812億円)、全世界では10億3000万ドル(約1457億円)で、どちらも今年の最高額となっている。

『バービー』と同日に公開されたクリストファー・ノーラン監督の『Oppenheimer(原題)』の公開日の売り上げは3300万ドル(約47億円)となっている。『バービー』と『Oppenheimer』は、同日に公開される、まったくトーンの異なる2作品であることから話題となり、ここ数カ月間インターネット上ではミームとなっている。SNSでは、2つのタイトルを組み合わせて「バーベンハイマー」と呼ばれており、2本立てとして観るという人もいる。

両作品とも批評家からの評価は高く、IGN USの『バービー』のレビューでは、「フェミニズムと完璧を求められることへのプレッシャーを見事に探求している」と評し、スコアは10点満点中9。『Oppenheimer』は10点満点のスコアで、「クリストファー・ノーランの最も抽象的でありつつ、最も緻密な作品」と評している。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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バービー

2023年8月11日
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