Xbox Series X|Sの販売ペースは現在も大幅な減速なし Xbox史上最速の販売ペースを維持

「これまでのどの世代よりも多く販売している」

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昨年、マイクロソフトのCEOであるサティア・ナデラは、同社の通期決算説明会でXbox Series XおよびXbox Series SがXbox史上最速の販売ペースを記録したと発表していた。それから1年、発売から2年近くが経過した今、それは引き続き変わっていないと断言している。

当然なことのように聞こえるが、ナデラが本当に言いたいのは、最新のXboxコンソールの販売ペースは発売以来、少なくとも過去のXboxコンソールと比較して大幅に減速していないということだ。

正確には、「マイクロソフトはこれまでのどの世代のXboxよりも多く販売している」と述べた。つまり、発売から2年近くが経過した時点で、ほかのXboxコンソールはいずれも新世代機ほどの販売台数は達成していないということになる。

これは、現在も半導体不足が続いているなかで、そもそもこうした製品を店頭に並べることに多くの困難が生じていることを考えると非常に多い台数だ。

ナデラはほかにも数字を挙げている。同氏は、Xboxコンソールが過去3四半期連続で新世代コンソール市場をリードしていることを指摘した(過去3四半期でPS5の販売台数を上回っている)。また、ハードウェアのほかにもXbox Cloud Gamingが好調のようで、これまでに400万人以上が『フォートナイト』をストリーミングでプレイしており、そのうち100万人以上が同サービスのエコシステムにおける新規ユーザーだという。

どれもXboxにとってうれしいニュースだが、同時に当四半期のゲーム収益は前年比7%減、コンテンツおよびサービス収益は6%減、ハードウェア収益は11%減となっている。これはいい響きではないが衝撃的なことでもない。前四半期は依然としてハードウェアの売り上げが大きく伸びていた時期で、時間の経過とともにハードウェアの売り上げが緩やかに減少していくのは普通のことだ。

コンテンツの収益に関しては、大量のヒット作が発売されない限り、この数字をさらに伸ばすためには10月以降に発売される注目作を待たなければならないだろう。

Xboxは、ファーストパーティーコンテンツの減少により現四半期(7月~9月)は前年同期比で一桁台前半から半ばの収益減になると予想しているが、コンソール収益およびXbox Game Passの加入者数は増加する見通しだ。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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