ゲーム部門で1900人削減のマイクロソフト、時価総額が3兆ドルを超える Appleに続いて史上2社目

Appleは2023年12月に3兆ドルに達した最初の企業となった

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マイクロソフトは、ゲーム部門の従業員1900人を解雇した直後、時価総額3兆ドル(約440兆円)に達した史上2番目の企業となった。

同社は2024年1月24日に初めて時価総額3兆ドルを突破したが、取引終了前に再び下落し、25日に再び上昇して3兆100億ドル(1株あたり404.87ドル/約6万円)で取引を終えた。時価総額3兆ドルを超えた企業としては、2023年12月に同記録に達したAppleに次いで2社目となり、それ以降、両社はウォール街でもっとも価値の高い企業の名を競い合ってきた。The Vergeが指摘するように、これには最近のAIへの注力が影響しており、多数の新製品の発表により週ごとに株価が大幅上昇している。

この記録に達した同日、マイクロソフトはゲーム部門の従業員1900人を解雇している。ある意味では昨年に690億ドルでActivision Blizzardを買収したことによる大きな波及効果と言えるもので、影響を受けた従業員の大部分は、開発中止となったサバイバルゲームに携わっていた従業員を含む、Activision Blizzardの部門に所属する人たちだ。ゲーム部門責任者を務めるフィル・スペンサーは、この解雇について、「当社の成長事業全体を支える持続可能なコスト構造を備えた戦略と実行計画の一環である」とした。Blizzard Entertainmentの社長を務めるマイク・イバラも、退任することを発表している。

約1年前、マイクロソフトはゲーム部門を含む全部門を対象に従業員1万人を解雇した。同社の最新の決算報告(2023年10月に発表された同年9月までの四半期を対象にしたもの)では、売上高が前年同期比13%増の565億ドル(約8兆4000億円)、Xboxのコンテンツおよびサービスの売上高が前年同期比13%増となっている。2023年の通期決算報告は来週にも公開される予定だ。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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