ベセスダとObsidianのベテランが開発するオープンワールドRPG『Wyrdsong』発表 中世のポルトガルを舞台にしたダークな歴史ファンタジー

プレイヤーに現実を疑問視させる

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gamescomのOpening Night Liveにて、元ベセスダのジェフ・ガーディナーは新スタジオSomething Wicked Gamesを設立したことを明かし、そのデビュープロジェクトとしてオープンワールド超自然RPG『Wyrdsong』を発表した。

本作は、架空の中世のポルトガルを舞台にしたダークな歴史ファンタジーだ。ストーリーの詳細はまだ不明だが、プレイヤーはフルカスタマイズが可能な主人公を操作し戦闘やクエストといったRPGのシステムを通して世界と関わっていく。

また、プレイヤーが現実に疑問を抱くように設計されており、信頼できないナレーター、選択と結果、超自然現象、テンプル騎士団的な陰謀などのコンセプトで展開されるという。Something Wickedの作品にどんなものが期待できるかは、そのメンバーを見ればよくわかるだろう。ガーディナーは、ベセスダで『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 3』、『Fallout 4』、『Fallout 76』などを手がけた人物だ。共同設立者兼デザインディレクターのチャールズ・ステイプルズは、かつてObsidian Entertainmentで『Fallout: New Vegas』や『The Outer Worlds』に携わっていた。さらに、『Halo: Infinite』、『Starcraft 2』、『Heroes of the Storm』を手がけたポール・ハバンと、『Fallout Shelter』や『The Elder Scrolls: Blades』のテクニカルディレクターを務めていたエクラム・ラシッドも参加している。

本作はまだプレアルファの段階で、対応コンソールやマルチプレイの有無、発売時期などの詳細は明かされていない。なお、Unreal Engine 5で開発されており、Something Wickedは現在、プロジェクトを本格的に進めるために人員を大幅に増やしているとのことだ。メリーランド州に本社を置いているが完全リモートで機能しており、NetEaseから1320万ドル(約18億円)の設立資金を受けている。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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