Netflix、前四半期で約100万人の加入者を失ったことが明らかに

しかし来期は回復し、すべて取り戻せると見込んでいる模様

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Netflixの加入者数低迷は、2022年春に加速したようだ。同社は1月から3月にかけて20万人の加入者を失ったのち、第2四半期の決算では4月から6月にかけて再び減少。なんと今期は100万人もの加入者が契約を解約したことが明らかになった。

6月末の加入者数は2億2067万人で、前期の2億2164万人から減少。前期は、昨年末の2億2184万人からも減少している。100万人もの加入者数の減少は、実は予測よりは良い数字である。以前にCFOのスペンス・ニューマンは、200万人の減少を予想していたからだ。Netflixの売上は、前年の同期と比べると9%増となっている。

前四半期にNetflixは世界経済とウクライナの戦争、アカウントシェアが加入者増加が遅れを取っている原因だとしていた。後者に関しては、同社が以前から積極的な取り締まりを約束しており、実行に移す寸前だと見られている。

しかし、今期にNetflixが株主へ行った報告は、あまり自省的でなかったようだ。報告では同社が諸々の問題を把握しており、最善の対策を講じるために多くの時間を費やしたと認めながらも、次の段落ではNetflixのコンテンツ群と既存の計画を賞賛することに主に焦点が当てられているからだ。また、マイクロソフトと提携して広告を入れることで、低価格のサブスクリプションを提供する計画についても繰り返し述べており、現時点では2023年初旬に計画が実行されるようだ。さらに、有料アカウント共有サービスの本格的な展開も、2023年に実施される予定だ。

現時点でNetflixは、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4のおかげで、次四半期に100万人の加入者の回復を見込んでいるという。しかし、収益の伸びは前年比で引き続き失速すると見ており、第3四半期は5%の伸びに留まると予想している。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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