Xboxコンソールの売り上げが引き続き増加 供給網の混乱が緩和したことを受けて

みんなXboxを手に入れている

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今年、供給網の改善により恩恵を受けたのはソニーのPS5だけではなかったようだ。第1四半期の決算報告によると、Xboxコンソールの売り上げも増加中のようだ。

マイクロソフトはハードの数字をあまり出さないが、2022年7~9月のハードウェア売り上げが昨年の同期間と比較して13%増加したことを報告した。少し背景を説明すると、昨年(2021年)の同期間は、その前年(2020年)比で66%増を記録していた。2020年のこの期間は、Xbox Oneの最後にあたり、Xbox Series X|Sはまだ発売されていなかった。

もっとわかりやすく言うと、マイクロソフトは新ハードウェア発売後の第1四半期で大量のXboxを販売したが、1年経った今となって、さらに売れ行きがよくなったということだ。

さらに比較すると、マイクロソフトの報告によれば、ひとつ前の四半期におけるハードウェアの売り上げは前年と比較して11%減となっていた。そのため、今回の四半期の13%増というのは、何かが変わったことを示していると言える。だがこの増加はビッグタイトルの発売とは関係がないものと思われる。というのもこの期間、本当に目立った変化をXboxにもたらすようなタイトルはなく、ファーストパーティーとサードパーティータイトルはともに売り上げが減少していたからだ。事実、コンテンツサービス全体の収益は3%減となっており、コンテンツとプレイ時間の減少が、Game Pass加入者の増加によって帳消しにされた形となっている。

ここで原因としてより考えられるのは、グラフィックカードなどの精密機器に必要な半導体を確保するのに苦戦していた数年間を経て供給網の混乱が緩和していることだろう。ソニーのPS5にその影響がどれだけあったか我々はすでに目の当たりにしており、Xboxの売り上げも同様に増加していたとして不思議ではない。

Xboxの報告によれば、直近の四半期におけるゲーム部門の総収入は合計36.1億ドル(約5300億円)で、昨年に比べて微増となった。マイクロソフト全体の売り上げは、前年比11%増の501億ドル(約7兆4000億円)となった。

本日の収支報告でのCEOのサティア・ナデラの発表によると、特にPC Game Passの加入者は昨年の同期間と比較して59%増を記録したという。またナデラは、今までに2000万人以上がXbox クラウドゲーミングのサービスを利用したと述べた。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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