例年梅雨の時期になりますと、電離圏(層)の活動が活発になって、スポラディックE層が発生する事があり、アマチュア無線では50MHz帯において「異常伝搬」が発生し、思わぬ遠距離との交信が出来ます。テレビではアナログの時代にはEスポが発生した際に稀に隣国の番組が映ったり、映像が乱れたりしたことが有りました。

東海地方は未だ「梅雨入り」しておりませんが、6月10日から16日迄の7日間に付いて電離圏(層)の概況調査をしてみました。

調査は国立研究開発法人 情報通信研究機構の「電離圏の概況」を参考にさせて頂きました。

6月16日(日) 岐阜県地方の天気予報。

sun

朝からどんよりと曇っており、しかも湿度が50%を超えていましたので蒸し暑い一日となりました。

【午前10時から12時迄の電離圏の概況】

am

どの観測地点もOver9(MHz)の状態にはなっておらず、50MHz帯は静かな状態でした。

【午後3時から5時迄の電離圏の概況】

pm

午後からは稚内(北海道)観測点ではOver9(MHz)の状態になっておりましたが、50MHz帯のビーコン(石狩郡当別町 50.480MHz)はかすかに聞こえる程度でした。
当局は主な下記5ヶ所のビーコンを良く聞いています。

rep


15日(土)と16日(日)の「6mリアルタイム情報」もたいした書き込みは有りませんでした。
6m

※画像をクリックしますと拡大されます。

僅か一週間の調査でしたが、梅雨に入りますと状況が一変する事が有りますので、今後が楽しみです。




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