GTA6のリークは事業への影響はないもののチームの心に影響を与えたとテイクツーのCEOが明かす

その一方で、今期に若干の人員削減を実施する可能性も

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「グランド・セフト・オート」を販売するテイクツー・インタラクティブにとって、今四半期は厳しいものとなった。売上高が予想を下回ったことから、同社は「若干の」レイオフを含むコスト削減を計画しており、昨年には注目作『グランド・セフト・オートVI』が大量のリークに苦しんだ。

このリークについて、少なくともCEOのストラウス・ゼルニック氏は事業に影響を及ぼす可能性は懸念していない。しかし、決算発表に先立ってIGNがゼルニック氏に話を聞いたところ、心理的な問題であり開発チームが影響を受けたと明かした。

「リークは深刻に受け止めていますが、本当に失望させられました。チームは非常に悔しい思いをしていますし、動揺しています。これは事業としては影響ありませんが、個人的・心理的な問題としてはチームが影響を受けています」

とはいえ今回の決算発表では、近いうちに従業員がレイオフという形でより具体的な影響を受ける可能性があることを示唆している。今四半期の純売上高が13億8000万ドルと予想の14億1000万ドルに及ばなかったことを受け、テイクツー・インタラクティブは、年間およそ5000万ドルの削減が見込まれるコスト削減策を実施する準備を進めている。このコスト削減の影響を受ける分野には、人員も含まれているようだ。

これがレイオフを意味するのかどうかゼルニック氏に尋ねると、「それは計画していない」としたが、大規模なレイオフは予定していないものの一部の雇用は失われる可能性があると答えた。

「大規模な人員削減などは想定していませんが、だからといって、残念ながら終身雇用を保証しているわけではありません。ですから、仕事を失うようなこともあるでしょうが、それはかなり小さな規模のものだと思います」

テイクツー・インタラクティブは、予想を下回ったことや、それに続くコスト削減は、消費者支出がより確立された大ヒット作に向けられた「マクロ経済状況」の結果だと述べている。同社はその恩恵を受けたことを認めつつも、新作(おそらく2022年12月に発売された『マーベル ミッドナイト・サンズ』を指している)への消費と、一部のコンソールおよびPCゲームに対する再消費の両方に打撃を与えたとしている。ここで注目したいのは、複数のテクノロジー企業やゲーム企業が同様の報告をしていることだ。

加えて、決算報告書では『グランド・セフト・オートV』と『レッド・デッド・リデンプション2』の販売本数についても明かされている。『グランド・セフト・オートV』は前四半期にさらに約500万本を売り上げ、1億7500万本を突破。ここ数年にわたって四半期ごとに偉業を達成している。また、2022年には米国での販売本数が3位になり、同年にSteamでも販売本数が2位となった。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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