コース: After Effects パペットアニメーション講座

「コーナーピン」で軽い立体感を

さあ、それでは仕上げに 全体に対してですね、ちょっと エフェクトをかけてみようと思います。 今の状態なのですが もう、かなり良い動きができたんですけど 横一直線に 歩いていくだけなので ちょっと、ここが、つまらないので ちょっとですね立体感というか 少し斜めに 歩いていくような 立体感を付けてみたいと思います。 はい、では、ここら辺で調整しましょうね。 そうしたら先ずですね この全体に調整レイヤーを適用して そこにエフェクトをかけて 立体感を作ってみようと思います。 さあ、その時なのですが さっきですね 「人と間」の調整をやっている時 調整レイヤーを以前作ったので ここにあるものを再利用してやったのですが 実はですね これをここにかけてしまうと はい小さいですね。 実は調整レイヤー 1 回作ったものはサイズがあります。 選んでおくと この部分に情報が出るのですが 300 × 300 ピクセルと出ていますね。 調整レイヤーや平面は 作られたサイズがあるので サイズが違うコンポジションには 使えません。 ですから改めてまた ここから「新規」 「調整レイヤー」をかけてあげて 新たな調整でやる作業を行いましょう。 さあ、そうしたら平行の移動ではなくて ちょっと奥にいる時には小さく それで段々手前に少し迫ってくる様な 感じにしようと思うので そういうのをワンタッチで できるエフェクトですね 右クリックして「エフェクト」 「ディストーション」 この中の「コーナーピン」 というものを選びます。 「コーナーピン」というものなのですが 左上 右上 左下 右下と出ていますが 今この四角形がですね 画面が四隅があるわけですけど それをですね、それぞれ 四隅の場所をずらして そして何か歪んだ感じを出せる というエフェクトですね ちょっと実際やってみましょう。 先ず右上 この部分ですね。 この部分をどんどん下げていくと 縦の座標を下げていくと こんな感じで 今ここに出ているのが 本来ここにあったものですね 位置がずれていっている感じなので ちょうどここが紙があったとしたら 斜めになっているような感じですね このようにして四角形の 角をずらすことができます。 右下という方を動かすと こちらも動いていくので もう極端に設定してしまえば このように CG も 三角形に近いような形ですね そういう風にすることもできます。 さすがに、ここまで歪めると 奥からきている感じがするのですが 歪みがひどくて ちょっと絵が荒れてしまうので これはさすがに やり過ぎですね。 一度リセットして では今回は 右上の所ですね。 上から 200 ピクセルにしましょう。 200 ピクセルを入力して 下から こちらもですね 200 ピクセルやはり同じだけ 動かしたいので 720 なので そこから 200 ピクセル引いて 520 としておきましょう。 そうすると どれくらいになるかというと こう入ってきて もう ここの所を見ると 何かちょっと本当に立体感がありますよね。 こう入ってきて手前に来るとちょっとだけ 大きくなって無くなっていくと はい、このような雰囲気になりました。 さあ、これで再生してみましょう。 はい、そうすると こんな感じで 人と間の文字が歩いていくと はい、こんなムービーが出来上がりました。 では最後に 1 点 面白い情報をですね これだけ作り込んで もう非常に凝った設定 いっぱいしてきました。 皆さんと一緒にやってきましたが この段階においても 実はこういうことができます。 では、この間の方のレイヤーですね これに移動してみましょう そして この文字のレイヤー ここを選んであげて テキストツール横書き文字ツール これを選びます。 そして、ここで選んであげると 何とテキストとして選べて じゃあ試しにちょっと悪戯としまして 聞くという字ですね これに打ち変えてみる なんてこともできます。 ただ設定が違うので こう割れてしまいます。 聞くでなくて例えば 門だったら大丈夫でしょうかね。 門に変えると それでもパペットのピンの位置が違うので ちょっと ずれてしまうんですけど これをちょっとだけですね ドラッグして直してあげれば こういう破片なんかも直せます。 このようにですね AfterEffects 文字としての属性を残したままで 様々な作業ができるので 極端な話 この段階においても 文字を打ち変えるなんてことも 人門て意味が分かりませんけどね 可能です。 はい、これはあくまで 文字として属性が残っている という例なので ちょっと実用的にはならないのですが このようにですね文字としての 中身を消さずに どんどん作業ができる ということで ロゴの調整ですとかね そういうテキストの アニメーションを作る時なんかは 非常にこの性質は面白く使えます。 では、この完成形ですね 今回、人間という字でやりましたけど 漢字ひらがなアルファベット 何でも良いので 色んな文字で皆さん独自に同じ方法で やってみると面白いかなと思います。 是非ともお試しください。

目次