こんにちは、ジェット谷です。
日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送りするブログ、チャンネルです。
『不動産仲介手数料を2回に分けて支払うのですか?』
新築のプロジェクトの場合です。日本の仲介業者から質問されたことがあります。
私達のプロジェクトでも2回に分けて契約時とプレビルド支払いが3回済み後(3か月後)にお支払いしています。
確かに。私自身も以前からどうして2回に分ける必要があるのか疑問でした。契約時に手付金を購入代金の15%お支払い頂いていますので、手数料の支払いに困ることはありません。
スタッフに聞いてみますとカンボジア式ですと言うので、理由ははっきりしないですが、私達もカンボジアの商習慣に合わせていますと、そのまま仲介業者にお伝えしました。
でも最近、やっと支払い2回分けの理由が分かりました。
他社プロジェクトでは、販売促進のために販売価格が何万ドルの価格でも契約手付金を500ドルでOKみたいなプロジェクトが多いです。
500ドル!これでは手数料が出ませんよね。
契約手付金から最低でも手数料を超える分割払いの金額を受け取るまで仲介業者に支払いができない事情があります。
私達のプロジェクトの手数料は日本と同じです。はっきり言ってカンボジアでは一番安いと思います。しかし他社は10%以上も出しているところもあります。手付金500ドルくらいでしたら購入者はお買い求めしやすいですが、開発業者は工事の資金繰りが大変だろうなと思います。工事が遅延することが多いのは、こんな事情もありますね。
しかも、問題は、仲介業者に対しての手数料の支払いが悪い、遅延が多いらしいです。
最近このことが仲介業者からよく耳に入ってきます。支払いが遅い、期日の約束を守らなければ、不満の声が出たり、うわさが広まるのは当たり前です。
事情があれ、はっきり言って開発業者のマナーが悪いです。
こんな声が私達に届くのは理由があります。
『うちは手数料の支払いが早いから業者はみんな社長に感謝していますよ。』
感謝してくれるのは、素直にうれしいですが、当たり前のことです。
その当たり前のことが通っていない現状があります。
仲介業者さんにとって手数料が入ってくる時が一番うれしい時ではないですか。
手数料お支払い後に仲介業者さん個人のSNSでお子さんと食事している投稿などを見るとこちらまでうれしくなりますよね。
業者から手数料のインボイスが弊社に届く、確認業務が終わって、支払伝票が私のところに回ってきたら、即日即座に振込手続きを取るようにしています。ABA銀行からの振込ですから他行や海外送金でない限り、休日であろうと瞬間に振込完了です。
仲介業者さんが喜ぶ顔が見えてくるようで、また、うちの手数料支払いは他社と違って支払いが早いだろうの自己満足もあって、私もニンマリですw
でも当たり前のことですよね。
私は仲介手数料の支払いさえ渋る、遅れる業者は、工事代金の支払いも同じく渋る、遅延する。そして工事そのものが遅延する可能性が高いと思います。
プロジェクトの根本、根幹の設計とマネージメント、開発業者の商モラルの問題です。
『カンボジア不動産チャンネル』YouTubeのチャンネルでもご一緒に是非御覧下さい。チャンネル登録もよろしくお願い致します。
読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。
ランキング参加していますので下記アイコンをポチッとして頂ければ更新の励みになります。