セガ ヨーロッパがRelic Entertainmentでレイオフを実施 121人が影響を受ける

業界に影響を及ぼしている外的要因により再編が必要になった

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セガ ヨーロッパ(SEGA Europe)は、グループ会社であるソフトウェア開発会社Relic Entertainmentの従業員121人を解雇した。今回の厳しい決断は、ゲーム業界に影響を及ぼしている外的要因によるものだとしている。

Relic Entertainmentは、Twitterで公開した声明で次のように述べている。「Relic EntertainmentとSEGA Europeより、辛いニュースをお伝えいたします。当スタジオはレイオフを実施し、121人の従業員が影響を受けました」

「外的要因によってこの業界がかつてないほど厳しい状況に追い込まれているため、組織を再編し、中核となるフランチャイズに注力するという決断に至りました」

今回のレイオフは、コンセプトアーティストやオーディオデザイナー、VFXデザイナーなど、かなりの割合の従業員に影響を与えるものだ。長年にわたり、Relic Entertainmentのスタッフは、「Company of Heroes」、「Homeworld」、「Age of Empires」といったシリーズで、高く評価されるストラテジーゲームを多数開発してきた。

「RelicとSEGAは、最近発売した『Company of Heroes 3』を含むタイトルのサポートに引き続き全力を尽くしていきます。この再編により、Relicは世界中のプレイヤーの皆さんに素晴らしい体験をお届けし続けるための強みを持つことができると確信しています」

この発表を受けて、ゲームコミュニティーの多くの人が、レイオフの影響を受けた元従業員へ応援メッセージを送っている。また、業界関係者のなかには、Relicの元従業員が再就職できる可能性のある場所を紹介している者もいた。

VGCが報じたように、SEGAは先日の業績発表でゲームの価格を70ドルに引き上げることを検討していると海外向けに発表があった。これにより、Ubisoftや任天堂など、他社が開発するゲームと同等の価格に引き上がることになる。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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