Netflixの共同創業者がCEOを退任へ

リード・ヘイスティングスは引き続きエグゼクティブチェアマンを務め、CEO職はテッド・サランドスとグレッグ・ピータースが引き継ぐ

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Netflixは第4四半期および通期決算の中で、リード・ヘイスティングスがCEOの職を退き、COOのグレッグ・ピータースが現共同CEOのテッド・サランドスとともに後任を務めると発表した。

ヘイスティングスは1997年、Pure Softwareの同僚だったマーク・ランドルフとNetflixを設立。ランドルフがNetflixを去った1999年からCEOを務めていた。ヘイスティングスはDVDレンタルサービスとしてスタートした同社が、デジタルストリーミングの巨大企業という現在の姿になるまでを見届けてきた。

2020年にはテッド・サランドスが、既存のチーフコンテントオフィサーとしての職務と並行して、共同CEOとしてヘイスティングスに加わった。ヘイスティングスはCEO退任後、エグゼクティブチェアマン(会長)としてNetflixへ残ることになる。

今回の異動にはベラ・バジャリアのCCO任命やスコット・ステューバーのNetflix Film会長就任も含まれるが、これはしばらく前から計画されていたようで、ヘイスティングスはここ数カ月の間、ピータースやサランドスに徐々に職務を引き継いでいた。

今回のニュースに加え、Netflixの決算では前四半期より会員の大幅な増加も報告された。同サービスは2022年末時点で2億3075万人もの有料会員を有しており、前四半期から770万人増、前年からは約900万人増となった。

Netflixの今回の加入者増は少なからず、Netflix歴代3位の人気となったドラマ『ウェンズデー』や歴代4位の人気となった映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』など、当四半期の人気コンテンツに起因するものだろう。

同社の報告によると、2022年度通期の売上高は320億ドル(約4兆1300億円)で、第4四半期では前年比2%増となる78.5億ドル(約1兆円)となっている。Netflixは翌四半期の売上高として81.7億ドル(約1兆500億円)を見込んでいる。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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