マイクロソフトがXbox Series X|S向け新作ファーストパーティータイトルを値上げへ

『Forza Motorsport』、『Redfall』、『Starfield』が最初に値上げを適用するタイトルに

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主要ファーストパーティータイトルの価格を60ドルから70ドルに値上げする大手パブリッシャーが増えるなか、Xboxもその仲間入りをしようとしている。

2023年から、『Forza Motorsport』、『Redfall』、『Starfield』などのXbox Series X|S向けタイトルが発売時より69.99ドルとなる。Xboxは地域によって価格が異なる可能性に言及したが、米国以外での具体的な価格については明らかにしなかった。

マイクロソフトのスポークスパーソンはIGNに対して「この価格は、こうしたタイトルの内容、規模、技術的な複雑さを反映したものです」と語る。「Xboxにいる私たちのチームが開発するすべてのゲームと同様に、こうしたタイトルは発売同日からGame Passでプレイ可能です」

今年10月、Xboxトップのフィル・スペンサーは、価格を今後も維持し続けるのは難しいが、ホリデーシーズン前に価格を上げることはないと語っていた。このことを考えれば、今回の値上げも驚くほどのことではない。また、こうした動きを見せた会社はXboxが初めてではない。ソニーUbisoft、テイクツー・インタラクティブがすでに一部の新作ゲームについて小売価格を70ドルにすると発表している。特にソニーは、さらなる値上げを検討していたとも報じられている。

今回の件が、Xbox Series XとSeries Sの値上げにもつながるのかどうかはわからない。PS5は多くの国ですでに値上げが行われており、任天堂も今後Switchを値上げする可能性は排除しないと発言している。ソニーが自社コンソールの値上げを発表した際、マイクロソフトは現行のXboxで同様のことを行う予定はないと明言していた。これについてはスペンサーが9月にもあらためて強調している

しかし10月、スペンサーの言い回しは少し異なるものになっていた。「これまで、コンソールも、ゲームも、サブスクリプションも価格を維持してきました。ですが、いつまでも値上げを先送りすることはできません。いずれは特定の製品の値上げを行わなくてはならないでしょう」と彼は述べている。

IGNはコンソールの値上げの可能性についてXboxにコメントを求めたが、同社はコメントを控えた。

主要新作ビデオゲームの定価は、Xbox 360やPS3の時代から60ドルで一定に保たれており、それ以前はほとんどのゲームは50ドルだった。現在値上げを行う会社は、その主な理由として開発コストの高騰や現在進むインフレといった要因を引き合いに出している。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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