DC Studiosの共同CEOピーター・サフラン『バットガール』をお蔵入りにしたのは英断だったと発言「あの作品はリリースできないものだった」

「関係者にもダメージを与えていただろう」

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ジェームズ・ガンと共に、DC Studiosの共同CEOに就任したピーター・サフランによると、レスリー・グレース主演の映画『Batgirl(原題)』のキャンセルは、「大胆で勇気ある決断」だったようだ。米Varietyが報じている。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーで行われたプレスイベントでガンとサフランが、リブートされるDCユニバースで公開される映画・テレビ番組の第1弾リストを発表した際、サフランが『Batgirl』について次のような見解を述べた。

「『Batgirl』のキャラクターは、必然的に我々の物語に登場します。『Batgirl』については、映画の制作プロセスの終盤で中止されたことが問題だったのではありません。私は映画を観ましたが、あの映画のカメラの前にも後ろにも信じられないほど才能のある人たちが大勢います」

さらにサフランは、「しかし、あの映画はリリースできないものでした。時々、そういったことは起こります。(ワーナー・ブラザース・ディスカバリー社長兼CEOのデヴィッド・)ザスラフや彼のチームは、あの映画がDCにダメージを与えることになるからキャンセルするという、非常に大胆で勇気ある決断を下したと思います。関係者にもダメージを与えることになっていたでしょうから」とも付け加えていた。

9000万ドルで制作された本作は、2022年8月にディスカバリーとワーナーメディアの合併に伴う新体制によりキャンセルされたとき、すでに撮影は終わり、ポストプロダクションに入っていたと伝えられている。

またサフランは、『Batgirl』の脚本家や監督と今後のプロジェクトで一緒に仕事をする機会を歓迎し、「すでに我々とのビジネスに復帰している人もいます」ともコメントしていた。

『Batgirl』のお蔵入りについては、キャストのブレンダン・フレイザーが「悲劇的」と語匿名の出演キャストはワーナー・ブラザース・ディスカバリーCEOを厳しく非難し、「彼の臆病さは驚異的」だと語っていた。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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