[大蔵弁護士による米国ビザ情報] 永住権保持者と親のビザ選択肢
学生ビザ、就労ビザ、永住ビザなどでアメリカに滞在している者にとっては、自国にいる親の健康状態は常に心配の種だと思います。太平洋を挟んでいるために、親の健康状態が急に悪化した場合、即帰国というわけにもいきません。また、短期間看病のために帰国したはずが、親の状態が悪化したために滞在が長引いてしまったという状態に陥ることも考えられます。短期ビザ保持者の場合は、ビザが有効であれば帰国や渡米に問題はありませんが、米国永住権保持者は国外滞在期間に制限がでてきます。そこで、永住権保持者の長期不在と親のビザの選択肢について説明します。